『アルファは飢えても主を摘まず』上官の、
コミックシーモア限定特典SSのこちら。
(※電子版はhontoさんにも特典ありとのこと。そちらも読みたい…!)
ヴァルトルの朴念仁さがたっっぷり伝わってくる、
コミカル楽しいお話です(*´艸`)
===
「お前の担当の時は、侍従が舐め腐ってお喋りが多すぎる!」と、上司である侍従長バロスに叱られるヴァルトル。
“人に注意したり叱ったりするのが苦手なんです”とのたまうヴァルトルに対し、
修道士時代の階級は主祭だったのだから、人を使っていた立場だろうに!とバロスが返すと、
「修道士を叱ったことなどない。
俺の下につくときには皆、”絶対服従”を
骨の髄まで叩き込まれているから」
と予想の斜め上からの返事が返ってきて、
絶句してドン引きしてるバロスに笑いましたw
そして実はこの説教、廊下に控えている侍従たちも聞いていた!
バロスの叱責は、「本当は侍従に言いたいことを、”ヴァルトルの管理不足”という形で教えている」ものなのでした。
最後にバロスは「お喋りが多い侍従は、ガルディオ公(王位継承第一位の、寝たきりの前国王の叔父)の担当にするからな!」と言い放つのですが。
そこへ朴念仁なヴァルトルが、
「神経を使う業務よりも、ご老体のお世話をする方が楽」などとKY発言をするものだから…!
ヴァルトル達の方へ向かっていた国王・エイドがタイミング悪くその発言を耳にしてしまいます。
「神経を使う仕事場で悪かったな」と一言残し、部屋へと入っていってしまうエイド。(ここ、拗ねてるエイドが可愛くて萌える)
その後ヴァルトルはバロスに促されて
部屋へと入り、配慮に欠けていた
自分の発言を謝罪します。
「他の仕事をしたいと思うのか?」
「アゼルのところじゃなく、ここでいいのか?」(嫉妬と不安?❤︎)
の後に続く、ヴァルトルの
「いつまでもこちらに置いてください」
との一言に思わず表情やわらぐエイド様、可愛いなあ…(*´◒`*)
ヴァルトルの前でだけ怒ったり笑ったり、
表情豊かに振る舞うエイドが愛おしくてキュンとします。
マネジメントの難しさと、自分の配慮のなさとを痛感(…したのかな?笑)するヴァルトルのお話でした☺︎
本編が9割方「切ない&シリアス」なため、
こんなほのぼのした一幕を覗くことができ、
嬉しかったです✨
途中、読みながら激しい衝撃を受け、涙しました。
こんなにやるせなく、切なく過酷な愛の物語が潜んでいたなんて。
孤独な魂が惹かれ合う主人公たち二人にももちろん心打たれますが、
自分は何より、攻めの叔父・メソルトとその愛人・ハリオの物語に心抉られ、涙を流さずにはいられませんでした。
佐伊先生×yoco先生。
この”神”的タッグの作品を、読まないという選択肢はなく!
表紙も本編中のイラストも、神がかった美麗さで言葉を失います…
本作と同じピスタッシュ・ノヴェルスでは、
『君を転生させないために(全3巻)』が大好きな作品です。
そしてこの度またまた、佐伊先生による素晴らしき長編ファンタジーが生み出されたのですね。
国や王族、権力者たちの意向や第二性に翻弄されながらも足掻き、生き抜こうとする二人。
そんな二人の姿が切なくも美しい、壮大な主従オメガバース物語です。
”劣性α”という特殊設定もあり。
「上」と書いてあるとおり、物語はこの一冊では終わらず、下巻へと続きます。
読み終えた直後から、来月の下巻発売が待ち遠しくてたまりません。
以下、重大なネタバレには触れないよう気をつけながらレビューを記したいと思いますが、、
下巻を読む際の備忘録として、登場人物たちや出来事の整理を、コメント欄に残します。
こちらほぼ全編、攻め視点で語られる物語。
表紙で跪く、隻眼の(左目は敵に突かれて見えなくなった)元修道騎士×Ωであることを隠して王座に就く若き国王とのお話です。
表紙をめくると、キャラクター紹介に攻め受け二人+2人のキャラが掲載されていますが、正直この4人の把握だけでは、お話の理解が難しい;
下巻には(多分ないとは思うのですが)人物相関図が欲しいところ…!
