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女性ジュニパーさん

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キス描写

ふたりのキスが多いんですよ。たぶんふたりともキスが上手いし、もはやキスシーンが動画に見えてきた。キ、キスが……

Hシーンにたどり着くまでの展開とセリフがすごくエロい。さらに毎回延々としてそうなキス(※恋人じゃないのに)で終わるのでエロさ倍増。陽介はホント憎めない魔性だし、筋間さんの独占欲もグツグツ中強火ぐらいに見せているあたりがたまらないです。


cover design:河野直子(kawanote)

ステキなふたり

下巻を手に持って移動している途中、カラー画はどんなかな?と表紙を開いたら最後、洗面台の角に座ってラストまで読み終えてしまいました。いやぁ、二人とも同じぐらい好きなキャラっていうのは久しぶりです。

銀座にある祖父のお店を継いだ仕立て屋さん、ということで、もちろんスーツ姿がたくさん登場します。スーツのメンズはスタイルが良すぎて気になり、内容が入ってこないことがよくあるのですが、こちらも最初の数ページでそうかも…と思ったんです。2m以上はあるように見えるし(187cmらしい:本人談)、足が長すぎるよ〜とかね。でもその後はあまり気にならず、ストーリーに集中できました。

上巻はビジネスが中心。で、その上巻が下巻に効いているんですよね。絵も好みで、お店の内装や身につけているもの細部まで楽しめました。登場人物のバランスや登場頻度もちょうどよい感じ。何より「年下っぽくない年下攻め」が大変よかったです。ただ、裏表紙のあらすじと帯のアオリだけで、もう読んだ気になってしまうようなところはもったいないなと感じてしまった。

もともと仲の良い人と仕事のパートナーになるっていうのは、意外と面倒なことや嫌なことが多かったりする。でもこの順序なら、そして彼らならうまくやっていきそうですね。そう考えただけで癒されます。オフの日の過ごし方とか、家でがんばってご飯作って食べてるところとか…あと、スーツじゃない日はオールヌードでしてるんだろうなとか、勝手に想像してはニヤニヤしてます。

第7話の扉絵が特に好き♡


装丁 野本理香

ああ…ありがとう♡

今作にぴったりな、とてもかわいい表紙に帯。
若い彼らの、キラキラした未来を想像したくなるようなお話、最終巻まで読めてほんとうにシアワセでした。一年ぶりぐらいにBLを読んだのですが、手元に届いてから毎日こちらを開いています。お互いを想う気持ちに癒されて。キャラも勢ぞろいで。よかった。寂しいよ…でも、ありがとう!!!


装丁 - 野本理香

とてもとても…きみららしい

このふたりには、かなり思い入れがあるんですよね。当初自分はBL展開になると思わず読んでいて、なった時には戸惑ったりもしましたが、今作を読み終えてみればもう…って感じです。

ふたりの距離、会話、思い出、新たなエピソードも、あぁほんと大好きだなぁ。どれも少しずつ変わってきているのは確かなのに、大切なところは変わらないから、読者の心からズレていかないんだろうなと勝手に思っています。そして…ニューヘアも服装も可愛いし、ページをめくるのが毎度本当に楽しみなんですよね。

一番気になる部分が、ゆっくり丁寧に進んでいくように描かれていて、そこがまさに、すごく彼ららしいと思うんです。このふたりなら、きっとそうなるんじゃないかな、そうなってほしいな…っていう期待どおり。だからかな、久しぶりの再会ご飯シーンでは、気づいたらちょっと泣いてました。安心しちゃって。

とにかく、よい一冊だった♡
真嶋贔屓が加速しました。
これでまた、数ヶ月はがんばれそうです!


