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表題作 壬生の番い

土方歳三(α) → 木島隆一

沖田総介(Ω) → 増田俊樹

その他キャラ
斎藤一[白井悠介]

あらすじ

激動の幕末で惹かれ合うオメガバース!
新選組副長・土方歳三(α)×沖田家末裔・総介(Ω)

激動の幕末で惹かれ合うオメガバース!
Cocoaball原案、篁ふみ漫画の『壬生の番い』がドラマCDで発売!
ジャケットイラストは篁ふみ氏による描きおろしです!

≪ストーリー≫
沖田家で唯一のオメガとして生まれ虐げられていた沖田総介(CV.増田俊樹)は、ヒートを抑える新薬を多量接種して気を失い幕末にタイムスリップしてしまう。
そこで新選組副長の土方歳三(CV.木島隆一)と出会い、沖田総司として屯所へ連れていかれることになった。
新選組での生活を余儀なくされる中で、土方に徐々に心惹かれていく総介。
しかし土方は総介を沖田総司だと思い込んでいる。
そして激動の幕末、新選組の名を広く知らしめたあの事件の日を迎えることとなる―――。

作品情報

作品名
壬生の番い
著者
篁ふみ 
原作
cocoaball 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
cocoaball
収録時間
66 分
発売日
JANコード
4582210989079
4.5

(7)

(5)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
32
評価数
7
平均
4.5 / 5
神率
71.4%

レビュー投稿数2

新選組×オメガバース

ジャケットイラストの美しさ、そしてキャストに吸い寄せられるように視聴。
BLCDは配信派なので、同時発売ありがたいです...!

■キャスティングについて
木島さんの攻演技はお初でしたが、とっっっ(ためてためて)...ても良かったです...(五体投地)
某ラップコンテンツのホストキャラのイメージが強すぎたので、
登場してからしばらくは「これほんとうに木島さんなのか!?」と動揺しましたが、めちゃくちゃ硬派で・落ち着いていて・ムッツリで(!?)堪りませんでした。
息遣いも舌遣いも下品じゃないのに官能的で、お上手ですね...!!!!!
今後、攻演技もしっかりチェックしようと心に誓いました。

対する受役は増田さんです。
くすぐったいような甘いお声、控えめで上品な嬌声、
作品の雰囲気にも合っていると思います。

そして重要キャラの斎藤一役には白井さん。
メイン以外でお聴きするのは久々でしたが、
個人的に好きなトーンのお声だったので、予想外にたっぷり楽しめてお得でした!
(笑)

■ストーリーについて
タイムスリップだ!新選組だ!オメガバースも付けとくよ!!
と設定がてんこ盛り!!ですが思いのほかとっ散らかっていない不思議よ...
正直歴史モノにさほど興味がない私ですが、
雰囲気を楽しむのに丁度良い塩梅でした。

斎藤さんの恋の行方(!?)や、
ホンモノの沖田総司はどこへ...など気になることもあるので、
続巻に期待して良いのでしょうか...(コミック未読)

■アニメイト・ポケドラ限定盤特典「新婚さんは前掛けが大事」
いや、これ聴くべきでしょ!?!?!
ていうか本編に入れるべきでは?!?!?!!
16分30秒ほどの尺の中で、独占欲も性欲も剥き出しの土方さんと・それに煽られてかいつも以上に声をあらげちゃう総介がたっぷりと描かれています♡濃密~~!!
特典と侮るなかれ...でした。

3

雰囲気だけ 声優の芝居を楽しむCD

原作既読です。
まず、その原作自体、大したストーリーがありません。
オメガバースの設定もろくに活かされてはおらず、オメガはただヒートのある厄介な属性で、アルファと番いになって守ってもらうしかない、(妊娠することも無さそう)、というような感じの大雑把さで、結局話の軸をどこに置きたかったのかがよくわかりません。
ただ【新選組×オメガバ×タイムスリップものやりたい】という大枠の欲求だけで、中身を何も煮詰めずに作られた感じです。

また、原作ではもっと現代パートが描かれており、総介に薬を処方している叔父が登場し、二人の会話の中で沖田総司もオメガだったのではないか、といった話が出てきたり、処方された新薬をODしたことで総介は過去へ飛んだ、というような流れがあるのですが(電子書籍の試し読みの範囲でもその辺りは読めます)、そういった部分はCDでは一切カットされているので、イントロダクションのイの字も無い唐突な始まりです。

総介が屯所の仲間と交流するシーンもカットされていて、土方さんが何をもって総介が新選組に必要だと感じたのか、また総介にどう惹かれたのか、というような辺りが原作以上に全くスカスカでストーリーに説得力がありません。

面白味があるのは斎藤さんの方だと思います。
が、こちらも、原作単行本では土方×総介の本編が終わった後(下巻後半)に総司の話が補完されているのですが、CDにその話は無いので、『え、で……?』という状態で終わってしまっています。
いずれにしても、斎藤さんがめちゃくちゃ可哀想です。
とにかく私の今作の一番の感想は『斎藤さんが本当に可哀想』でした。
白井さんのお芝居が最高です。
一番最後の「この世におりません」という台詞の重みが、あの軽妙な声音でふわりとその場に落とされていくからこそ際立って、ぎゅっと胸が締め付けられます。

勿論、白井さんだけでなく、メインの増田さん、木島さんも大変素晴らしかったです。
増田さんのよくできた嫁感×えちかわのバランスがとても良く、且つ、細かいお芝居が本当にナチュラルで心地良くて可愛いです。
木島さんのお芝居をガッツリと聴くのは今回がほぼはじめてだったのですが、ドクソイケ攻めボイスが最高でした。
このお三方は本当にぴっっったりでした!

お芝居が素晴らしかった分、話の中身の無さと、あと、SEの足りなさも残念でした。
ねずみの玩具のくだりとかテンポ良くていいなと思っていたのですが、メインイベントである土方さんと総介がいたすシーンでは臨場感がイマイチで、原作を読んでいないと想像だけで埋めるのは限界があるだろうと感じました。


というわけで、キャストのお芝居9割、斎藤さんの不憫さ1割での評価です。

あ、メインテーマ曲は雰囲気あって好きでした。

1

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