自分は一度読み終えた後、出てくる人物と相関図、
起こった出来事をノートにまとめながら拝読しました。
気付いたら7、8ページにまで及んでいてビックリ;
それぐらい、王族、貴族、僧院(修道院)、不仲な隣国…と
様々な立場の人物や組織の思惑が複雑に絡み合ったストーリーとなっています。
以下、簡単なあらすじと、感想・レビューを。
===
物語の主人公は、元修道騎士のヴァルトル(攻)。
国家の重要な海運拠点を隣国オデアに
奪われそうになった際、わずか30人で
数千の市民を守り抜いたという武勲を立て、
”イワンゴの英雄”と呼ばれるようになった国一番の剣士です。
(その戦いで敵に目を一突きされ、隻眼となっています。
表紙では見えない左目に、そんな事情があったのですね)
そんな彼は海戦前の任務で酒場の女をひっかけ、
修道士としてあるまじき「姦淫の罪」を犯したとして
宗教裁判にかけられ、還俗することに。
無実だと何度も訴えるも、認められず…
修道士の身分を失った彼は幼少期を過ごした
叔父・メソルトの家へ出戻り、彼の口利きにより
国王付き侍従官になります。
しかしある時、若き国王・エイド(受)の
とんでもない秘密を知ると共に、
その身を慰める役を任されてしまい…
と続く、主従×特殊設定ありのオメガバース物語。
単なる主従の恋愛譚ではなく、そこに修道院や隣国、
王位継承権を巡る王族・貴族の思惑・陰謀が絡んでくる、
重厚な物語となっています。
恋愛面以外の大きな見どころは、一つは「大僧院と貴族の癒着」と隣国の思惑。
加えて「第二性が関わる王家の秘密・王位継承問題」とが、物語の二本柱に。
(ここが絡んでくる人物も多く、完全な理解に時間を要したところ)
下巻へと続く気になる謎、展開をざっと下記に記してみると…
-”番にしか発情しない”「”劣性アルファ」であるヴァルトルが、番ではないエイドに欲情するのはなぜなのか?
(→恐らくこれは、二人が「運命の番」だから?この概念が存在するのかどうか、上巻では判明せず)
-αしか王位を継げない掟の中、Ωであることを隠して王位に就いているエイドの今後は?(下巻でバレてしまうのか?)
また「主従」という壁に阻まれるヴァルトル×エイドの恋の行方は?
-大僧院の金(実は隣国オデアからの預金)を横領したマルコス家。
証拠を隠滅し、邪魔者を密かに殺害してきた彼らの罪は暴かれるのか?
ヴァルトルや叔父メソルトはどのように彼らに立ち向かい、罪を暴くのか?
-王家が進めようとする宗教改革の行方は?
それを何よりも避けたがっている大僧院との対立は、どうなってゆくのか?
