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表題作うつろな神様

神先光美
「糸凪村」に赴任してきた高校教師
臼播空翅(うすまうつぎ)
生徒、空翅様と呼ばれる少年

同時収録作品うつろな神様

村人
糸凪村の村人、白耀教の信者
臼播空翅
白耀神社に住み空翅様と呼ばれる少年

あらすじ

「大丈夫…私があなたを救いますから」

蚕糸業が盛んな片田舎の「糸凪村」に赴任してきた高校教師の神先光美。
田舎特有の濃い人間関係に最初は戸惑ったものの、担当したクラスは優しく素直な生徒が多く、多忙ながらも仕事にやりがいを感じていた。
しかし、むかし村の貧困を救ったお蚕様を神として信仰する…という名目の新興宗教「白耀教」に染まった村全体の空気には馴染む事が出来ず、息苦しさを覚えていた。

そして年に一度、村が一番の賑わいを見せる催事「白耀祭」。
そこで出会った神主に酒を振る舞われ、気が緩んだ光美は今まで誰にも語る事の出来なかった「教職者にあるまじき業」を吐露してしまう。

「あなたは救われるべき人です」
神主の言葉を聞いた瞬間、意識が朦朧として気を失ってしまう光美。
目が覚めたのは見たこともない建物、上質なベッドの上。
そして目の前には裸の……。

この出会いは、救いか。
それとも――。

(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)

作品情報

作品名
うつろな神様
著者
アサヮ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
DeNIMO
レーベル
Liamコミックス
電子発売日
5

(2)

(2)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

因習村×新興宗教×〇〇=アングラダークな役満級のドブ泥トリニティ( º言º)

昨日、6/30に電子単行本出ております!
(ちるちるさん、単話ページしかなかったからこちらにレビューします!)

コミックス化待ちしていたのですが、、、電子のみかしら???
収録は単話1~6話のみで描き下ろしは無し…(サイトによっては限定描き下ろしある様子なのでお気を付けて!←シーモアはなかったです…ザンネン)

アサヮ先生作品は3作目の拝読です(気付いたら既刊、全部拝読させて頂いておりますっ…Σ(゚Д゚)‼)
今作も過去2作同様、光属性読者さまには一切向かない傾向のお話しですので、お気軽に手を伸ばさぬようご注意あれ~⚠

超簡易な主観で言えば既刊2作を経て、少し商業色が足されたような感じはします…(あくまでも”少し”ですよ⁉‼)
真っ暗ダーク色濃い目な「忌望─キボウ─」とガッツリ心理描写で抉って来る「イドの遺言」を経て、、、
今作のテーマに据えられたのは、、、

因習村、新興宗教、そして、、、犯罪系というアングラ・サスペンス好きの好みを完璧に撃ち抜く驚異の三つ巴の競演です( º言º)
(※レビュタイではネタバレ防止で犯罪系は〇〇表記しました)

養蚕で村の危機を脱したという逸話が残る糸凪村に教師として赴任して来た神先(カンザキ)先生視点で語られていきます

糸凪村では新興宗教「白耀教」が広まっている様子
この宗教の教祖代理として皆から〝空翅様〟(ウツギサマ)と呼ばれる男の子との出会いが徐々に徐々に神先先生の人生を狂わして行きますが、、、

狂ったのか、、、それとも解放されたのか、、、
ラストまで気が抜けないストーリー展開に食い入るように読んでしまいます

糸凪村には救いを求める者が呼び寄せられるという…
そして空翅様がお救い下さる…
という、因習村+新興宗教的側面を支えるストーリーと、、、

もう一つの存在がお話しを更に複雑化させて行きます
空翅くんが住む白耀神社内で栽培されているお蚕さま用の植物に混じって生息しているのは、、、手のひらを広げたような、例のギザギザした7枚葉イラストでお馴染みの合法ではない方のハーブ(!!)…を発見する神先
〝お清めの儀式〟の時に必ず部屋中に立ち込めていた”アノ煙”の正体がココで繋がります(@ ̄□ ̄@;)!!

こうして、因習村と新興宗教と犯罪が混ざり合ってこの作品世界を組み上げて行く訳ですね
そして、、、この作タイの「うつろな神様」という名付のセンスょ…!!!
うん!これは色んな意味で巧いなぁ…と唸ってしまいました

作品の特性上諸々のこれ以上のストーリー言及は避けますが、、、
かなり私的には没入感を誘われて面白かったです

もしかしたら……?なくはなさそう……??な、、、フィクションとリアリティの狭間にありそうな村の存在や、なぜ神先がこの村に来たのか?という理由付けの巧さなど、惹き付けられる要素が多かったです

一方、もっとゆっくりじっくり読みたかった……‼‼‼
と思う所も多かったです

特に終盤からラストまでは主役2人だけでなく、村の事ももっと見届けたかった…!という飢餓感は残りました
ここで、正直評価を悩みはしたのですが、、、
それでも、過去作を読んで来た私に取っては先生作品との距離が縮まった感覚を得られた1作であったのは確か!だったので、個人的な加点評価をしての今回の神評価とさせていただきました✧

以下、修正情報の後(▶から)に描写内容などで地雷かも?を残します
ネタバレ多めなので、、、ご不要な方はご注意下さい

修正|しっかりめな発光修正、、、結構残念、、、特にanl周りが楕円形発光物体なのは萎える…


▶地雷かも?描写
・受けが少年設定(ショタ扱い?)ですが、見た目的にはそこまでショタ感強くはないです(儚い感じはありますが…)
・攻めが襲われる軽度な逆レ描写あり
・血生臭い感じの「死」の描写はありませんが「死」を感じさせる流れはあります
・受けが攻め以外とセッします(お清めの儀式)

2

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