2022/04/01【第13回BLアワード2022】
BEST ディープ 2位~3位
辛い…辛いのにページをめくる手が止まらない! 読者の方々からは号泣した、数日病んだ、数日寝込んだ…等々悲痛なコメントが数多く届きました。繊細な絵柄と大正ロマンの絶妙なコンビネーションはまさに芸術的。男娼である伊月の儚く艶やかな美しさに虜になること間違いなしです。
キャラ、設定、ストーリー…どれもが濃密!
表紙の美しさに惹かれて購入し、環の登場シーンで「あ、これ絶対好きなやつだ」と確信しました。下巻を読んでいるときは、何度も叫んだり悶えたり「うそでしょ…」と呟いたり、情緒が大忙し。
そしてシンプルに、大正時代の学生服がたまらんです。
とろろまるさん
絵、時代背景、薄暗くも綺麗な独特の雰囲気 全てどドドドドタイプで終始唾液が止まりませんでした。何故美しい少年というものはこんなにも人を狂わすのでしょうね。私も狂わされた人間のひとりですが(笑)。
勘弁してください。
匿名さん
最近読まさせていただきましたが、この作品を超える作品になかなか出会えなくて困ってるくらい、とても良かったです。苦しいシーンもありましたが、下巻での環には感情移入してしまいました。環が幸せになって欲しいと願いながらも、その難しさに私自身も苦しみ悲しみながら読まさせていただきました。愛とは難しいですね。とっても好きな作品です。ありがとうございました。
ジャスミさん
ストーリーの内容が面白すぎて、手が止まらなかったです!!
伊月は可愛いし、芳野はかっこいいし…。でも個人的には、結城さんと環さんのストーリの中にあった「子供をつくろう」というセリフが印象的でした。二人とも作ることはできないと分かっていたのに、そんなことを言ってしまう結城さん…。尊すぎます……。本当に大好きな作品です!!!!
千都瀬咲良さん
間違いなくマイベストBL殿堂入り。腐女子のツボがこれでもかというほど詰まりまくってて心が震える…時代背景、人物相関、壮絶ながら惹き付けられる物語、妖艶なエロ…その上純愛。全てにめちゃくちゃリビドー刺激されて悶え死ぬかと思いました。
上下巻どちらの話もよきだけど下巻はマジ泣きでした。未読さんがいたら一刻も早く読んで幸せな地獄を味わってほしい!!
magnolia415さん
ノミネートおめでとうございます!!
最近買ったばかりなのですが、何故!!!もっと早くに出会っていないのか?!?!と悔やみました。お互いが好きあっているのに好きって言えない、言ったらだめだ、とすれ違いながらも思い合ってる2人に泣きながら読み続けました……!!読み終えた後にもう一度タイトルをみてなるほど、と思いました!上巻も下巻も本当に素晴らしい作品で、この作品に出会うことができて幸せです!!!
みたわさん
ずっと待っていたあかねソラ先生の新刊!!読んでびっくり、想像以上にダークな雰囲気で、皆さんほんまにハッピーになれるんですか…と疑いたくもなりましたが、光はありました!
あかねソラ先生の美しい絵は間違いなく光要素(?)ですが、作中は闇と病みを感じつつも、最後はよかったね…と思えるはずの作品です。暗くて長いトンネルの抜けた先に光は待っている!よね!!
みんな幸せでいてほしいなと思います。
おおいさん
性癖に刺さりまくった神作!時代背景、主従関係、幼馴染み、葛藤、執着、耽美、切なさ全てが入ってるのにちゃんと纏ってて、下巻後半は涙が止まりませんでした。。更にコマ割りがうますぎる!流れや見せ方が上手だなと感じます。更に更にタイトルのネーミングセンスが秀逸過ぎる!何度も出てくるダンスシーンは見ものでした!
