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表題作は3話から成るシリーズ物、他に短編が2作品と前後編から成る僧になるための修行をする高校生のお話『ラブ僧』が収録されています。
全体的にはツンデレ率高めです。私は春野さんのツンデレ具合(デレ部分がなかなか出ない)が好きなのですが、ツンな状況でもテレてるのが分かる表情が可愛いです。
ただ、気になったのは全体的に暴力の描写がある事。
お笑いの体を張ったネタっぽい感じなのでリアルな描写ではないのですが、特に表題作シリーズにはそういうシーンが割と登場するので、苦手な方は苦手かもしれません。
私は愛情とテレ隠しの行動という風に受け止めていたので、それ程気にはなりませんでした。
余りよく見ないキャラ設定としては『ラブ僧』が珍しかったです。
主人公達はまだ高校生なのですが、寺の住職の仕事を継ぐために1週間の合宿で一緒に修行することになります。
この2人は犬猿の仲なのですが、ちょっとドジな受け様をその都度攻め様が助けてくれて…というお話。
お話は王道だと思うのですが、攻め様がクールでカッコ良かったです。
表紙の感想で犬の擬人化の本かと思いましたが全然ちがっていました(笑)
代表作よりもお坊さんのほうが好きでした。オチも思わずクスっとなってかわいかったです。イラスト可愛いですが、エロシーンに萌えられませんでした・・・!体のラインが残念だったのかな・・・後個人的に受けだけが真っ裸っていうのがダメです・・・。
何度も繰り返し読み返したいとも思えませんでしたので中立ですかね・・・アヒルさんの本は結構持ってて好きなんですけどこれは・・・ってかんじでした。
おバカで一途なワンコ攻め加藤とツンデレ凶暴な鬼松こと、松岡とのラブコメ。
松岡から高校の卒業時に告白され付き合い始めた二人ですが、
松岡は最近気になって仕方ないことがある、それは自分とどうして付き合って
いると加藤に聞けば、好きだからと言いつつ目線を彷徨わせる加藤の態度。
簡単に言えば誤解なのですが、これは松岡が誤解しても仕方ない展開
思わず加藤・・・バカなんだねと松岡に同情しちゃう。
でもそんな加藤がツンデレで凶暴でなかなか素直になれないけれど
松岡が大好きなんだと感じるお話です。
加藤も罵倒され殴られてもブンブンしっぽ振り回して大好きアピール。
「初手料理。」で二人のある日の日常が描かれているのですが
僕の恵方巻きを食べて!発言には笑わせて頂きました。
購入していたものの一度も読まずにいた作品でした。
つきあっている2人は先輩後輩、先輩は卒業し社会人となっている
のですが、度々顔を出しに学校にやってくる。
この2人の始まりは、先輩から卒業式の時に告白してつきあうことになったというもの。
その部分の葛藤や回想はあまりありません
先輩がツンデレで後輩が犬。忠犬のようなという関係です
ツンデレ嫌いじゃないのですが
部室でしてしまうのがひじょうに嫌いなので、一気に気分が萎えました・・
漫画の世界とわかっていても
やはり、無理なパーツってあります。
なんというわんこw
なんというツンデレw
後輩×先輩で、わんこ×ツンデレ。
設定的にはとってもつぼです。
ショートストーリーの詰め合わせですが、春野先生らしい作品集になったんじゃないでしょうか。
ヤってまとめ~なパターンが続いてしまうので、最終的にはなんだかな~と思わなくもない。エロシーンがもっとねちっこければ・・・とも思ったりしますが、サラっとかわいいものが読みたいときには
いいんじゃなかろうか(´▽`)/
個人的には、「ラブ僧」が好きです。
お互い寺の息子な幼馴染、なんだかんだで喧々囂々しているわけで。
面白くないわけで。
でもその裏の気持ちは・・・!?
攻に言いようにもてあそばれちゃってるというか、おちょくられてる受の姿がかわいくもあるんですが、最終的に、あの笑顔で笑われた攻がちょっぴり不憫に感じてしまいましたw
や、でもこれ面白かった