特典

  • 「竜人皇帝の溺愛花嫁」電子書籍特典 書き下ろし短編「相思相愛の一対」

「竜人皇帝の溺愛花嫁」電子書籍特典 書き下ろし短編「相思相愛の一対」

ryujin koutei no dekiai hanayome

  • 電子専門

商品説明

電子書籍特典 書き下ろし短編
「相思相愛の一対」
お后教育を頑張る蒼霖だったが…

作品情報

作品名
「竜人皇帝の溺愛花嫁」電子書籍特典 書き下ろし短編「相思相愛の一対」
著者
市川紗弓 
イラスト
古澤エノ 
媒体
特典
電子発売日
付いてきた作品(特典の場合)
竜人皇帝の溺愛花嫁
4

(1)

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萌々

(1)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

湘がとても良い男でした

清風国の竜人皇帝の湘に嫁ぐ事になった蒼霖は、お后教育を頑張っていました。

それというのも蒼霖は貧民街出身で、更には前例のない男性皇后なので男女両方の教育を受ける事になったからでした。

勉強に集中するために湘の後宮への来訪を断っているので、そのため湘と一緒に過ごす時間が減ってしまっていました。

その日は翌日の書学の特別授業に備えて、臨書を済ませておく予定でした。というのも湘の恩師が遠方からわざわざ教えに来てくれる予定なので、湘に相応しい后だと認めて欲しかったからでした。

ですが疲れた身体で墨をすり始めると、勢いあまって墨が飛び散ってしまうのです。
そんな時に湘が現れて蒼霖の顔に付いた墨を優しく拭ってくれて、もう休むように勧めてくれるのでした。

それでもと焦る蒼霖に心配は要らないと、湘は丁寧に諭します。
湘は多くの教師から蒼霖の様子を聞いて、恩師との授業が蒼霖の息抜きになればと考えていたのでした。

湘に見合うようになりたいという蒼霖に、皇后教育の真髄を説く湘がとても頼もしいお話でした。父母である先代皇帝と皇后の治世を恥じて、必死に賢王として務めて来た湘の言葉は違いました。

ようやく納得してから二人は久しぶりに触れ合うのですが、房中術まで習ってる蒼霖がかなり大胆になっていました。

出会うべくして出会った二人の幸せそうなその後の様子でした。本編では夏に子供が産まれていたので、婚礼の儀で蒼霖は身籠らなかったと思うので、もしかしてこの時の子かなと思ってしまいました。

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