カバーデザイン 円と球

笑いたいのに泣けてくる

『ダーティダーリン』(2017)のスピンオフで、まるごと表題作。
仕事に没頭する毎日の裏側に、20年間秘めた想い。クローゼットにそっとしまっておきたいような気もしますが、ぜひたくさんの方に読んでほしい一冊でもあります。

本作『ダディダーリン』が始まったと知った時は「あぁ読者たちの願いが叶った!」と喜びました。しかし彼らの親世代のお話に、こんなにハマっちゃうとはなぁ。けっこうお腹に力が入ってしまうお話でもあるので、自分としてはしょっちゅう読み返す類いの作品じゃないはずなんですが、新刊のタワーを横目に今日もこの本に手を伸ばしています。

幼少期の正ちゃんの描写。これはズッキューン♡かわいいのはもちろんだけど、今の正児を、花雄さんを知っているだけに、最初の4ページでもうなんか泣けてくるんです。正児を自転車で保育園に迎えにいく若い花雄さんは、やはり美しかったし。ビジュ的にも開きたくなるんですよね。それに、ほしい言葉もあるし。正ちゃんは、ふたりの性格をうまいこととって、豪快さと繊細さを併せ持つやさしい子に育ったんだな…と、勝手に思ってニヤニヤしております。いつか花雄さんと正ちゃんが、じっくりゆっくり語ることができますように。ほろ酔いで。

そしてなにより主人公ふたりのやりとりが、段階ごとに「言葉」が表すものが明確になっていく感じが、何度読んでもいいなぁって思えるんです。ふたりの温度が同じというか。とても心地よいんですよね。だからセリフのやりとりも、スーッと入ってくる。「愛してる」の奥深さに、いろんな種類の愛情にホロリとなる作品でした。一方通行に見える気持ちは他の誰かから見ればそうではなかったり、そもそも大事なのはそこじゃなかったり。人生最大の迷いは、それが後悔になってからでも晴れる時がくる。よかった、よかったよ〜。彼らにこんなお話があって。

医師・羽場さんの新たな恋の始まりを祈りつつ、今日も本を閉じます。

あのとき裏ではこんなことが…なんてのもあるのでぜひ『ダーティ〜』と合わせて本作を読んでいただきたい。私のオススメとしては『ダーティ〜』(2017)→『ダディ〜』(本作)の順です。ただなんとなく、ですけどね。

カバー下、これも…なんかもうすごくよかったです。
キャラの一番それぞれっぽいところ全出しって感じで。


装幀:徳重甫+ベイブリッジ・スタジオ
表紙は淡いグレーに小ドット、裏表紙はそれを反転させた組み合わせ。背表紙も真ん中で2色に分かれています。

ACID TOWN 6 コミック

九號 

心休まるのはまだ先か

6巻ー。ようやく兵藤が主役の一冊となりましたね。彼の想いも、なかなか全部は見せてもらえないんですが、この焦らされ感もまた好きなんだなと考えてしまう読後です。美しい零児の登場は少なめでしたが、相変わらずなんとも惹かれるキャラクター。

ずっと曇り空の下みたいなお話なのに、そんな中だれもが誰かに憧れたり想ったり、誰もがだれかに大切にされているんだな…と。そんな作品はいくつもあるかもしれないけれど、『ACID TOWN』はそれがとてもストレートに入ってくる気がします。

ラスト2ページ、涙溜まってきてしまいました。
このイラストを前にすると、やはり次を待つしかありません…。

長すぎたすれ違いの、その先に思うこと

ああそうか、上下巻で完結というわけではなかったんですね。最近作者の情報をチェックしていなかったので、下巻の終わり方に、え?!私が一番読みたかった、知りたかった部分が端折られているじゃないか…とぽかーんとしていたのです。めちゃくちゃすれ違ってるね君たち…の期間がいやぁもう、長い!長かった!!なだけに、ジャンプして数年後こうなりました、というのにちょっとついていけなかった。あれもこれも、演出ということなんだろうな。

とにかくまぁ、続編があることを知ってホッとしました。

2019年5月24日より.Bloom本誌にて続編スタート♡(帯より)
「あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから)」

でも同時に、ラストが続編へつなげられた形だと感じられるのは、個人的に少々残念でもありました。その後があるとしても、「そこ」はこのタイトルでしっかり見せてほしかったような気もする。

上・下巻ともに300ページ超えでかなり分厚い新装版。
どうしても、帯は上下巻を交換したくなってしまう。左に園木、右に真嶋の表紙に慣れすぎてしまっているだけなんですけどね。そして「〇〇×〇〇」というのにもやっぱり慣れないな、このふたりの場合…。帯にそう書いてあるんだから、あぁそうなるんだろうなと思って読み進めるわけですが、やっぱり集中できない自分がちょっと悔しかったです。

