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表題作焦がれる指先 (新装版)

津田 基也,脳神経外科医,御曹司
白石 朋貴,心臓内科医

同時収録作品いたずらな指先

若宮 広輔(34歳・青年実業家)
岡 克彦(新米理学療法士)

その他の収録作品

  • 触れあう指先
  • おまけ(新装版描き下ろし)

あらすじ

「俺のことだけを考えてここを疼かせておくんだ」
年下の外科医・津田に愛される悦びを教えられた内科医・白石。同棲を始めて2年経っても、愛の営みは濃厚になるばかり。しかし津田の叔父だという美丈夫・若宮が二人の仲を裂こうと白石に近づいて・・・!?

作品情報

作品名
焦がれる指先 (新装版)
著者
東野裕 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
支配する指先
発売日
ISBN
9784862632166
3

(5)

(0)

萌々

(0)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
15
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

病院が舞台

「支配する指先」の続編。病院が舞台の2カップルの話です。
手術室、心電図室、病室でとエッチ三昧なので病院好きにはお勧めです。

前作の主役カップルが主人公の表題作「焦がれる指先」は、全3話。
白石(受け)が主人公。津田(攻め)が身を引こうとする話です。表題作でも仲直りエッチして抱擁でのエンドと十分甘いのですが、巻末の描き下ろし「触れあう指先」10ページではちょっとSMチックなベッドシーンがありました!

「いたずらな指先」
克彦(受け)が、若宮(攻め・津田の兄)に振り回される話です。
こちらは克彦が理学療法士として頑張って仕事していますという感じがして良いなと思いました。

前作のショートの積み重ねのような作品が新鮮で面白かったので、今回の全3話はふつうの作品っぽくて、うーん…でした。控えめな白石が押してくるという内容には、おおっ、と思いましたが。

周囲の女性陣(看護師や見合い相手)がBLに理解があるのが楽しかったです。一応秘めてはいるらしいんですけれど、態度からモロバレですよ!

0

こんな美味しい病院が存在するなら、腐女子として幸せなのに(笑)

『支配する指先』の続編!
こちらも新装版になります。

新装版に当たって、新しく書き下ろされたイラストを見ると、昔とは絵柄が変わってるのがよく分かります。
改めて進化されてるんだなあと思いました。

『焦がれる指先』、『触れあう指先』
前作で結ばれた津田 × 白石が同棲を始めて2年後のお話になります。

津田にお見合い話が⁉︎
津田は当たり前のように断ったものの、叔父で大企業の社長を務める若宮が説得するために登場!
最初は2人を別れさすつもりで、白石に接触してくるのだけれど…
白石の事が気に入った若宮は、自分のものにしてしまおうと画策し始めて、2人の邪魔をしてきます!

若宮の登場で、頼りなさげな白石は揺れ動き大丈夫かとハラハラさせられるものの、津田を信じると決めてからの白石の強さ、愛の告白にはキュンとしました。
そして、津田のブレなさが男前度を上げてくれています。
最初は嫌な奴だな〜という印象だったものの、言葉にしなくても、白石への愛情を行動で示してくれる津田の一途さは良かったです。
2年という月日を、濃密でエロテックに愛し合い続けた2人の絆は深く強かったです。

番外編は、本編のその後を津田視点で描かれています。
あ〜甘過ぎです(笑)ご馳走様でした!

あと見所は、腐女子さん達が何気に沢山登場しています(笑)
お医者様&イケメン揃いだと腐女子心も燻られますよね(笑)
お見合い相手の女性もナイスな腐女子さんでしたし、
何と言って間、看護士達のあくまでも妄想域なんだけれど、大当たりな腐女子っぷりが笑えます。
「白石先生にキスマーク♡キャー」
なんて、職場でこんな会話出来たら楽しいのにな〜と実は本気で思ってしまいました(笑)

2冊通して、この2人のエロスをガッツリ堪能出来るので、読み応えは充分ありました。

『いたずらな指先』
津田の叔父&大企業の社長•若宮 × 新人理学療法士•岡の年の差年上攻。

岡が原因で怪我をする若宮。
その償いにリハビリ&看護をするのだけれど⁉︎
セクハラ親父の若宮に毎日からかわれてしまう岡。
そんな時、院内で白石先生と楽しそうに話す若宮を見てしまい⁉︎

私好みのセクハラ親父登場です(笑)
津田と白石に絡んで来た時は、嫌な人だな〜と印象は悪かったんですけど、もう一気に株が上がりました。
最初はからかって楽しんでいただけなのに、思わず本気になってしまった34歳の年上攻様!
案外余裕のなさを見せてくれた所が、人間味が出ていて素敵でした!
岡も強気なタイプだけど、健気で可愛らしくて好きでした。

津田 × 白石の大人の雰囲気漂うエロスとは一転して、ほのぼの可愛らしいお話になっていて良かったです。

絵柄は癖があるので苦手な方もいるかもしれませんけど、俺様攻&医者もの、エロ系のお話を読みたい方にはオススメです。

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こんなエロいお医者では診察が心配になります

「支配する指先」の続編、津田の家の事情が明らかになり、また叔父の登場で白石再び翻弄されまくりの巻きです。

津田と同居するようになって早二年、白石はすっかり仕込まれて津田を見るだけで発情しております。
でも、とっても幸せを感じているんです。
そこへ若宮という、津田の叔父が登場します。
津田は大きな財閥系企業の直系・嫡子なのですが、後継を蹴って医者になったのです。
津田を家に戻すため、白石と別れさそうと若宮が策略・工作するのです。
何も話てくれない津田に白石はそれでも信じようと、一人で色々動くのですが、すっかり若宮の策略にはまってしまって。
全てを知った白石が、津田を迎えに行き「もっと愛したい」と告白。
結構、きちんとした筋立てにがっつりエロも入って、きちんとしたお話にできあがっております。

「いたずらな指先」は上で出てきた若宮のラブの話。
怪我をして入院した先の理学療法士をリハビリ中にもてあそんじゃうのですが、本気になるお話で、きちんと彼にもハッピーエンドを用意してあげている心遣いが憎いですね~

「触れあう指先」は、津田視点のどんなに白石がエロいかの自慢話のようで、ごちそうさま・満腹でありますと、当てられます。

それにしても、こんなエロい白石先生では仕事に差し支えが出そうで、もし患者なら主治医にはなってほしくないですね(苦笑)

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