こんなところが、”気になって眠れないポイント”です。
肝心の主人公たち二人の恋愛は、思わぬ「お慰めしろ」命令、体の関係から始まるものの(tnの挿入はなしです!!)、(二度目になりますが)孤独な魂が惹かれ合う美しいもの。
Ωだと判明してから王位に就いた現在までの
エイドの処遇が、もう、あまりにも過酷で哀れで痛くてたまらないのです、、
Ωであるゆえ母后にも前国王にも望まれず疎まれ、期待もされてこなかった。
兄と前王(父王)亡き後Ωながら王座に就き、発情期のたびに望まぬ形で体を汚されることを自ら選んだエイド。
それは前王太子・クリオ(エイドの兄)の私生児を守り、いずれその甥っ子を王位に就けるためだった。
また困難な状況の中、亡き前国王の成し遂げられなかった「宗教改革」を進めていこうとする中には、母に認められたい、期待されたいという思いも多分にあったはず。
一方、冤罪により修道院を追放され、ある理由により誰にも言えない”αである”という事実を、隠し通してきたヴァルトル。
共に公にはできぬ第二性の秘密、辛い思いを抱えてきたこと二人が、主従の絆を超えて惹かれ合うのは必然ですよね。
渦巻く陰謀が重々しすぎて、まだ上巻では恋仲になることは出来ていない二人。
”両片思い”状態であることは伝わってくるだけに、焦ったい。。
でも、そこがいい…
二人が心穏やかに、またメソルト×ハリオも笑顔で寄り添い合うエンディングが見られることを願って、下巻の発売を待ちます…!
るぅ1mm先生による、高校同級生×変則ケーキバースの物語の
描き下ろし短編漫画・描き下ろしイラスト・
SNSなどで公開されたイラストをまとめた小冊子です。
全30ページ。
本編では姉の自死など、松村のトラウマに関わる
切ない描写もありましたが、こちらの小冊子漫画は
全編ほのぼの。
甘く、くすぐったく、幸せな気持ちで満たされる一冊となっています・:*+.
冒頭5ページは、高校時代のお話。
「井桁がちょっと怖いから、松村から返してくれない?」と
女子に頼まれた松村。
井桁が誤解されてる!と、彼の優しさを力説する松村ですが、
直後に”井桁の優しさに気づいて、好きになっちゃったら
どうしよう…!”と焦っているのがなんとも可愛いw
そんなの嫌だーーーー!とダッシュで井桁のもとへ向かってからの
二人の会話と、泣きながら抱きつく松村にきゅんきゅん。
「分け隔てなく人を助けるところ本当に好き!!」
なんて皆の前で言われて抱きつかれたら、
そりゃ教室中が大騒ぎになるよね(*´艸`)
抱きつく松村も、顔を真っ赤にしてオロオロする井桁も
二人とも最高にキュートで萌えるお話でした◎
次ページから始まるのは、二人の大学生編。
こちらも甘さMAX!!で蕩けました。
高校卒業後、一緒に暮らし始めたふたり。
向かい合って「いただきます」と手を合わせるふたりの姿に目尻が下がる(ˊ˘ˋ* )
で!この作品(本編)の良いポイントが、最後まで
「攻め受け」がはっきりとは分からないところ!
…だったのですが。
この大学生編の合間にあった「やっぱ今日俺が抱いてもいい?」
との松村の言葉から、リバ…!?ということが推測される…!
リバ大好きな自分は、もうここで萌え転がりました。
(※地雷の方、ご注意ください。)
身長差ある二人が攻めたり、攻められたりしてるのを
想像するだけでもう//
挿入などの直接的な濡れ場描写はありませんが、
最後のページでボトムの松村が蕩け火照った顔で
「祐大…」と井桁の名を読んでるシーンに、
萌え大爆発(*゚∀゚*)
祐大も呼んでよ、と甘えられて
「さ さつき…」と要望に応える
ウブウブな様子の井桁も、可愛すぎ◎
”その後”のふたりのあまあま同棲生活の様子を
覗き見できる、最高に萌えて胸高鳴る小冊子です✨
===
★修正:なし(濡れ場はちょこっとありますが、露出なし)
電子シーモア
2巻、素晴らしかった。。
お値段がちょっと、可愛くはないのですが…
(シーモアで1,450pt/1,595円)、
全編フルカラーでこの内容、満足度は高いです。
…と言いつつ、実は1巻読了時には
「しっくり来なかった」というレビューを書いてしまっているのですが、、
(ごめんなさい!!)
