2022/04/01【第13回BLアワード2022】
BEST コミック 5位
読後優しい余韻に包まれる、友達でも恋人でもない2人の同居ライフ! 心に染みわたる繊細な心理描写に「この作品に出会えてよかった」という声が多数寄せられました。近すぎず遠すぎず、そっと寄り添い合うように時間を重ねていく中城と木内。唯一無二な2人の優しい世界観にずっと浸っていたくなること間違いなしです。
近すぎず遠すぎずの心地よい距離
この漫画の空気感がすごく好きです。本当にこんな2人がいるんじゃないかなと思わせるようなお話でした。上下巻合わせて読んで改めてタイトルの意味を考えると心がじんわりと暖かくなります。メインの2人は恋人や友達といった枠組みではなく唯一無二な関係性のように見えてすごく素敵だなと思いました。
匿名さん
木内さんの心に住む色々な葛藤を癒やす中城くんの人との距離感が読んでいてとても心地良かった。中城くん自身の影も親との関係や元カレとの事なども木内さんのフランクさで救われ、淡々と流れる日常にこちらの心もほんわかします。このふたりの暮らしはずっと見ていたいです。
いーゆさん
ゆっくりとした柔らかな時間軸の中、何か少し不穏な空気が漂っていて、でもそれを追求して解決するのではなく、2人で過ごす事で少しずつ紐解いていくストーリーが心に響きました。それが全て解決するわけではないけど、2人で居心地良い世界を作っていく。スッと心が締め付けられる作品です。
TOKOSANさん
劇的な出来事も、特別な展開もない。けれど、それでいい、それがいい。そう思えた作品です。
木内さんと中城くんがお互いの弱さを見せ合い支え合う様を見て、あぁよかった、2人なら大丈夫だと心から思いました。
noumisoさん
囚われて沈んで動けなくても、愛したい人に愛されなくても。暗いところにいる時に、光の方に無理に連れ出そうとされないことの救い。
苦しみながら楽しんだ、モラトリアムのような同居の日々。それが彼らにとってどうしたって必要なものであったこと。
「行かなそー」だとかつては思った海外旅行。巻末で描かれていたどこか異国の地での彼らの生活が、そこまでの過程に希望を感じさせてとても祝福に思いました。夢物語だった「家族と犬」の幸せな日々が現実味を持ってそこにあるのだなぁ。
Lukadondonさん
絵柄、ストーリー、2人の空気感、表紙のデザインや質感、全てが好みで素晴らしかったです。
セリフが少なくても、表情や間で十分伝わるものがあって、実写で映像化しても良いのではと思いました。
旅先の駅のホームで、中城くんが木内さんを抱きしめるシーンや、ベッドで2人泣きながら抱き合うシーンは、何回読んでも涙が出ました。
2人で映画を観てる時のキスや、お風呂でのキス、元彼と会ってからの階段でのキスなど…キスシーンは全部たまらん好きです!!
これからもずっと大切に読みたい作品です。
絵津鼓先生大好きです。
monpukuさん
心に刺さる繊細な心理描写
1人になった時、途端に気力がなくなり孤独に襲われる。
そんな心をそのまま描いたかのような、影が落ちるシーンに身に覚えがあって、ぞくりとしてしまいました。
読み応え抜群です。
あずき080さん
何度も読み返している大好きな作品です。絵もとても丁寧で温かくて大好きです。こちらの作品は読むたびに共感の仕方が変わります。細やかな心理描写に苦しくなったり安堵したり。描き下ろしの数年後の姿にいつも涙してしまいます。素晴らしい作品をありがとうございます!
チョビ2022さん
ヒリヒリする感覚もあり、でも、それを包み込む暖かさがあったと思います。物語の空気感が絵をみてるだけで伝わり、心が揺さぶられます。ラストは二人の思い描いていた未来を迎えられていて、こちらも幸せになれました!絵津鼓先生、最高です!!
