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偽花嫁は暴君皇帝に寵愛される

nisehanayome ha boukunkutei ni tyouai sareru

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表題作偽花嫁は暴君皇帝に寵愛される

クラウディオ,30歳,新興国ミラネス帝国の皇帝
エルナンド,18歳,貧乏小国コントレーラスの末王子

あらすじ

王子たちも自ら仕事に就かないとやっていけないほど困窮している小国、コントレーラス王国。十八歳の末王子・エルナンドも、皆の食事を支えるため畑仕事を担当していた。そんな折、エルナンドに突然父王から命令が…。破竹の勢いで領土を増やしているという新興国・ミラネス帝国の皇帝に、「秘匿されて育った王女」と偽って輿入れしろというのだ墨谷佐和勇猛果敢で知られるミラネスのクラウディオ皇帝には、各国から人質のように捧げられた皇妃がすでに二十八人おり、エルナンドはその二十九番目。皇帝は戦にしか興味がなく、おそらく閨に呼ばれることもないだろう。こうしてたった一人の従者を連れてひっそりと後宮入りしたエルナンドだったが、王宮で土いじりに精を出しているのが逆に興味をひかれてしまい、ある日、皇帝に呼ばれ湯浴みの手伝いをさせられることに。湯殿でついに女装がばれ、エルナンドは窮地に陥るが…。

作品情報

作品名
偽花嫁は暴君皇帝に寵愛される
著者
御子柴くれは 
イラスト
ルシヴィオ 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
電子発売日
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
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神率
0%

レビュー投稿数1

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激辛のカスタマーレビューを読んで、本当にそうなの?と興味が沸いて、
キンドルの読み放題で購読。

レビューの指摘は否めませんが、すんなり読める文章です。
そんなに変じゃない。

主人公が、王宮の中庭で、菜園の作業をしている場面がありましたが、
屋敷内の菜園作りは、アントワネットが流行発信源で、
中世の貴族王族のステータスシンボルだったそうなので、違和感ないです。
この物語のように貧乏だからという理由ではなく、
当時の貴族はアントワネットのように田舎風を楽しみたかったようです。

物語の中で季節の移ろい、時間経過の目安になる季語的事象が描写されていないという指摘は、それは著者の作風、個性なんじゃない?
気にならないし、季節感は特に必要な要素と思わない。

貧乏な国を助ける為に、男子であることを隠して嫁ぐ美貌の王子が苦労に負けず、幸せを掴む、シンデレラ物語。オメガバースを盛り込まない、男嫁の設定です。

著者プロフィールを読んで、作品を生み出す背景を理解しました。
書くことが好きで、読んだ人がどう感じるかより、売れても売れなくても、楽しく書いている。
創作姿勢が分かれば、それを踏まえて読めばいいだけ。
それなりに楽しめました。

著者のHPに、「嫌がらせ投稿について、訴訟の準備をしている」云々の記載があったので、関連あるのか気になりました。

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