もう訂正・修正できず”あああ…!”となっています( ; ; )
確実に、「BがLoveする様、あまあまを楽しみたい!」という方向けではない。
(愛と執着はあるにはありますが(主にみなせの方に)、濡れ場などはありません)
けれど二匹(オオカミ・みなせと、体の小さなシカ・しのさき)の交流というファンタジーを通じて、”捕食者⇄被食者”という関係性や食物連鎖のリアル、またしのさきの弟・ルトの目を通して「普通」とは一体何なのか?ということについて、ぐっと考えさせられます。
特に今回はルト視点でのこれまで、彼の思いが明かされ、切なさに胸が詰まった巻でした。
いつも周囲に合わせて行動を学び、「普通」であろうと頑張ってきたルト。
”普通”という基準がありながらも、皆それぞれ独特のクセを持っていることが不思議でならなかった。
普通とは、一体なんなのだろう?
そんな疑問を抱きながらも、群れの中で孤立しないよう「普通」に過ごしていたある時…
突然歯の形が変化し、鹿であるのに動物を襲い、肉を食べるようになってしまう。
もはや”普通”ではなくなってしまった彼の苦しみ、葛藤に心抉られる…
爪弾きにされないよう、懸命に周りに合わせる様子は人間社会で起こることとも同じで、皮肉とリアルを感じます。
みなせがサラリとルトにかけた言葉、
そして無邪気なしのさきが
自分を慕ってくれることが、
苦しむルトの心の救いとなったんだなあ…
ルトに関するシーンは決してほのぼのとはしておらず、
むしろ血なまぐさい場面もあったけれど、
”ファンタジーの中にあるリアル”が心に深く刺さりました。
一方でみなせ×しのさき編(?)は、
穏やか&コミカル&ほのぼのシーンも
多いのが嬉しい!
しのさきが丁寧にルトの毛繕いをするのに嫉妬し、
自らゴロゴロして体に泥をつけて、
しのさきの方へ寄っていくみなせが可愛すぎましたw
あと、何も考えずに見ていたこの本のタイトル!!
今さら気付きました。
「ふたりの・けもの(二人の獣)」と
「ふたり・のけもの」との、掛け合わせになってるのですね…!
ひらがな表記なのには、ちゃんとワケがあったんだ。。
両親を亡くし群れから外れ、一匹狼となったみなせ。
皆のように大きくなれず、群れを追い出されたしのさき。
種族は違えど、同じように”除け者”となったふたりのファンタジーと、そこに垣間見えるリアルに”やられた!”(あゝ語彙力!)と思わずにはいられない物語続編でした。
『カメと歩けば恋に当たる』電子限定特典の5P漫画です。
内容は可愛いちょこっとエロ。
二人の恋のキューピッド(?)・カメのジュンも
さりげなく登場していてうふふとなります(*´∀`*)
順(攻)の出ているドラマを、一緒に見ている二人。
しかしキスシーンになった途端、順がテレビを消してしまいます。
なんで!?と驚く周(受)に、「わざわざ恋人の前で別の人とのラブシーンを見られたくない」「別に誰に見られても構わないけど、周はいやだ」と語る順。
この時、「不公平だっ」と拗ねてむくれる周が可愛い(*´艸`)
可愛い周にキュンキュンしちゃったのはもちろん私だけでなく、順も同じ。
「周は特別だから、特別ついでにドラマと同じことしちゃおっか」と、濃厚なキスを仕掛けてきて…
「キスだけじゃなかったりして?」と、
その先まで進める順に
「いいぞー!もっとやれ!」という気持ちに。笑
(攻めフェがあるのですが、真っ白で何も分からないのが残念;)
二人の情事を横目に、部屋の外をのっしのっしと歩いてゆくジュン〜!!
癒しの存在✨
後日、周がこっそりひとりでドラマを見返してみると。
(この時、ちゃんと横に順ぬいがセットされてるところに萌え)
”でこちゅうかーい!”というオチとツッコミがなんともコミカルで楽しい、ほのぼのおまけ漫画でした♡
===
★修正:白抜き(真っ白で形等分からず)
攻めフェラ描写のみ
素敵なタイトル(”花言葉”)と表紙に惹かれて、手に取ったこちら。
こちらを見つめる真白(受)のキラキラで大きな瞳に吸い込まれそう!