やまぐりさん
1コマ1コマが丁寧で、登場人物の台詞、表情など、現実に近いです。
ベッドで心情を吐露するシーンが自分に言われたかのようにハッとさせられました。すごく心に残りました。何回も読み返したい作品です。
おちょまさん
何処にでもある何気ない日々を描いた作品ですが日常に溢れる理不尽な出来事やどうにもならない焦燥感がリアルで読んでいる時はジワジワと首を絞められているようなそんな息苦しさを感じ気が付くと泣いていました。だからこそ生活の中にあるほんのちいさな幸せを切り取ったような描写に胸が打たれ、最後はボロボロ泣きながら登場人物の幸せを願っていました、毎日を大切に生きようと思えるあたたかい優しいお話で大好きです。
bdipper0721さん
静かに流れる物語の中に共感する場面や、はっとなるシーンが随所にあって、その度に何度も読み返していました。中城くんや木内さんとの心の通わせ方、相手を思いやる気持ちや行動、台詞など胸に刺さりまくって、物語の端々に絵津鼓先生の作品に込めた想いを感じるようでした。後半の展開には、涙が止まらずぼろぼろ泣きながら読みました。出会えて良かったなぁと心から思う作品。表紙もとてもお洒落で素敵でした!
こまきのさん
お互いが心の中に秘めているものの核心に触れるかどうかギリギリなところを漂っている感じが不安定で読んでいるとハラハラするのに、でも何故だかふたりでいる空間は安らかで癒されて温かさを感じられるお話でした。
木内くんについては、明るい性格の中に時々見える陰の部分のことを早く知りたいけど、知ってしまうのもこわい気持ちに……。下巻の自分の本当の気持ちを告白したシーンには胸が締め付けられ、涙腺ゆるゆるになりました。
繊細な心理描写がお上手な絵津鼓先生。それでも登場人物に全てを語らせず、読者に考える余白を残しているので、読み手側はより登場人物の深いところまで想像して考え、物語に入り込んでいくのだと思います。
こゆんさん
オメガバースと獣人を掛け合わせた最強のもふきゅんBL! キツネ族でαの宇迦野とネズミ族でΩのさちお。食べられる恐怖に怯えながらも、少しずつ距離を縮めて芽生える愛に胸キュン必至です♥ ページを捲る手が止まらないテンポの良いストーリー展開と、可愛らしい2人のやり取りにハマるファンが続出しました!
捕食関係×オメガバースの斬新設定
オメガバーズ設定に+して捕食が絡んでくるのが面白い!!
Ωでネズミだから家で出来る漫画家を必死に頑張る健気でかわいいさちおに、αでキツネ編集の宇迦野さん、もう2人が最高すぎて1位一瞬で決めました!
梅干しが好きさん
けも×オメガバ!好き×好きジャンルはさることながら、捕食と被食、食欲と性欲、過去と今、色々な対比も織り込まれた一作。
ねずみ姿が可愛かったです。あとたまに瞳孔開いちゃうとこも好きです。
燻し銀さん
食欲と性欲の間の揺らぎ!新しい性癖です。登場人物が物語の良いスパイスとなっていました。飄々とした攻めと餌として見られてると思っている鈍くてかわいい受けの二人が良かったです。
のみやきさん
ネガティブなのに悲壮感がない、疲れるとネズミ姿になっちゃうウケが可愛くてツボでした!
