特典

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「ウサギの国の甘やか初恋保育園」コミコミスタジオ特典ペーパー「兎神の十日夜」

usagi no kuni no amayaka hatsukoi hoikuen

商品説明

新刊発刊記念・コミコミオリジナル特典書き下ろしSSペーパー
B5版4つ折り両面にてイラスト1頁+小説7頁
10月10日に行われる収穫祭のお話になります。

作品情報

作品名
「ウサギの国の甘やか初恋保育園」コミコミスタジオ特典ペーパー「兎神の十日夜」
著者
松雪奈々 
イラスト
亀井高秀 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
ウサギの国の甘やか初恋保育園(コミコミのみ)
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

厳かに舞ったつもりでしたが

本品は『ウサギの国の甘やか初恋保育園』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、10月10日に行われる収穫祭のお話になります。

兎神である稲葉が畑の収穫物についての記帳をしていると
左衛門が「とおやかんや」の相談にやってきます。

初めてきく「トオカンヤ」に目をぱちくりしていると
10月10日に行われる収穫祭のことで
聖人の言い伝えでは日本でも行われていると言われますが
稲葉には覚えがありません。

生れる前に廃れたか、1部の地域のお祭りかもしれないと
自分が何をすればいいのかと左衛門に問うと

地面の髪に実りの感謝を伝えるべく
藁づとと藁鉄砲をもって待って欲しいと言われますが
話をしながら徐々に興奮していく左衛門に
いつもながら何をしたらそうなるのか不思議です。

しかも舞の振り付けは決まっておらず
「感謝が伝わるものならいかようにも」と丸投げされ
困ってしまいます。

「できない」と言えばこの地では踊れないのか
この地を見捨てるのかと詰め寄られて泣かれてしまい
拒み切れなくなくなってしまいます。

果たしてウサギ神はどんな舞を披露するのか!?

B5サイズ両面にて
兎紙視点によるお祭り「とおかんや」のお話になります。

当日陽が暮れると役場の中庭の菜園に人々が集まりだし
稲葉は音とともに菜園の前に立つと2つのわら細工が差し出され、
雅楽のような音楽が流れます。

稲葉はなるべく脳や歌舞伎のような動きをイメージし
唯一踊れるソーラン節もどきを踊ると大きな拍手がわきますが
鼻血を垂らしたり、股間を抑える者達がいて
ちょっと引いてしまいますが

左衛門には刺激的で感動的だったと絶賛され
王には無自覚に人々を誘惑しすぎだと言われてしまう

・・・というコミカルなお話でした。

兎神が何をしてもエロく見えてしまうのは
もう仕方がないのでしょうが
何がエロいのかが判らないのが一番の問題ですね。

でもこの噛み合わなさが面白いシリーズなので
またの機会があると嬉しいです (^-^)v

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