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庭師×板前。「この作品で萌え死ぬならば本望です」鶴谷香央理
デビュー当時からずっと、
「この方はそこはかとない色気の漂う男性同士の関係性を描かれる方だな…」
と思っていたのですが、いよいよこの時が来ました。
先生の繊細なトーンワーク、独特のペンのタッチや
ノスタルジックで妖しい世界観はそのままに、
いつもより少しかわいくて、少し親しみ深い、
もしかしたらどこかですれ違っているかも…と思ってしまうような
不思議な登場人物達のお話を楽しむことができます。
これからの展開が待ち遠しいです。
この作品を知らなかったことがくやしい、というくらい素敵な本でした。
てだれたちの仕事と生活、そして恋。
板前のトオルと、庭師の明。いつもトオルは土曜日の夜、明の家で一緒にご飯を食べ、眠る。
板前さんのお仕事ぶりが楽しい。そして、明の方は、何やら庭の怪を退治する特殊なお仕事のよう。
トオルは自分の気持ちを言い出せないまま、そばにいられるのを喜んでいる。明は淡々としているようで、懐深い。まあ、惚れちゃうのもわかる。
そこへ第三の庭師が。。
トオルの過去は、二人はこれからどうなるのか、というところでつづく。早く2巻が読みたい〜
「てだれもんら」=手練れ者たち
登場人物にキラキラしたわかりやすいイケメンは出てきません。試し読みで、大丈夫と思った方、S(少し)F(不思議)な話が好きな方、BL<<お仕事描写くらいの比率が好きな方にはぜひオススメしたいです。
あと、メシテロ的な部分が少しあるので空腹時に読まない方がいいかも。
続きもので、この一巻は終盤に向かってBがLする気配がだんだん濃くなっていきます。そこも楽しめるし私は特に、
明の“厄介”な庭師の仕事描写に読みごたえを感じました。
どうぞネタバレなし、予備知識なしで読んでみてください。
最初は普通に庭師×料理人のお話かと思ったのですがそれだけでは無いのですね!
裏表紙にも書いてあるし、あらすじもちゃんと読めばキーワードは書いてありますけど、気付かずに読み進んでの意外な展開に、得した気分になりました!もしよければ何も前情報無く読んでみてください。
これは続巻が気になりますね~!!
絵がとても不思議です。主線をあまり使わずにトーンの濃淡で描く部分が多く、この手法と光の表現との親和性が高いため、幻想的な空気感を出すのに一役買っていると思います。この個性はとても素敵に感じます。イマドキの絵ではないかもしれないけど、綺麗だし、イケメンだと(私は)思いますw
仕事中の男はカッコイイよね!
どうやらこの本の前に「庭師の仕事の方」の話が既に一冊出ていて、(BLではなく、このお話と繋がっているとかでは無さそうですが)もともとこの世界観をずっと大切に温めていた作家さんなのではないでしょうか。そちらも読んでみようかと思案中。
たぶん夏目友人帳系統がお好きな人は気に入って頂けるのでは…?
じわじわとくるらしい。
とだけ知ってようやく読めました。もっと早く知れば良かった!!!
予備知識なしで読んだので途中から急に「へっ?」て、そこからずぶずぶ。
意外に意外を重ねていて、内容も関係もなにもかも気になるところで終わっているので、半年前でこれ。
まだ待つのはかなりしんどい。早く続き。
ていうぞくぞくでいっぱいです。
最初は背景や小物だけ写真的な絵の奥行きがわからなかったんだけど、突然深くなります。
続刊待機の、期待の神で。