実はスパダリなキツネの攻めもカッコいい。何よりオメガバース+獣性という設定が斬新でが面白ったです。
yurimさん
とにかくすべてが性癖に刺さる、文句無しの私のなかのBEST2021でした。オメガバースに各動物の特性がプラスされて、明るくもあり少しのほの暗さもあり、たくさんの設定がありながらどの要素も生かされていて最高です。とにかくさちおの愛くるしさたるや!続編も楽しみです。
タカサブレさん
オメガバースと捕食関係(人外)の設定が上手く噛み合っていて、とても読みやすいです。
ストーリーもシリアス、ギャグがいい塩梅でハラハラする場面もあったりしてとても面白いです。
そしてキャラクター達が人型、獣型に変化するのですがどちらの姿もとても魅力的で読む度に好きになります。
かにばろさん
幾多あるケモ耳、オメガバースの中でも新感覚なストーリーでした。
食物連鎖が絡めてあるのも、より番になる困難さが際立っていたと思います。
さちおが、弱いけど健気な強さを発揮してるし宇迦野の胡散臭さからの、さちおへの愛しさ溢れた心情が明かされるところは、痺れました。
続編も、楽しみです。
うーゆむさん
オメガバース×アニマル、題材がとっても面白く画力も高い先生なので最初から最後まで楽しかった作品です。
ネズミとして食べられる側としてのさちおがアルファでキツネの宇迦野さんに惹かれていく様子がとても丁寧で、食べたい欲求と向き合おうとする宇迦野さんを信頼していくさちおが可愛らしく、宇迦野さんは最後まで優しく……。
最後に番にならずに終えるオメガバースとしては斬新な二人の距離感が好きでした。
さくららさん
可愛さ満点!もふきゅんオンパレード
オメガバースと人外を組み合わせると、こんなに面白くなるなんて驚きでした。ネズミの時の胡桃沢が可愛いくてメロメロでした。宇迦野の最初から胡桃沢を大事にしてる雰囲気とか、余裕がなくなった時の顔とかカッコよかったです。
匿名さん
受けのさちおくん<ネズミ>と攻めの宇迦野さん<キツネ>のハラハラ獣×オメガバース!
オメガバースのカーストもありながら獣の捕食関係も絡まって読み応えがあります!
自分の気持ちに向き合い結ばれた後の2人がとっても可愛いです!
枯泣さん
オメガバース、獣人、と設定モリモリなのにお話の作り方、キャラクターの動かし方が本当にうまくて全く違和感なく世界観に浸れる作品です。はなさわ先生独特のセリフも大好きです。とにかく笑えるのに攻めはかっこよくて受けはかわいい、えっちシーンもすごく良いです(o˘◡˘o)
冴さん
大好きです!!!何度も読み返しました〜〜!!!もふもふがたまらなく可愛いくて癒され、えっちなシーンはとってもドキドキして読み終わった後の充実感がすごいです。オメガバースや獣人作品は多々ありますが、掛け合わさったことで今まで読んだことない新鮮感もあって楽しく読ませていただきました!
よしこまさん
こんなに面白くてキュンとするケモオメガバースってある!?
そうです、ここにありました。
漫画家で鼠のさちおと編集者で狐の宇迦野の掛け合い、攻防戦が最高に面白いです!
意地悪そうなのにさちおのことを大事にしてる実は紳士的な宇迦野にキュンとするし、鼠姿のさちおが庇護欲をそそる存在すぎて愛しいです。
続編も楽しみにしております!
しおちゃそ丼さん
オメガバものがたくさん増えてきた中、本作は群を抜いて本当に終始きゅんとギュンとジュルってなるところが多く、本当に大好きな作品です!ネズミ族のΩ・胡桃沢さんとキツネ族のα・宇迦野さんのやり取りがとても好きで狩られる側と狩る側ゆえに切ない部分もありますが、2人が結ばれて本当に嬉しかったです!いつか続編とかスピンオフとか本当期待したいです!
じゅんいちさん
究極に言えば【命がかかった恋物語】をゆるーくコミカルに描かれたオメガバースが斬新でとっても面白かった……!餌としての矜持を持って放つパワーワードが最高でサチオ語録が作れそうです。自分を捕食対象にしている宇迦野の前でスヤスヤ寝ちゃうサチオのゆる可愛さが堪りませんでした♡前途多難な関係だけど末永くラブラブしていてほしい!続編も楽しみに待ってます。
いるいるさん