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庭師BLは萌えの泉「これで萌え死ぬなら本望」

2019/09/18 18:36

一般誌連載の庭師×板前が単行本化!意外と多い庭師BLをご紹介♪

 

一般漫画誌『月刊コミックビーム』にて連載中のBL作品『てだれもんら』(著:中野シズカ)を知っていますか? 2019年9月12日(木)にはファン待望の単行本が発売され、今大注目の作品なのです!!


小料理割烹「薫風」で働く元ヤンの板前・星野トオルと、謎めいた庭師・鷹木明。2人はあることがきっかけで友人となり、明の家でトオルが作った料理を肴に晩酌する仲に。指先で魅せる手練れ者たちの丁寧な暮らしと、物の怪を巡る非日常の融合。『てだれもんら』でしか読めない世界がぎゅっと詰め込まれた一冊になっています。

本作、萌え死ぬなら本望、と思うだけの萌えポイントは本っ当にたくさんあるのですが…まずひとつは元ヤン板前・トオルが明といるときの真っ直ぐすぎる笑顔。「楽しい!」「幸せ!」「好き!」がビンビン溢れ出てしまっている隠す気ゼロの好意が眩しい…!

でも本人は隠そうとして少しツンツンした態度を取っているのがこれまた愛おしさ全開です。そして寡黙な庭師・明の「お仕事シーン」も必見。多くを語らずとも心優しい明の素朴な魅力が伝わってきます。そして顔も良い…眼福……。

繊細に作り込まれたお料理や、生き生きとした緑が見えるようなお庭、それらを生業とし日々を大事に生きるトオルと明。お仕事漫画としても癒しをくれる作品ですが、そこで終わらない萌えがあるのがこの作品のすごいところだと思います。読み進めるうちにじわじわ…じわじわ…と萌えが襲ってきますよ!!

1巻ではそれぞれの過去が少しずつ明らかになっていき…? 今後の2人の関係の変化も気になりすぎる! 次巻にも期待大です!

第1話の試し読みはこちらから♪

さて、今回フィーチャーされた職業のひとつ、庭師。意外にも庭師をメインカップリングに据えるBLは多かったのです。ちるちるに寄せられたレビューとともに、いくつかご紹介していきます。

庭師受け

星とハリネズミ』那梧なゆた

 

 

ぶっきらぼうな庭師の春潔が新鮮でした。
腰にぶら下げている道具一式とか作業着かっこいいです。
でもめっちゃピアス開いてるし
実は恋愛下手で非常にシャイなところも意外で楽しかった!
普通にしてるとクールなのに
郁美の前ではすぐ顔が赤くなっちゃってピュアいなぁ。
大学生の郁美は優しいんだけど突っ走ってしまうところもあるので
これも若さだね~と微笑ましくなりつつ
清潔をもっと信じてあげようねと思ってしまいました。
むしろ大学にいる郁美を見たら清潔の方が心配しちゃうんじゃないのかな。
ライバルがうじゃうじゃいそうな感じするし。
しかし郁美の気持ちが凄く分かってしまった“作業着でのハメ撮り”希望!!

――東雲月虹さん

 

猿喰山疑獄事件』ARUKU

 

 

一話目で思うのは、「ああ、この孤独な社長の心を、純朴な庭師が溶かすんだろうなァ」と。
ベタベタ展開予測ですが、そういう話は好きだし、評価が高いのは知ってたから、「どんなドラマティックなストーリー展開の末に、二人は結ばれるんだろうなー」という期待にワクテカしつつ読みすすめました。
や、もう、そんな予測を立てちゃってごめんなさい、全面降伏です。完全に舐めてましたね。

そう、全然そんな話じゃなかったのだ。
話は二転三転していきます。
新しい事実が明らかになるたびに、思わずページを戻って読み返してました。そのたび、なんとなく読み流してた伏線の秀逸さに驚いてました。

――むつこさん

 

庭師攻め

茅島氏の優雅な生活』麻々原絵里依/原作:遠野春日

 

 

とんでもない大富豪で、無職。
はじめ原作小説を読んだ時はけっこう衝撃でした。
働いていない!
無職!
ありえん!

BLに出て来るお金持ちは、社長・貴族・王子様とかそういう人たちが多かった。
いずれも無職とは言い難い立場にあり、なにかしら動き働いているというイメージなのです。

しかし、しっかり作中にも「茅島氏は無職である」と。
とりあえず、この辺りからもう心鷲掴みされていました。
いったいどんな話になるのだろう、と。

そして、主人公たる登場人物の名前。
茅島氏は茅島澄人とフルネームが出てきますが、庭師は名前が一切出てきません。
茅島氏も「お前」などと呼びます。
名前が出てこないことが少し残念でもあり、逆に名前が出てこずに茅島氏が「お前」と呼ぶことで、彼がやはり傅かれる立場の人間なんだな、と思わせられるのです。
そんな本来、傅かれるべき茅島氏に逆らい自分の良いように振舞うのが庭師なのでしょう。

原作小説ももちろん好きですが、コミック版もかなり素敵な仕上がり。

――もこもこさん

 

童貞膜少年』三雲譲

 

 

生まれつき童貞膜を持った透(受け)が主人公という、インパクト大のトンデモ設定です。
その体質ゆえ、18歳の誕生日には富豪に売られることが決まっている透。
毎晩のように実兄に性調教を受け、監禁同然の日々を過ごします。

この実兄が黒髪眼鏡で好みど真ん中!だったことと、弟にかなり執着しているように見えたので、兄側の心情も知りたかったなぁと思います。

そんな透の前に現れたのが庭師の遼牙(攻め)。
登場シーンの晴れやかな笑顔がとても印象的です!

この作家さんは、笑顔の場面で大きなコマを惜しげもなく使うのですが、そのコマのどれもが魅力的で、すごく引き込まれました。

――ねこぷーさん

 

いかがでしょうか? 皆さんの気になる庭師BLはありましたか?
庭師BLの魅力は、雇い主との身分違いの恋や、寡黙で純朴そうな庭師が見せるギャップ萌えにありそうです。今となっては俗世とは少し離れた職業であるからこそ、何にも染まらないプラトニックな人物が恋をすることでどのように変わっていくのか……その過程に読み応えがあり萌えを見出せるのだと思います。

更に庭師の作業服に萌えを見出す方も多いのでは?
警察官、リーマン、医者など、王道なコスチュームから少し外れた作業効率重視のTHE・作業服は、依然踏み荒らされていない萌えの秘境とも言えるのかもしれませんね! 働く男万歳!!!

担当BLソムリエ:砂糖あべり
ハピエン厨な黄昏腐女子だけど、読んでみないとわからないしとりあえず何でも読む!最近はセッなし純情BLがアツい。

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