乃々うたこ先生の作品を拝読するのは、
『あの子は拗らせキューティーベイベー』に続いて2作目です。
ちょっと今作は、比較的あっさり読み終えてしまったかも。
読後にじんと浸れる余韻は、かなり控えめだった気がします;
168ページという少なめのページ数、
濡れ場なし(キス描写はあります)。
上記2点もその”物足りなさ”の一つの要因ではあるかもしれない。
でも、一番あれ?と思ったのは、
レビュータイトルに書いたとおり
「攻め側の気持ちの変化」がよく分からなかったことです。
そしてせっかくの素敵なタイトルの意味が、
すみません、自分にはうまく汲み取れず。。
”花言葉”というのは、二人の間に芽生えた恋心のことなのかな?
この「花」が何か関係性変化のキーになるのかな、二人の合言葉なのかな、と思って読み進めましたが、結局”花”は最後まで出て来ず、タイトルの真意も分からず。。
(ただこれは、自分の読解力の問題もおおいにあると思います…!)
主人公はトラウマやコンプレックスを抱え、
友達もおらず孤独に生きている真白(受)。
ある日女装アカウントをバイト先の先輩に見られ、
秘密を守る代わりに先輩の「彼女のふりをしてよ」と頼まれてー
と始まるお話です。
自分の女装姿が誰かに刺さることで、快感と優越感を得ていた真白。
そんな彼の心が動いていく様は、見ていてとても分かりやすい!
半ば無理矢理”彼女”として外へ連れ出され、
見るもの聞くものに影響されて&
遊んでいると思い込んでいた先輩・周(攻)の
意外に?真面目な面に触れ、ときめいてしまう気持ちに共感します。
が、一方でただ自分のストーカー被害を防ぐためだけに利用しようとした周側の「ほだされ」→「好き!」になる過程はよく分からず…
これを言っちゃあお話にならないし、
そもそも論になってしまうのですが
”恋人がいるふりをすれば、(ストーカーに)諦めてもらえるのではないかー
↑
この考えがそもそも甘い!いただけない!
相手が高校生だから甘く見ていたのでしょうが、
犯人が逆上して襲ってくる(=真白を危険にさらす)ことになるのに、、
と、思慮の足りなさが気になってしまいました。
(危ない目に遭いそうになったあと、一応反省して謝ってくれてはいます)
と、そんなそもそもの始まりが
「うーん…」と気になってしまうのも、
周の気持ちが最後まで伝わってこなかった、
刺さるものがなかったからなのかな;
積極的に…ではないにしろ、「死にたい」とまで願い虚無だった真白の変化と共に、攻め側の内面、感情の揺れにもう少しフォーカスして欲しかったな、、
という思いが残りました;
以上、辛口ですみません;
前作の『あの子は〜』が好きだったので、
また次回作で、萌えをいっぱい吸収させていただきたいな、と思います。
===
★修正:なし(電子シーモア)
キス描写のみ
はーーーー…読み進めるごとに物語世界に引き込まれ、
いつしか時間を忘れて読み耽っていました。
510先生によるイラストも、どの場面も美麗でうっとり見入ってしまう…
電子版(Kindle)で全374ページ(電子限定SS含む)。
長い長い物語ですが、体感では一瞬です。
竜人、運命の番、別れと再会、記憶喪失、謎に包まれた出自…
過酷な運命に翻弄される二人、特に主人公ソルに感情移入し、最後までハラハラドキドキが止まらず。
スペクタクルな世界観の、竜人オメガバースファンタジーです。
後半には私の大好きなハリウッド的(?)・ドーン!バーン!ボーン!な戦闘シーンもあり、血湧き肉躍る感覚を存分に味わいました。
物語の主人公は、平民出身の王立学院の生徒でβのソル。
お話はこのソル視点、一人称で語られてゆきます。
(実は一人称系、個人的には苦手なのですが…;
あっという間に物語に夢中になり、苦手意識は吹き飛んでいきました)
ある夜、とある目的のため学院の庭園を訪れたソルはそこで偶然、王国のα王太子・ヴェリオス(攻)と遭遇。
βのはずなのに、ヴェリオスと出会った途端になぜか発情し、その場で番ってしまいます。
そして学院を逃げ出すも、予期せぬ妊娠が発覚。
それから数年、自分が生みの親であることを
息子・リクに隠し村で静かに暮らしていたある日、
王太子の探すΩではないかと疑いをかけられ、
王宮へ連れていかれることにー
と続きます。
ここまでは比較的よくある
”逃げる受け、追う攻め”の構図なのですが…
物語がグッと大きく動き出すのは、ここから!!
