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表題作Mr.シンンデレラ 義息が上司と恋をした

溝口守彦,37歳,局長 
唐沢義徳,28歳,エロ雑誌の編集長

あらすじ

萌え系エロ雑誌の新編集長を任された唐沢良徳は、修羅場と濡れ場に塗れ仕事に奔走する日々。
ある日印刷所の火事をきっかけに、なんと尊敬すべき編集局長の溝口守彦と急接近。
有能で色男な局長に迫られ、まんまと餌食にされてしまった!?品行方正な愛する息子をたぶらかされて、唐沢の義父は大激怒。
「お義父さんゴメンナサイ!」セクハラ上司と子煩悩な義父の間で揺れる、大人のメルヘンチック・オフィスラブ。

作品情報

作品名
Mr.シンンデレラ 義息が上司と恋をした
著者
日向唯稀 
イラスト
日向せいりょう 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775510308
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

お気づかいの紳士の計算された手腕

オフィスで素敵な紳士・上司と急接近。
大人のラブのはずが、ドタバタコメディになちゃうのはやっぱ舞台が修羅場つづきの編集社だからでしょうか
それも主人公は男性向けのエロ雑誌の編集長。
同じフロアにはレディコミ(大奥)とBL担当部署(アマゾネス)の編集部が隣り合い、日々お姉さま方の妄想ネタを提供するのですw

そんな中で奮闘中の唐沢、たとえ義父になんと言われようと仕事に情熱を注ぐ爽やか系・好青年です。

ストーリーは、社内の内輪豪華パーティーに残業で出られなくなったことから始まります。シンデレラのようにいじめはないけど、お姉さま方は残業につかまった唐沢を見捨てとっとこ着飾って退散。
泣く泣く居残り、パーティーも終わったそのころに王子様の登場です。

しかもパーティーのメインディッシュフルコースの包折を持って・・・冷えたシャンパン(別売り)付き ←ここ重要!

お気づかいの紳士が現れたらう~ん正直私ならこの時点でおちるかも//

ねぎらいの言葉をかけてくれ、残った仕事を手伝ってくれるという・・・
なんて素敵な上司なんでしょう。

とはいえ主人公ごくごく普通の熱血編集。どこまでも現実的思考は崩れません。

ですがアダルト広告サイトを見ながら、局長の一言が唐沢を狂わせていくのです。
「ところで、唐沢君。この広告商品、こっそり使ってみたいと思わないかい?」
「一人で使うのは、ちょっとだけど。君と一緒ならいいかな・・・と。ねえ」

ここで入ったイラストの局長がカッコよすぎて憤死モノです!
唐沢はこの時からBLの妄想に取り憑かれ・・・(笑)

ここから先は読んでからのお楽しみということで。
他にも唐沢の周りには油断ならない人たちがわんさかしてます。
本人の知らないところで大人気。
そこから次々と起こる困難に立ち向かう唐沢を楽しめる作品です。

全体的には標準的なエロですが、とある一か所だけ異様にマニアックなシーンが。どうということはないはずなのに、なんかこのシーンだけエロ度跳ね上がってます。
○○シーンに需要はあるか!?のちるちる特集に近いものがあります。

イラストも良いので合わせて楽しい作品、オススメです。




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