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てんてん
特典
側近視点の小話です
本品は『悪役神子だけど皇子の寵愛ルートです』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、オロゾフ視点での番外編です。
オロゾフは第三皇子であるシオンの乳兄弟の縁で
6才の時に側近として選ばれます。
宮廷に召されたオロゾフは
皇帝陛下の護衛騎士をする父から皇子に親しく振舞われて
目を掛けられてもなれなれしくしないようにと
一定の距離を保ってへりくだっていました。
そんなある日、
忠実な僕だというオルゾフに皇子はあるお願い
口にし･･･
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにてオロゾフの胸の内が語られる小話です。
シオンの願いは遠からず皇宮を去ると言われている
皇帝の側妃である母に会いたいというものでした。
難しいとわかっていてもシオンのために協力し
翌日には父親に折檻に近い室席を受けても心は
晴れやかでした。
いつかシオンが愛する家族と一緒に過ごし
笑い合える日が来る事を夢としていたオロゾフにとって
フロルという人は主を幸せにしてくれる存在であり
これからも人に忠誠を誓い続けようと思う
･･･という第三者目線での幸せが2人の幸せが
語られるお話でした。
本編では見せないシオンの横顔がほの見えたのが
良かったです。