王宮に連れて行かれたソルが目にしたのは、
なんと幼い子どもの姿になり、竜の尻尾を生やし、ソルとの記憶を失ったヴェリオスで…
(↑この子ども姿のヴェリオスが、表紙にもちゃんと描かれています)
ここからしばらく、初対面のはずのソルに執着するヴェリオスと、一ヶ月の期限付きで彼の側仕えすることになったソルとの、穏やかかつコミカルなお話に。
子供ながらに一人前に嫉妬する姿や、執着っぷりがなんだか微笑ましい(ˊ˘ˋ* )
特に自分の萌え心に火をつけたのが、ヴェリオスが事あるごとにソルの足に自分の尻尾を巻きつける描写。
離れない!離さない!という思いがダダ漏れ…!!
困ったなあ、とは思いつつも満更でもなく、くすぐったい気持ちになっているソルにもニヒヒ(*´罒`*)となります。
そんな二人の心の距離が近づくごとに、
そして攻めのまた従兄弟・アレクシによる
いくつかの”恋心燃え上がらせ作戦”が
成功するごとに、徐々に成長した姿に変化してゆくヴェリオス。
こんなにも真っ直ぐに、純粋に愛をぶつけられたら、心揺れ動かずにはいられないよね…
キスを待つソルを前に、顔を真っ赤にして何もできずにいるウブで健気で一途なヴェリオスが愛おしい。このシーンのイラストにも、最高に萌えたぎりました。
で!!
このあたりから少しずつ明らかにされゆく事実が、
物語を最大限に面白く&切なくさせる要素となっていました。
(以下、大きなネタバレ防止のため、
ある程度ぼかして書いていきたいと思います)
-そもそも初対面時、βであるはずのソルがヴェリオスに発情したわけとは?
-ソルがひた隠しにしている、彼の出自の秘密とは?
-ソルを王宮まで連れてきたアレクシは、一体何を、どこまで知っているのか?
-王宮で陰から密かにソルを見つめる目は、一体誰で、どんな目的が?
上記のような疑問と謎が、とある事件と人物との再会により一気に解けた時の「そうだったのか…!!」という思い。
納得するのと同時に、ぶわっとアドレナリンが放出され、興奮高まる後半〜終盤です。
強大な敵との戦いも一筋縄ではいかず、
苦戦を強いられるソル・ヴェリオス・アレクシ達…
手に汗握る展開に終始ハラハラ;
互いを救うために、文字どおり体も命も投げ出す竜人・ヴェリオスとソルの相互愛に胸が熱くなり、祈るような気持ちで一気読みです。
竜人・ヴェリオスの執着愛が
より際立つ物語ですが、
番であるソルの愛もまた重く深く、
心に染みゆくものでした。
そうして迎えた光のラストには、心が温かいもので満たされます。
どう見てもあなたの子でしょ!なリクなのに、
ヴェリオスだけがおかしな勘違いをして
わなわな震えてる描写に笑いましたw
切なく、シリアスな真実と展開の中に
コミカルな描写がリズムよく入り込み、
長い物語ながらとても読みやすい一冊。
存在感抜群の脇キャラ・アレクシも、それはそれはいい味出してます( ̄∀ ̄)
煌びやかな彼の恋のお相手は一体誰かと思いきや。
えっ、その人だったの!?という驚きもあり(これは勘の良い方はすぐ気付くのかも)、BLにはならないけれど、恋の行方を知りたくなりました◎
「記憶」と「運命」に翻弄される
二人の選択を力いっぱい応援したくなる、
スペクタクルな竜人×オメガバースファンタジーでした・:*+.
