てんてん![]()
本品は『愛しい幻獣王と七つの夜を越えて』の
コミコミスタジオ特典小冊子になります。
本編後、幻獣になった青嵐のお話です。
青嵐と炎狗は長く家族として支えあって生きてきて
2人佐々もが互いを思いあって悩みを抱えていましたが
七つの夜の儀をともに乗り越え
互いに穏やかに喜びあえるようになります。
昔の青嵐ならば幻獣となって長い時間を生きる事は
恐ろしいと思ったかもしれません。
なのに今は素直に炎狗に甘えられるし
炎狗なら大丈夫と思えるようになり
炎狗も同じように想っている・・・と思えます。
青嵐は市でもらった麹で滋養もある
病人用に薬のような甘酒に仕上げます。
試飲した炎狗も上手いと好評価です。
炎狗に次の市に出すなら
もっと薬草が必要かと問われた青嵐が
昼食後に山に連れて行ってもらえるかと頼むと
天気も良いから山で昼食を食おうという話になり・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにて幻獣になった青嵐のお話になります。
炎狗に乗ってぎゅっと首に掴まるのも
以前なら方術で互いを繋いだりしたのに
幻獣のとして目覚めた青嵐なら術はいらなくなり
いつもの岩棚でも危なげなく降り立ちます。
そして以前なら青嵐にべったりだった炎狗も
少しづつ離れている時間もできてきたのも
相手がいなくならないと信じられるようになり
互いの存在を感じあえる幻獣になった事が
関係しているように思えます。
青嵐だけが変わったのではなく
炎狗もまた変わってきたのが感じられて
幸せを感じる2人の様子が微笑ましいお話でした♡