腐れ外道は誰なのかは読み手によって違ってくるのも面白い。段々と変化していく扉絵にも注目して読んでもらいたい作品です。
ちよこれいと55さん
お願い…頼むから幸せになって…
誰にスポットライトを当てるかによって、味方が変わってくる。お気に入りの作品です。4人が幸せになって欲しいと心から願っています。
Yuurinさん
最初悲しすぎるお話だったけど、下巻に切なさが爆発して大好きな作品になりました。どなたかのコメントで下巻まで必ず読んでとコメントされていましたが本当にそう思います。素敵な作品をありがとうございました。
pagさん
片方が幸せになれば、もう片方は不幸になる、分かっていても抑えきれない2人と、昔からの本当の好きを偽る2人、この執着とも思える思いも含めて色々な結末があるのだな…、と凄く感動しました( ; ; )
8llさん
美しさも逞しさも優しさも、寂しさも狡さも酷さもある作品。読みながら苦しくも思うけれどたまらなく良い…!どうにかなれた二人とどうにもなれなかった二人がとても良いです。読めば読むほど優しい地獄で、良すぎて心臓がギュッとするどころか臓器が潰れそうになります。
とうめいさん
世界観が最高で、本当に悪魔的に天才な作品だと思いました。辛い描写もあるし、決して明るくはない世界だけど、それでも何度何度も読み返して、その度に世界観に浸っています。
上巻は切ない中に光があって、伊月くんが本当に幸せになって良かったと心から思える作品です。
カルダモンさん
ヤバい作品に出会ったと思いました。ヤバさを自分の知っている言葉にはうまく還元できないけれど、多くの方に読んでほしい。
人の心の重さをずしーっと感じる作品。読んでるときは表皮の色合いのようにずっしり。読み終わった後は初夏の空の下にいるような気分。
ただただ、それぞれが幸せになれるようにと願わずにはいられない。
桜蔵さん
とにかくとにかく上下ともに切なくて愛情深く、それぞれ4人の感情に涙なしでは読めません…。
大正ロマンを感じさせる素敵なイラストと共に、そこではまだ貧富格差がある中ひたむきに生きている4人がたまらなく愛おしいです…4人全員抱きしめてあげたいくらい…(泣)。あかねソラ先生の素敵なキャラクター達、言葉選びがとにかく心に刺さります。大好きな作品です。
匿名さん
この作品は、人によってはハピエンかバドエンか別れると思います。私はハピエンだと感じています。どんなに悲しく辛いどうにもならない事へのの苦しさがありますが、みんなそれぞれ前に進めたのがとても良かったです。
読んでいる時も読み終わったあともただひたすらに切なく苦しく悲しい幸せになってくれという思いでした。胸を締め付けられるこの作品が私は1位だと思います!
オタクちゃんさん
BL作品を読んでこんなに泣いたことはないっていうくらい泣いて、感情がめちゃくちゃ揺さぶられた作品です。
自由が許されない時代で愛した人と一緒になれない悲しさ、辛さ、苦しみなどが言葉や表情の1つ1つから伝わってきて涙が溢れてきます。
それでも精一杯今を生きる姿に美しさと強さを感じました。
涙なしでは読めない作品ですがこの先もずっと心に残る大好きな作品です♡
misomiさん
幸せだけど、幸せじゃない。読了後、感情が迷子になる作品でした。感想もうまく言えないし、とにかくすごいものを見たな……と思いました。時代や御家柄等、自分たちではどうにもできないけど、それでも2人(結城×環)が2人だけにしか分からない幸せを築いていくのが激エモですし個人的にものすごく刺さりました。この作品を読むまではディープ部門を別の作品に投票しようと思っていたのですが、読んだら圧倒的1位になりました。
akoさん
『四代目・大和辰之』のスピンオフ作品最終巻! およそ4年の連載の末のエンディングに大満足の声が寄せられました。複雑に絡み合うはぐれ者たちの人生が、迫力満点なヤクザの抗争を絡めつつシリアスに描かれています。イケオジ同士の濡れ場はアダルティな雰囲気プンプン…こんな色気に耐えきれるわけがありません…!
ここに終焉!超大作の結末に涙
堂々完結。
正直、始まった時点でバッドエンドを予想していたんですが、こんなに素敵な終わり方になるとは。もう、最高です。卯一大好き。
みちこ☆さん
極道に生きる男たちの矜持と見栄と欲望とが入り混じる終着点がかここに。けど根底にあるのは「愛」。骨太なドラマを見た気分です。
mi★さん
卯ちゃんと明虎さんの27年…見届けられて本当によかったです…。破天荒な2人…似ているからこそ2人にしか分からない事が沢山あったんだと思います。
この作品のおかげでまた辰之も読み返してしばらくの間ジェラシーの世界に浸っていました!
こっくんさん
もう最後の最後で泣きました。そしてちょっと笑ってしまいました。1巻から読んできて卯一の明虎さんに対する執着心とかちょっと怖いとか思うところもあり、でも明虎さんも卯一が好きで。で、5巻の公園ですれ違う場面からもう持ってかれました。よかったね!卯一さん、って言いたかった。お幸せに……。
匿名さん
過去と現在が行き来するストーリー、ついに完結。麻巳さんに痺れた。長年燻ってた嫉妬があったにも関わらず叶わない相手と認めた松見も浅生田も麗華ちゃんもカッコよかったー。何十年ぶりの再会でモジモジしてるおじさん達、可愛いって思えました。枯れオジの魅力爆発な濡れ場も最高。『ジェラシー』のタイトルにピッタリないろんな感情が渦巻いている作品の最高のラストを見届けて。
aaaiiiaiさん
こちらは5巻にして完結です。
裏社会が舞台なので、かなり血なまぐさい描写や、人が死んだりもするのですが、出会うべくして出会った二人の魂と魂のぶつかりあいが痛々しい。それでも愛を求めて頑張る櫓木。櫓木の中では一本筋が通っている行動も、周りをどんどん巻き込んで悪い方へ悪い方へ進んでいってしまいます。
かなり不安な展開がずーっと続きますが、先生が用意したエンディングは今までの苦しみもこの時の為だったんだと納得できるようになっています。
emimimiさん
ついに完結した明虎と卯一の長い長い愛のお話。「みのりの手」から始まったシリーズのラストは長編映画の完結を見届けたような気持になりました。
”ジェラシー”というタイトルが物語るように、二人と周囲をとりまく環境は様々な嫉妬と欲望がはりめぐらされ、明虎と卯一の間にあるものは、恋だなんてキラキラ可愛いものじゃありませんでした。愛と増とすべてを受け入れ乗り越えた上で時間をかけてようやく手にした二人の愛はあまりに純粋で…。ラストは涙なしには読むことの出来ない至極のラブストーリです!!
