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表題作マル特捜査!?少年手帳

九条祭
高校生
日渡渚
童顔刑事

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  • あとがき

あらすじ

少年は目に包帯、両手に鎖を巻き付け飛び降りた。
薔薇と“セブンスチャイルド”という文字を遺し…。
童顔刑事・日渡渚は、持ち前の美少年顔と“サイコメトリ”能力で、死亡した少年の通っていた聖ロザモンド学園・高等部へ潜入捜査をすることに!渚を「ジュリエット」と呼ぶ九条祭、学園を牛耳る生徒会に振り回される捜査線上に、浮かび上がってきた謎の儀式…。
次々と起こる、事件の真相とは。

作品情報

作品名
マル特捜査!?少年手帳
著者
斎王ことり 
イラスト
凱王安也子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062558310
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

童顔刑事奮闘記

 凱王先生のイラストにつられて購入しちゃいました。線が細くて美しい。
 
 刑事である日渡渚は、童顔ゆえにある事件の潜入捜査のため、聖ロザモンド学園高等部に転入する。転入早々、目に包帯を巻いた少年が落下してきたところに遭遇した渚は、その少年から「ジュリエット」と呼ばれ、付きまとわれるようになる。
 その学園は、小学校からのエスカレーター式、全寮制であり、時期はずれの転入生・渚は目立つ存在。そして、薔薇に囲まれた瀟洒な館では、美形の生徒会メンバーが学園を掌握し、生徒たちからカリスマ的に慕われている、という謎めいた雰囲気。
 事件の被害者と思われる少年が通っていた学園で、少しでも証言を得るため話を聞きだそうとする渚だが、演劇部・期待の星の九条祭にジュリエットに認定されてしまったことで、何度も邪魔され、捜査どころじゃない・・・
 祭というやつは、美少年で何でもこなしてしまうのだが、いかんせん人の話を聞かず自分中心なので、ときどきイラっとくるとこもありました。
 渚は、生徒に何回も中学生に間違われていて、どんだけ童顔なんだー!
 こういう崇拝されてる生徒会長だとか、謎の生徒会とかが存在する学園ってちょっと憧れだったりします。今回の事件は、この学園にとどまらず、一帯に波及している根本の原因があるので、次作ではこのあたりも解明されていくのでしょうか。とりあえず、もう3巻まで買ってしまっているので、のんびり読んでみたいと思います♪

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