【てだれもんら】を読んだらこちらも
BLとは縁遠い庭にまつわるオムニバス
これといったストーリーはないもののちょっと不思議な庭という世界に迷い込む
そのなかでも
【prologue 庭師の仕事】のきれいな始末の泉や【庭師の休日】の闘魚の美しさと切なさ儚さは【てだれもんら】の原型らしい独特なお話 どちらを先に読んでも違和感なくいける
表題作の【にわにはににん】も迷うことで庭に捕まり抜け出せなくなる者と迷いの先にあるものを知る者 迷いとともに生きるには
何かに迷ったときに 何も考えず読みたい1冊です