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表題作流れる星を追いかけて

ワイルドな若手人気俳優・大河
天才的な若手人気俳優・真知

あらすじ

アメリカの新進俳優、20歳の羽鳥真知は、憧れの野田大河と競演するため日本へやってきた。
大河が異母兄であることは、真知だけが知っている秘密だ。
大河は両親ともに名優で、ワイルドな色気たっぷりの人気俳優。
真知は、ユニセックスな顔立ち、細い肢体と天才的な演技の才能の持ち主だ。
撮影前のある日、互いに面識のない2人は偶然出会う。
突然の出会いに真知は、大河に熱いまなざしを向けながらも逃げ出してしまう。
そんな真知が気になる大河。
追えば追うほど逃げる真知を、大河は乱暴に抱いてしまい…。
いけないと知りつつ大河を拒絶できない真知と何も知らない大河は、やがて恋に堕ち…。
禁断の兄弟愛の行方は。


禁断の愛に堕ちた兄弟。欲しいのはお前だけ

20歳の羽島真知は、憧れの俳優で24歳の野田大河との競演のためアメリカから日本へ。出会いの日、真知は大河を無視し、大河はその非礼のせいで真知に興味を持ち陥落させようと夢中になるが、二人は実は兄弟で?!

作品情報

作品名
流れる星を追いかけて
著者
染井吉乃 
イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094207996
1.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
1
評価数
2
平均
1.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

「中立」と「しゅみじゃない」で迷いましたが

挿絵が目当てで読んで、この作家さんも初めてだったのですが・・・
初めから終わりまで終始メインの二人に共感持てず読み終わってしまいました。
設定的には異母兄弟もの、役者、片方が兄弟であることを知っている(ので切ないはず!)、という私が好きな条件が揃っていたんですけれども。
攻めはともかく(初めて抱いたときには、なぜ抱くのか動機がよく分からなかったのは置いといて)、受けのやりたいことが理解できなくてダメでした。
そのせいで「切ない」という気持ちが全く感じられなかったという結果に・・・(涙)。

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ラストに超展開

アメリカから逆輸入する形で有名になった俳優、真知は、ずっと憧れていた俳優、大河と共演するために日本に戻ってきた。
実は彼と真知が異母兄弟であることはごく一部だけの秘密だ。
撮影を前にして、真知は大河と偶然出会うが、心の準備が出来ていなかった真知はつい無視して逃げ出してしまう。
自分に熱いまなざしを送っておきながら逃げ出した真知が気になった大河は真知が誘っているのだと思い、彼をを抱いてしまうが……

イラスト買い。
異母兄弟モノで役者×役者。
兄弟であることをばらしてはいけないけれど、惹かれてしまうという主人公の葛藤は切なくてよかった。
攻もはじめ俺様で自分勝手だけれど、主人公への想いを自覚してからは本来のいい男に。

けれど、ラスト付近でいきなりの超展開。
お互いは異母兄弟同士。しかもそれぞれの保護者には反対されることは間違いないけれど、この想いは止められない。
そんな中で主人公(受)が女子高生がパパにおねだりするように養父にカミングアウトして解決☆って、無茶な。思わずええっ?!!ってなったよ。
ここまでくると逆に新しいような気もしてしまう不思議。

そういえば全編通して役者をアクターって表記しているのがなんともくすぐったい感じだったかもしれません。


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