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2巻、素晴らしかった。。
お値段がちょっと、可愛くはないのですが…
(シーモアで1,450pt/1,595円)、
全編フルカラーでこの内容、満足度は高いです。
…と言いつつ、実は1巻読了時には
「しっくり来なかった」というレビューを書いてしまっているのですが、、
(ごめんなさい!!)
もう訂正・修正できず”あああ…!”となっています( ; ; )
確実に、「BがLoveする様、あまあまを楽しみたい!」という方向けではない。
(愛と執着はあるにはありますが(主にみなせの方に)、濡れ場などはありません)
けれど二匹(オオカミ・みなせと、体の小さなシカ・しのさき)の交流というファンタジーを通じて、”捕食者⇄被食者”という関係性や食物連鎖のリアル、またしのさきの弟・ルトの目を通して「普通」とは一体何なのか?ということについて、ぐっと考えさせられます。
特に今回はルト視点でのこれまで、彼の思いが明かされ、切なさに胸が詰まった巻でした。
いつも周囲に合わせて行動を学び、「普通」であろうと頑張ってきたルト。
”普通”という基準がありながらも、皆それぞれ独特のクセを持っていることが不思議でならなかった。
普通とは、一体なんなのだろう?
そんな疑問を抱きながらも、群れの中で孤立しないよう「普通」に過ごしていたある時…
突然歯の形が変化し、鹿であるのに動物を襲い、肉を食べるようになってしまう。
もはや”普通”ではなくなってしまった彼の苦しみ、葛藤に心抉られる…
爪弾きにされないよう、懸命に周りに合わせる様子は人間社会で起こることとも同じで、皮肉とリアルを感じます。
みなせがサラリとルトにかけた言葉、
そして無邪気なしのさきが
自分を慕ってくれることが、
苦しむルトの心の救いとなったんだなあ…
ルトに関するシーンは決してほのぼのとはしておらず、
むしろ血なまぐさい場面もあったけれど、
”ファンタジーの中にあるリアル”が心に深く刺さりました。
一方でみなせ×しのさき編(?)は、
穏やか&コミカル&ほのぼのシーンも
多いのが嬉しい!
しのさきが丁寧にルトの毛繕いをするのに嫉妬し、
自らゴロゴロして体に泥をつけて、
しのさきの方へ寄っていくみなせが可愛すぎましたw
あと、何も考えずに見ていたこの本のタイトル!!
今さら気付きました。
「ふたりの・けもの(二人の獣)」と
「ふたり・のけもの」との、掛け合わせになってるのですね…!
ひらがな表記なのには、ちゃんとワケがあったんだ。。
両親を亡くし群れから外れ、一匹狼となったみなせ。
皆のように大きくなれず、群れを追い出されたしのさき。
種族は違えど、同じように”除け者”となったふたりのファンタジーと、そこに垣間見えるリアルに”やられた!”(あゝ語彙力!)と思わずにはいられない物語続編でした。
2巻発売おめでとうございます!!
2巻発売のアナウンスを目にしてから発売日を待ちわびてました。すぐにポチりました。
1巻で既にメロメロになっていましたが作者様のSNSを見て、しのさき(鹿)みなせ(狼)のたくさんのメロいやりとりを見ていたのもあり、2巻はよりいっそう世界観に没頭して夢中になって読みました。
2巻では草食獣でありながら自ら狩りをして肉を食らう鹿のルト(しのさきの弟)がたくさん登場します。脅され言わされたとはいえ群れから出て行けと、しのさきに言ったルトを好きにはなれなかったけど2巻凄かったーー。
狼のみなせとルトとの会話からルトを知ることができたしこのやり取りが本当に素晴らしかった。みなせがルトの弱さ強さ全て丸裸にしたんだと思います。ルト、凄い成長します。みなせが!!めちゃくちゃ格好いい!!同じくらい、しのさきも格好よくて可愛い!!ルト、頑張ったね、偉いよ!!
2巻ラストも本当に素晴らしかったです!!が!!私は強欲なのでこの先もまだまだみんなに会いたいのです。出版社様、どうか、どうか、3巻もよろしくお願いします!!!!!