『愛日と花嫁 四季折々』シリーズ最新刊のシーモア特典漫画、1Pです。
お酒にまつわる、ほのぼの可愛いお話(*´˘`*)
「お酒もらったんだけど、一杯やらない?」
と連日クロを誘うルカ。
何日目かに、じと目(うるうる!)で
「今日は…?」と誘いをかけるその表情が可愛すぎ!!//
思わずコマをじーーーーーっと見つめてしまいましたw
何日も断られ続け、ついに感情爆発するルカ。
「たまには飲もうよお〜ふたりでぇ〜!」と泣きながら訴える姿にわんこ耳が生えてて笑ったww
「しゅきしゅき言ってよお!一口!」
なんて、こんな可愛い番に可愛らしくねだられたら、クロも断りきれないよね(*´艸`)
(※禁酒しろ、と言ったのはルカなのに…(3巻)笑)
そうして見事一緒に酔っ払った二人のあまあまスリスリっぷりは、見ているだけでお腹いっぱいになります❤︎
もーーーー永遠にずーーーっとこんなふうに、イチャコラやっていてほしい!!
クロにお酒を飲ませたい!「しゅきしゅき」言ってほしい!!と、
呂律が回らない状態で甘えてねだるルカ。
そんなルカが可愛すぎてどうしよう〜な、ご褒美おまけ漫画でした(*´◒`*)
『愛日と花嫁 四季折々』電子限定特典、なんと12Pです!!
こんなにいっぱい読めるの、嬉しすぎる…!
渚アユム先生、ありがとうございます✨
タイトルは「3Pしないと出られない部屋」。
番になる前の、まだ初々しいクロ&熟年旦那のクロ×ルカの絡みが、それはもうたっっっぷり見られます。
二輪挿しもあって、内心”ふわーーー!!!”と思いながら読みました。
プレイが始まる前から”夢かな…”と薄々察してるルカw
そして、部屋から出るためさっさと始めよう!と
自分から服を脱ぎ脱ぎしちゃうルカが好き(*´艸`)
で、熟年旦那(後の自分なんだけど)に嫉妬するクロ、
まだ遠慮があってなかなか奥まで突けないクロ、
初々しい方のクロにとにかく萌え悶えました。
夢オチなんだろうな…と思っていたら、やはり!でしたが、そこで”自分を吊るし上げろ!!”と焦って言うクロが可愛いww
なんだかんだ、ルカもエッチなこと大好き男なので(笑)その夜は盛り上がったんだろうな( ̄∀ ̄)
楽しく読めてボリュームもあってあまあま&えち濃厚で、ご褒美デザートのような特典漫画でした♡
===
★修正:tn白抜き/発光気味のシーンも(電子シーモア)
ちょっと、もう…!幸福感で満たされて、気分がふわふわしています…
今年読んだ中でも、一二を争う”あまあま&幸せ”夫婦&家族物語。
こんなの、「神」以外つけられないよーーー…!
クロとルカと息子のハル、三人家族の
四季それぞれの姿を描いたオムニバス集です。
全244ページ、どのページにもどのコマにも
どの季節にも、ほのぼの家族愛と激重夫婦愛が溢れてる。
以下、それぞれの季節の中のお話の、萌え語りです。
(めっためたにネタバレあります!!)
