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表題作淫らな白衣 色道秘伝書・白の巻

同じ大学の研究員 一色聖也 27歳
泌尿器科医の次男で大学一年生 東野早瀬 18歳

同時収録作品参考文献 狩野一色 覚え書き 意訳

薬師 狩野一色
秀頼公の若衆 千早丸 

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

江戸時代より将軍家の御殿医として色道を極めてきた東野クリニック。
後継者である長男の至道は、京都で薬学を学ぶ美しい弟、早瀬を、異常なまでに溺愛していた。
そんな早瀬が恋をした。
相手は同じ大学の研究生、一色。
由緒ある薬師の家系、百人一首を愛し、媚薬の研究に没頭する男…。
その昔、失われたという一対の秘伝書『色道指南書』が呼び寄せる、運命の出会いと三つ巴の愛憎劇。

作品情報

作品名
淫らな白衣 色道秘伝書・白の巻
著者
剛しいら 
イラスト
櫻井しゅしゅしゅ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784872575811
2

(4)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

シリアスな笑いを誘うエロ探求作品

性の伝道師の家系に生まれた青年が
敵対する一族の息子で媚薬を研究する男と
禁断の恋に落ちる…というややぶっ飛んだ設定を
大真面目なトーンで描いた作品。


江戸時代から将軍の御殿医の家柄で、
今は、表の顔は泌尿器科医、裏では客にセックス指南を行う東埜家。
持ちを長くするために、一体どんな鍛え方しとんねん!?
とツッコミたくなるくらい一族の皆様は絶倫なんですがw、
そこの次男で、裏稼業のことは知らされず箱入りで育てられた
まっさらな美青年・早瀬(受)が主人公です。

早瀬が大学で知り合った研究生・一色(攻)は
性のイロハを記した古文書をめぐり東埜家と対立する家系。
早瀬は、病的にブラコンな兄により
家に閉じ込められてしまい…というロミジュリ的な展開。


設定は壮大で面白いし、
CP的にも男前×健気美人で結構好きなんですが、
・引き離されて→結ばれるまでのクライマックスが簡単すぎ
・早瀬(受)が性に対してあまりに受身で女の子っぽい
・早瀬に執着するブラコン兄があまりに胸糞悪すぎる点。
(セクハラも監禁もやりたい放題で、
 お咎めなしなのが著しくモヤっとします;)
・・・などの理由から評価は低めです。

でも、そんな兄のスピンオフ(電子書籍オンリーで読めます)は
わりと好きだったりします。
兄は相変わらず糞野郎なんですが、お相手のキャラが良いのです。

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