てんてん
本品は『極道さんは新生活でもパパで愛妻家』の
初版限定挟込ペーパーですが
内容は『死に戻ったモブはラスボスの最愛でした』の
ジークフリート視点の番外編になります。
ジークフリートにとって幼馴染であり、
初恋の相手であるクライスは特別な存在です。
生まれた時から王なる事を定められた
ジークフリートにとって彼は唯一の光でした。
腐敗した貴族ばかりのこの国で自分と共に
国をよくしたいと本気で思ってくれている人がいることが
どれほど勇気づけてくれた事か。
なのにジークフリートの目の前で
血を吐いたクラウスが地に伏せていても
ジークフリートもまた血だまりの中に倒れていて!?
B5サイズ四つ折り両面ペーパーにての番外編は
本編の幕間的な番外編でした。
本作の仕立てが凝っているために
本作だけだとちょっと内容が理解しにくいというか
時間軸が矛盾しているようにもみえるので
ちょっと読み辛いかなと思いました。
読み終わってから読むと
本編では読めないジークフリートの想いが
見えて楽しいかな。