まず序盤、イヒヒと笑ったのは。 (*´罒`*)
”弱火でじっくり下ごしらえするのが大事
時間をかけて火を通すととろとろってして
くったりするから食べやすい”
と、料理を習い始めたルカがクロに語る場面。
料理の作り方が、全部卑猥な言葉に聞こえてしまうクロ(笑)
雑念を追い払おうと、懸命に手をブンブンしてる姿に
笑いが堪えきれずでしたꉂ(๑˃▽˂๑)
で、ここから始まる18日間かけてじっくり愛し合う
二人のセックス描写が、最高オブ最高、たまらなかったなあ…!
見応えたっぷりすぎてドキドキ止まらず。
とろとろになってるのはルカだけじゃなく、
クロも一緒にくったりしてるのが良いのです…
ルカ視点で見上げたクロの体の筋肉、
流れ落ちる汗、目を閉じて快感に荒い息を吐き出す様子。
こんなの、ご褒美でしかない。
夫婦ふたりの営み、互いの身体も心も、
じっくり隅々まで味わう描写が秀逸でした。
めっためたに盛り上がってるところで
ルカの腹の虫が鳴る展開が良き♡w
庇護欲が勝ったクロのtn…が縮んでいく様を、
残念そうに「ち◯ち◯が小さくなってく…」と呟くルカにも笑っちゃいました。
冒頭、ひとりで座れて「わーーー!!」とクロ&ルカが歓喜した
ハルが、物語の進行と共に大きくなっていくのも
うるっとくる。
なぜかハイハイで後退し遠ざかってゆくところに笑ったけれど、
ひょっとして”赤ちゃんあるある”なのかな?
手足の出し方が逆になってるハルくん、可愛すぎんか。
この”春夏”だけでも十分すぎるほどの満足感を覚えましたが、
秋の収穫祭のエピソードも良かったなあ(*´◒`*)
晴れ着を持たないルカのために、クロがこっそり
衣装を仕立てるのです。
「女子会に行く(からルカは来ちゃダメ)」と、
ド下手な嘘までついてチクチク縫いを頑張るクロさん、
最高の夫すぎませんか…✨
そんな計画があるとは露知らず、
寂しくなっちゃったルカが酔って大泣きする場面が
可愛かったw
夫としては”嬉し恥ずかし”な場面よね〜( *´艸`)
拗ねたことを素直に謝るルカに、
「甘えてくれて嬉しい」と語れるクロが男前すぎて
格好良すぎて、恋の沼落ち。
音のない画面だけれど、収穫祭のシーンでは
祭りの音やはしゃぐ三人の笑い声が聞こえてくるようで、
ウキウキしました。
ほつれたお尻の部分をピーッと引っ張って…
からの、濃厚あまあまエッチの流れも完・璧!✨
凝り性男・クロが意外や意外(?)、
ハルのお洋服をいーっぱいちくちくして
完成させちゃうところも沼落ちポイントです◎
冬はまず、もこもこ姿のハルの可愛さに
画面を前に一人悶絶しました。
渚アユム先生の描かれる子どもの絵が大好き。
αの発情期で凶暴性が増し、自己嫌悪に陥るクロを
そっと優しい愛で包み込み、受け入れるルカに
うるっときます( ; ; )
そして色々いったん落ち着き、朝食を運ぶクロを誘うルカーーーー!!
こんなの、クロでなくともイチコロでしょう!!
修正のない綺麗なanlと、クロを誘う
無自覚魔性のルカにクラクラして動悸息切れ。
ラスト、来たる春にて新しい家族が欲しいと
頑張る二人のえちも、もちろん糖度10,000%でした。
あのお座りさえ怪しかったハルがなんと2歳になり、
新たに可愛い家族も増えていて、感慨深いよーー…
ハルがクロを見上げるニコニコ笑顔に、
私の中の全ストレスが吹っ飛んでいきました。感謝!!!
巻末描き下ろしは、ノアのお話。
切なさの中にも、最後に温かな救いを感じる場面があって
心に響くストーリーでした。
とにもかくにも、全身で”癒し”を浴びられる
素晴らしきオムニバス集。
レビュー最初にも書きましたが、
何一つ文句なし!!の、「神」評価一択です。
===
★修正:ライトセーバー(電子シーモア)