その孤独な魂を癒す事が出来るのだろうか?

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表題作見えない月

津積((弘道)黄道(ミステリー作家)29歳
高橋昌人(新人編集者)23歳

あらすじ

大手出版社の新人編集・高橋昌人は、未だヒット作がなく、自分も好きな人気ミステリー作家・津積黄道への依頼を決心する。 だが、津積は実弟が社長の出版社からしか本を出さないため、昌人は二週間掛けて社長の志垣広道に頼み込み紹介して貰う。 しかしおっとりした広道と違い、津積は世慣れた雰囲気で、昌人に小説の為に住み込みでの世話をしろと命じ、更に肉体関係まで要求してきて――。

作品情報

作品名
見えない月
著者
剛しいら 
イラスト
榎本 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861342578
2

(2)

(0)

萌々

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(1)

中立

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趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

予想外

気難しい攻めの家に住み込み身の回りのお世話をする受け。BLでは結構あるシチュエーションだよな~と思いながら軽い気持ちで読み始めたら…後半の重さにびっくり。
津積の辛さがひしひし伝わってきて胸が痛くなります。

昌人が久々にあった広道に会って違和感を感じ始める様子には、すごくハラハラしました。その後の展開は更に予想外でした。それはもう、良い意味でも悪い意味でも(笑)
確かに展開としては面白いんですが、読んでいて辛くなってしまって。
それでもラストはハッピーエンドです。昌人のおかげだと思います。
昌人が本当に好感が持てる受けなんですよ。押しつけがましくなく、でも簡単に諦めることもせず。ポストカードの写真だけを頼りに津積を探しに行く行動力が素晴らしい!

昌人が津積に初めて抱かれた翌日。津積のいない家で昌人は広道と電話で話すのですが、全部知った後にここを読むとすごく萌えですよ~。

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