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表題作囚われた砂の天使

アシュファル/アル・ザファール王国の王族 
萩原凛/大学生 童顔 「サラフェル」と呼ばれる

あらすじ

砂漠ツアーに参加した大学生の凛は、その広大な砂漠で迷子になり、気がつくと豊潤なオイルマネーを持つアル・ザファール王国の、豪華な宮殿の中にいた。褐色の肌にプラチナ色の髪、翠の瞳の第一王位継承者アシュファルから天使と寵愛を受ける。かつての王が1万と1日目に天使に出会ったという伝説の再来というのだ。『お前は私の手の中で天使サラフェルとして宮殿で暮らすんだ』と翻弄され快感の渦に堕とされた凛は、その施される刺激に淫らに色づいて!!

作品情報

作品名
囚われた砂の天使
著者
上原ありあ 
イラスト
有馬かつみ 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784903012957
2

(2)

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萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

うーん

話の流れは先にレビューなさったうえおさんが書かれているので省略しますが、
私もあんまり話の流れ(構成かも)に納得いかないというか…なんというかでした。
そして雰囲気的にもあんまりだったかなぁと思います。
BLは「かぎかっこ」がすごく重要だと思うんですけど、
セリフが好みでなかったのですよ…。

でも、好きなところもあります。
アシュファルの姉でマリアムって女性が出てくるんですが、
彼女の登場シーンはなんとなく萌えです。女なんですけどね。
だから、私の願望としては、マリアムが凛を苛めたり、凛にイタズラしたりして、
それを見たアシュファルが激怒するとか、
それを見て自分も興奮しちゃうとか、
そういうエグいシーンがあったら良かったのにと思います。


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意外とこじんまり!?

アシュファル・アル・ハーリス(アル・ザファール王国の王族 魅力的な容姿)×萩原凛(大学生 童顔 天使「サラフェル」と呼ばれる)

一人旅でアル・ザファール王国にやってきた凛は砂漠体験ツアーに参加しますが、凛一人を砂漠に残したままツアーガイドたちは帰ってしまいます。市街地に向けひたすら歩き続けていたその時車が通りかかりますがそこで凛の意識は途絶えます。凛を助けたのはアル・ザファール王国の王族の一人だというアシュファルで、自分たちがあの時間・あの場所で出会ったのは伝説の天使「サラフェル」の言い伝え通りだと凛をその天使になぞらえ、そのまま宮殿に軟禁状態にしてしまいます。

アラブものは私にとってあまりなじみのないジャンルの1つで、正直この作品がアラブというジャンルの中でどういう位置になるのか(王道なのか変化球系なのか)はっきりと判断できないのですが、読みなれていない私にとっても特別驚かされる設定や展開などはなく(アラブに来て王族と関わることになった経緯、伝説になぞらえたアシュファルと凛の出会い、裏切りによる危機など)、ある程度アラブものとして予想していた範囲内で繰り広げられる話で、逆にもっとめちゃくちゃな展開も頭に入れていたので「意外と普通なんだ…」とちょっと肩透かしな感じもありました。

アシュファルと凛が運命で結ばれた二人(若干アシュファルの演出もありますが)だというのは理解した上で、アシュファルが凛に惹かれた理由は結構ありきたりとは言えまぁ分かるのですが、逆に凛が何故アシュファルに惹かれたのかが分からず唐突にくっ付いた印象だったのがちょっと微妙だったかなと思います(アシュファルの外見には最初から釘付けだったみたいなので決め手はそこだったのかな!?)。話の展開は特にイヤな点はなかったのですが、ラブ的なところでは私のツボには一切引っかからず、キャラ萌えもしなかったという事で[中立]です。

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