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表題作冷ややかな熱情

堂島旬吾・金属メーカー営業部・27歳
浅羽史季・金属メーカー営業部・29歳

あらすじ

「あなたは俺に逆らうことはできないんですよ」密かな片想いを見破られた日から、会社の後輩・堂島に抱かれるようになった史季。
堂島は気まぐれに身体を求めてきては、史季を心ごと陵辱する。
こんなに冷淡で不遜な男に、どうして惹かれるのを止められないんだろう…。
想いを断ち切るように堂島を避け始めた史季。
けれどその途端、なぜか苛立つ堂島は執着を露にするようになり―。

作品情報

作品名
冷ややかな熱情
著者
榊花月 
イラスト
サクラサクヤ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199004506
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

不器用な俺様攻めが可愛い

リーマンとリーマン。
心なき肉体関係を関係を結ばされる受け。
さらに攻めは婚約し、受けがそれを問いただすと「お前は肉便器だ」と言い放つようなサイテーな攻め。
たぶん10人中9人までが、この俺様攻めを可愛いとは思わないだろうなァと思いました。
でも私にはめちゃくちゃ可愛かったです。可愛くて可哀想でした。
こんな小難しい暴れ馬な男を御する自信なんてないから、リアルには近づきたくないタイプだけどさw
たまらなく不器用で、たまらなく子供っぽいのだ。でも、鉄壁の俺様っぷりのせいで、彼のそういう部分に誰も気づかないのだ。
もちろん受けも最初は気づかない。ひたすら翻弄され、傷つけられるばかりで。
焦れたぶん、最後のプチ下克上に萌えました。

榊さんはやっぱり俺様攻めを描くのが上手いなと思います。私好みです。
こういう攻めが万人ウケしないのは分かってるし、だからこういう攻めを書かれる作家さんは少なくて、貴重だなと思います。

1

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