特典

  • 「オメガの寵妃は甘い閨で孕む」発売記念ペーパー

「オメガの寵妃は甘い閨で孕む」発売記念ペーパー

omega no chouhi wa amai neya de haramu

商品説明

特約店で購入すると貰える、共通書き下ろしSSペーパーです。
片面印刷。

内容:本編終了後、ルシウスがナイル王国にやって来て数週間後のお話です。
発情期を迎えたネフェルに代わり、子供達の世話を担当する事になったルシウスー。

作品情報

作品名
「オメガの寵妃は甘い閨で孕む」発売記念ペーパー
著者
華藤えれな 
イラスト
石田惠美 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
オメガの寵妃は甘い閨で孕む(但し特約店での購入のみ)
4

(2)

(0)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

いちいち笑えて仕方ないSSでした

特約店で購入すると貰える、共通書き下ろし特典ペーパーになります。

ルシウス視点で、本編終了後の家族四人での幸せな日常を、コミカルに綴ったSSになります。
ルシウスにとっては大変不本意な評価でしょうが、こいつ、意外と面白いヤツじゃんかよ!と。

とりあえず、本編では語られなかった家族四人での幸せな日常を垣間見る事が出来て、とても満足だったりします。
以下、内容です。



ルシウスがローマからナイル王国にやって来て数週間後ー。
二人が共に暮らすようになってから、初めての発情期がネフェルに訪れます。
その為、昼間は子供達の世話を担当する事にしたルシウス。

クインの着替えを済ませたあと、ルティのオムツ替えに取りかかります。
「パパ、それだとオムツがとれちゃうよ」
ぎこちないルシウスの手つきを見て、呆れたように苦笑するクイン。

クインはルシウスに瓜二つで、いずれローマ皇帝に。
そして、ネフェルに瓜二つの次男ルティは、ナイルのファラオになるだろうと思いを馳せるルシウス。
ネフェルの強い希望により、ファラオであるネフェル自身が子育てをしているんですね。

なかなかオムツというのは難しいものだー。

「くっ、どうしても布が弛んでしまうな」
ルシウスの不馴れな手つきが気に入らないようで、足をバタつかせるルティに、苦戦するルシウス。

これは闘技場で戦うより難しい。
何という細やかな技術がいるのだ!

乳母や召し使いが心配そうに見守る中、「ローマ皇帝たるもの、不可能な事があっては困るのだ!」と、懸命にオムツを替えるルシウスー。
ナイル王国のファラオに可能な事が、ローマ皇帝にできないとは。
あとからネフェルに「これだから新興国のローマは」と、バカにされてしまう・・・!
妖艶な笑みを浮かべ、そんなふうな事を口にするネフェルを思い浮かべ、自分を奮い立たせるルシウス。
なんとかオムツ替えを完了させます。

「すごいね、パパもやれば出来るじゃないか」
「やれば出来るとはどういう事だ、父に向かって」
「えっ、だってママが言ってたから。偉大なナイル王家の血をひいていないパパは、不器用で無骨でも仕方ないって」

ネフェル様のヤツ・・・。今夜はとことんお仕置きしてやらないと!

「クィンダメだぞ、父親の事をそんな風バカにしては」
「バカになんてしてないよ。その代わり、パパは世界一強くて優しくて、とっても格好いい皇帝だってママが誉めてたよ。誰より愛してるって」
「ネフェル様が・・・そんな事を?」

途端に、知性や教養が無い、腕自慢だけのアルファだと思われていても、どうでもよくなるルシウス。

「じゃあ、おやすみ。いい子で昼寝するんだぞ」

息子達を寝かしつけ、ルシウスはネフェルの寝室に向かいます。
寝台に眠るネフェルを見て、その愛らしさと美しさに見惚れるルシウス。
目を覚ましたネフェルに、育児がだいぶ出来るようになった事。
そして少し疲れた事を語ります。

「ダメだ、育児で疲れたなんて。私はいつもしているのだからー」
微笑み、もたれかかってくるネフェルから漂う艶かしい香りに、陶然とするルシウス。

「そういえば、俺の事を無骨だと子供たちに言ってたそうですね。ひどいじゃないですか。」
「仕方ない、本当の事だ」
「またそんな事を。今日はたっぷりあなたにお仕置きするつもりですから、覚悟して下さいね」
「仕置き? 何をするつもりだ」

それはー。


と言うお話になります。

「ローマ皇帝たるもの!(キリッ)」と、重大なミッションかのようにオムツ替えに取り組むルシウスが笑えます。
また、ネフェルに怒ってたかと思うと、「誰より愛してる」の一言で機嫌を急上昇させる。
おいおい、ローマを建て直し皇帝となった男も、愛する伴侶の手にかかれば形無しだな!と。

と、いちいち笑えて仕方ないんですが、同時に愛に満ち溢れた幸せな日常なんですよね。
本編では親子四人が再会した所で終了の為、その後の日常を綴ったこのSSは、とても嬉しかったです。

1

本編より

こちらのSSの方が面白かったです。

ルシウスがローマ皇帝になってからようやくナイル王国にやって来て、数週間経った頃のお話でした。

ネフィルは久しぶりの発情期が重いらしく寝込んでいて、子供達の世話に奮闘するルシウスの様子でした。

ネフィルが自ら子育てをしていた事にほっこりしました。しかしネフィルの長男のクィンへのルシウスの説明が酷かった。ww

確かに貴族の子息から奴隷に落とされたルシウスは教養は無いかもしれない。武骨かもしれない。でも不器用で知性が無くて頼り無いとは思えないんだけど。

さすがファラオは我が子に言うことが違うと思いました。でもバカにしていた訳では無くて大好きで愛してるって言ってて安心しました。

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