その他の収録作品
- 番外編高橋弟の思い出日記・「僕が初めて加藤さんにお会いした日
- あとがき
あらすじ
わがままで何様でけだものみたいな人でなし…七つも年上の、しかも男の教師である芹沢をオモチャにしている、とんでもない男、加藤…。だがその指先は驚くほどの繊細さで芹沢の快感を目覚めさせていく……。
抵抗むなしく加藤に好き放題させている芹沢だったが…ある日。さらに驚くべき転校生を迎える。日焼けしたワイルドな長身、端正な顔立ちに長めの茶髪がよく似合う。アメリカ帰りのその青年は、なんと理事長の息子で元優等生の氷山三紀彦だった。まさに虎とライオン、二人の不良の狭間で狭間で芹沢は……