「BL営業ってなんですか?」天然ワンコ×引きこもりオタクの共同生活♪

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家猫ノラは大型犬が苦手

ieneko nora wa oogataken ganigate

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表題作家猫ノラは大型犬が苦手

久山陸,23歳,フリーター
遠坂秋道,28歳,バーチャルYouTuber

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下・プロフィール、間取り

あらすじ

活親を亡くして苦学生としてがんばってきた主人公・久山陸は、縁あっておんぼろ下宿に住むことに。
そこにいたのは、イケメンだが人嫌いのプログラマーのオタク・遠坂秋道。
実は彼は、“飼い主”とのBL営業で人気を博している、有名なVtuber・家猫ノラだった!
何もわからない陸だが、秋道にどんどん惹かれていって――。

作品情報

作品名
家猫ノラは大型犬が苦手
著者
藤谷一帆 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784040649993
3.6

(17)

(4)

萌々

(5)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
61
評価数
17
平均
3.6 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数3

大型犬×家猫

デビューコミックスとは思えません!
年下わんこ攻め×年上ツンデレ受けのラブコメで、絵もお上手だし、ストーリー的にもグイグイ読ませてくれます。

肉親を亡くして一人ぼっちになった陸は、ボロ下宿で(ほぼ)引きこもりの秋道と同居する事になります。
人嫌いの秋道に冷たく当たられ、それでも仲良くなりたいと前向きな陸が健気です。
時折見せる強引さもウザくなくて、母性本能をくすぐるキャラがイイ!

実は、秋道は人気Vtuberの〝家猫ノラ〟
ゲームもやらず、慎ましく暮らしてきた陸には未知の世界なんですね。
その世界には秋道を好きな人が沢山いると知って、自分ももっと秋道を知りたいと思うようになるのです。

秋道のことを尊敬する陸に、バーチャルなんて偽物だと断言する秋道。
そんな頑なな秋道がファンミでリスナーと触れ合い、ファンの熱意を感じて陸に思いを馳せる所が好きでした。
応援してくれるリスナーは偽物じゃないですもんね。
秋道に刺激され、自分の人生を見つめ直す陸も良かった。

ツンデフォの秋道が、陸の優しさに触れて少しずつ心を開き、デレの部分を覗かせるようになる過程が胸きゅんポイントです!
心だけじゃなく、身体まで開いていくところが堪りません‼︎
懐かない猫を手懐ける感覚、いいですよね^^

陸が秋道を好きになる流れが急に思えましたが、カバー下の下宿の間取りや、プロフィールまで楽しく読ませて頂きました。
次回作にも期待しています!

5

年下ワンコ攻めの破壊力を再認識できる♡

初めて読んだ藤谷一帆先生の作品です。
藤谷一帆先生のデビューコミックスになります。

フリーター 久山 陸とバーチャルYouTuber 遠坂 秋道のお話。

たった1人の身内である祖母が亡くなり、祖母の昔なじみが所有する元下宿屋に住むことになった陸。
木造築40年で駅から徒歩20分の元下宿屋に、今は1人だけが住んでいます。
それは、職業不明で不愛想な秋道でした。
何とか秋道と仲良くなろうと試みる陸ですが、ことごとく拒絶されてしまいます。
そんなある日、雷の停電がキッカケで秋道の離れの部屋を観てしまいました。
部屋にあるのは多数のモニターやフィギュア、そしてファンレター…。
秋道は有名なVtuberの「家猫ノラ」だったのです!

デビューコミックスとは思えないほど、完成度が高い作品でした。
藤谷一帆先生は絵が丁寧で、コマ割りや背景の使い方も上手なので読みやすかったです。
また、オタクの秋道が素直な陸に徐々に心を開いていく過程も良かったです。
しかし、Vtuber(バーチャルYouTuber)は好みが分かれる設定かも?と思いました。
YouTubeを視聴している人ならば、1度は目にしたことがあるバーチャルYouTuberの存在。
確かに、イマドキで時代にもマッチしているのですが…。
でも、Vtuberを知らなくても楽しく読み進められました。
もしかしたら、この作品を機にVtuberに興味を持つ人もいると思います。
個人的に、VtuberのBL営業ってすごくHな感じがする (〃艸〃)

このお話には、当て馬?として秋道の元下宿人が登場します。
まさに逆恨みって感じですが、秋道に粘着する要因が知りたかったな。
脇キャラとしては、同じくVtuberで家猫ノラのパパ兼飼い主 古賀晴人くんが登場します。
この晴人くんが明るくていい子なんですよ~。
晴人くんのパンダのパンツがお気に入り♡

Hシーンは、本編ではありませんが描き下ろしであります。
本編の最後にあるHシーンは途中まで…なのに、エロい(笑)
年下ワンコ攻めって、やっぱり可愛さが半端ないな~。
ぜひその可愛さを本編でご確認ください。

描き下ろし『れんしゅうの本番』
晴人くんにBL同人誌を借りて脳内練習をしていた陸の成果は?
いやーん、もっと見たかったよ~。

これからが楽しみな作家先生のデビューコミックスが読めて得した気分です。
秋道と陸の心理描写もきちんと描かれていたので物語に入り込めました。
孤独を抱えている秋道と陸はどこか同じ匂いがするんでしょうね。
タイトル通りに、ちゃんと猫と犬のイメージにも当てはまっていましたよ。
これから次のステージに進む2人がそれぞれの舞台で活躍することを願います。

ちなみに、藤谷一帆先生のエロが想像以上にお上手でした~。
やはり絵柄が綺麗だとガン見しちゃいますね(笑)

バーチャルYouTuberが好きな方にも、何となく知っている方にもおすすめの作品です。

4

甘えたわんことツンツン猫

フレンドリーでわんこ気質な陸と人と接さずにひとりでいたい野良猫気質な秋道。

はじめの秋道が過去のことでいろいろと抱えていたとはいえ陸に対する拒絶感がなかなかだったわりに案外すんなりと気を許したり、陸の秋道への気持ちのベクトルが向くのがちょっと性急に感じたりと気持ちの動きが少し早足かなあ、という印象でした。

が、ふたりを見ていると人懐こい甘えたな大型わんこがツンツンな野良猫にしっぽをぶんぶん振って近づいて、最初は猫パンチとかされるけど諦めずにぐいぐいいって、次第に猫が絆されて最終的には寄り添いながら一緒に丸まって寝る…みたいな絵面が浮かんでほっこりとしました。

甘える表情(可愛い)の陸に、んぐうっとさせられちゃう秋道、というパターンがいい感じでした。

ひとりぼっちだった陸とひとりでいようとしていた秋道がお互い歩み寄って一緒いられる存在になってよかった。
Vtuberという題材も面白かったですし、スッキリとして線の綺麗な絵が読みやすかったです。

酒落斎と家猫ノラ(キャラデザがこれまた可愛い)の絡みとか薄い本も見てみたいな〜、と思いました(笑)

0

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