ak20150610さん
大河ドラマみたいな、壮大で濃厚、まさにディープな作品でした。あまりにもディープだったので、2巻まで読んだあと、3巻に手を出せず、5巻の発売されてから、改めて最初から読み直しました。
嫉妬と執着と慈愛、似てないようで、似ている要素が複雑に絡み合って…最後の方は涙が止まらず、予想を良い意味で裏切ってくれた最終話は何回読んでも、ウルウルします。この作品読んでから、ますます福岡に行ってみたくなり、西日暮里を通ると、切なくなります。ベリ子先生、素敵な作品ありがとうございました。
匿名さん
オジ同士の純愛、あまりにも国宝
普通じゃない男たちの狂ったような情熱的な恋愛物語。
時間が解決もしてくれない程愛してしまった人との再会に胸がアツくなりました。そこまで愛せるってある意味ピュアだよね。
サウスポーさん
これは本当に素晴らしい作品です。綺麗事一切なし。人は誰でも腹黒な部分を持っているし、善人に見える人ほど残酷で、残酷に見える人ほど愛情深い。どちらが悪いとか良いではなく、誰だって人を愛してしまうことからは逃れられない。わかりやすく善人と悪人が描かれることが多いBL作品の中でこれは異色かつ比類なき作品です。
piggieさん
卯一が離れる決心をしてからのセックスは本当に切なかったけど、明虎さんがお前は俺のもんだ!と熱い気持ちが爆発したの見れて良かったです。
おじさんになった明虎さんはなんだかかわいくて自信が無いからハチを使っていたのも分かってほっこり。若い頃と立場逆転してそう。
時間はかかったけどこれからふたりで一緒に幸せになってほしいです。
nyaaayuuさん
ストーリー展開は、極道の世界も絡んでおり、やはりどこ影があるように感じるのですが、現在から過去への回想を経ての再会は壮大な人生を魅せられたように感じます。読了感がすごいです!そして何よりひとりひとりのキャラがすごく魅力的です。それぞれの思惑や葛藤、想いがすごく丁寧に描かれており、大好きな作品のひとつです。
おみねさん
完結した今、こんな激情のこもった大作まとめて読めるなんて幸せだな!!と思います。幸せとは、家族とは、将来をつむぐ子供とは、を考えさせられる。サイドのキャラも本当に魅力的で話に厚みを持たせてるけど、やっぱり主役のキャラ造形が凄い…卯一の狂気と明虎さんの溢れる雄み、それからお互い想う愛にひれ伏してしまう。唯一無二の物語なので多くの人に読んで欲しい、本当に。
まりもこさん
『四代目・大和辰之』の時には“何、この人!むっちゃ嫌いなんですけど!”と思っていた卯一のことを、こんなに愛しく思えるようになるなんて。
与えすぎる明虎と奪いすぎる卯一。「僕を捨てて。そしたらもっといい男になるから」には涙が溢れてもう。どうしても諦めきれなかった二人が再び巡り会えて本当に良かった…。
ベリ子先生がSNSにあげてくださるその後の二人や麗華ちゃんを拝見するたび、しみじみと幸せを噛みしめています。
翔ノ雅さん
男の嫉妬の醜さと美しさを存分に味わえる作品です。最終巻となる今作は最初から最後まで涙が止まりませんでした。
登場人物のそれぞれの愛がぶつかり良い影響だけじゃなく、悪い影響も与えてしまう。苦しさに何度本を閉じたかわかりません。27年後、反社のおっさん2人のモジモジがとても可愛かったです。さまざまな困難を乗り越えて家族になり、新しく2人の物語が進んでいくことに胸がいっぱいになりました。ケツで攻めを抱く!スカベリ先生の世界観最高でした。大好きです。
匿名さん
何度も息を詰まらせながら読んでいたジェラシーもついに完結。
5巻では長くわからなかった登場人物の本心が明らかになり、ああなるほどな……と今までザワザワしていた気持ちがストンと落ち着きました。
ジェラシーでは人間の外の皮一枚ベロンッと剥いたところを何度も見せられた気がします。
『四代目・大和辰之』の前日譚として始まったジェラシー。謎の生き物「櫓木 卯一」の正体を知りたくて読み始めたけど、こんなにういちゃんに振り回されるなんて思っていなかったです。
こゆんさん