この作品はBLにならないからこそ好きだったのかも…と感じている自分と、彼らが出した答え・選んだ道を見てみたくて、早く続編が読みたいと思う自分がいます。

なんだろう、なんとなくまだまだ小っ恥ずかしいのかな。
この子たちのHシーン…読めるかな、手で顔覆っちゃいそうなんですけど。
続編を読む頃には、慣れるかな。はぁオトナになれなくてすみません。
大好きな作品ですし、やっぱり読みたいです。

受験勉強ばかりの毎日でも苦じゃない理由を考える園木に、
いや違う!君には真嶋がいるからだよ!と3回ぐらいツッコミ入れる読者たち(笑)。


カバーデザイン 円と球


<以下は収録内容>

上巻:
◆1〜16話
◆おまけ漫画「園木編」・「真嶋編」各1頁
◆描き下ろし漫画「どうなれば満足なわけ?」(新装版描き下ろし)4頁

下巻:
◆17〜27話
◆描き下ろし漫画「…なんつって…………」(新装版描き下ろし)6頁
◆キャラクター紹介「みんなも!あちらこちらぼくら」主人公含む15名の、好きなものごと/苦手なものごと(新装版描き下ろし)5頁

また、各話の後にはおまけマンガが1頁あり、これは旧版には収録されていなかったもの。
紙版『あちらこちらぼくら2』(小学館)には18話までが収録されています。

STAYGOLD 4 コミック

秀良子 

しばらくなにも読めそうにない

読後なんとなく、ほかの本を読む気になれません。

いつまでもどこまでもせつなくて…でも私からするとやっぱりキラキラして見えるんです。
彼がひとりで泣く姿にただただ涙が溜まってきて止められなかった。
もちろん、生きててよかった〜!(&ゴング)でガッツポーズもしたけどね。

次に大粒の涙を見るのはきっと……
きっと!!!

あの曲は、私にとっても青春の曲です。

うーん…

楽しみにしているシリーズ作品の一つですが、8巻まで来てこうなるか…とガックリでした。最初のモノローグをチラと見て、こういうのは支倉だけで…と思ってしまった。自分は夏生のことに、もともとあまり興味がないからかもしれません。メインカップル以外は、あちらの世代はあちらでやってくれという勝手な願望もあり、個人的にはまーくんと支倉不足になっていくばかり。巻末の各1頁エピソードや特装版小冊子は大好物でした♡

心通う瞬間まで

表紙右の彼。彼の魅力は、後半まで読者にはあまり伝わってこない気がします。悪いヤツじゃないんだろうなぐらいの感じ…でもそこがいい、むしろ思いきり入り込めたのはそうだったからこそかもしれません。それから左の彼(真田・Ω)は、表紙では見えないのですが、左サイド刈り上げのヘアスタイルです。護身のために格闘技を身につけておりけっこう強い。ただ発情してしまうとーというところも見どころかと思います。

オメガバース作品におけるハラハラ・ドキドキに、隠し味として人情もプラス。
このあたりがやはりマスコ作品だなぁという感じでした。

このお話は切ない部分が多くを占めていますが、笑いもちゃんとありますよ。濃いめのおもしろキャラもしっかり登場させてくれて、どんぐりみたいなお子たちも忘れずドバーッと投入してくれて、通行人の中に紛れたキャラとか、動物園のパンダまで…あーやっぱり作者の本は細かいところまで楽しいな、好きだなぁと。こんなに読み返すとは思いませんでしたけどね。

もちろんエロも忘れちゃいけません。
行為の裏側に気持ちが、抱えているものが見えるからこそ、色気たっぷり、エロかった!
欲情スイッチ入ったと思ったら、次のコマで湿度はお風呂場並みじゃないか…スゴイ。

そしてなにより……。
安堵の気持ちが沸きあがってきている、ラストシーンでの真田の表情。
そこまでの出来事は、すべてこの時のためにあったと思ってしまいそうなエンディング。
あぁ、読めてよかったです。

カバー下イラストにキャラ紹介。これじーっと眺めてしまいます。みなさん服を着ているのですが、ボディの良さが透けて見えるようなところがいいよね。特に「真田がやべえ」(モノローグより拝借)。
本編では、お尻小さめ&服着てても、下着姿も、ヌードも全部よかったなぁ。

初回限定特典ペーパーがあります。脱げそうなシャツ姿の真田が美しい。


装丁 - 平谷美佐子