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表題作プラチナの月

藤森厚広(高校教師)
篠原実樹(高校生)

その他の収録作品

  • あとがき

作品情報

作品名
プラチナの月
著者
松前侑里 
イラスト
ありません介 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592870395
4

(1)

(0)

萌々

(1)

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

このラストが~ッ!!

これは本当に難しいんです。好きなんですよ。もうすごく好きなんですが、ラストがっ!!

松前さん自身もあとがきで、『これはハッピーエンドなんだろうか?』って言われてたんですが、この終わり方はないと思ってしまいました。懐かしの名画・卒●かよ!

これが2作目ですし、いま読むといろいろと文章・言葉選びに微妙な感じもするものの、それでも好きです。確かに好きなんですが、読むたびに同じことで苛立つんですよね。本当に毎回。だったら読まなきゃいいだけのことなんですが、やっぱり好きだからまた読んでるんです。

松前さんって、主人公CPの恋愛に女性との『結婚』を絡めてくることが多いですが、こんな初期からそうだったんですね。しかし、BLには『見合い』『婚約者』『既婚者と・・・』っていうのは珍しくもないですが(王道ですか)、攻が実際に結婚して、受とは不倫となる関係を継続し、しかも攻に子どもが生まれるという展開はちょっと斬新(褒めてませんから!)過ぎて、正直引きました。

最後の最後で厚広(攻)が翻意する展開に持って行くなら、厚広の結婚にまつわるエピソードを、もうちょっと引っ込みがつく程度で留めておいて欲しかったです。

このラストの『その先』が気になって仕方がないんです。蛇足でもなんでも、いっそ綺麗に決着つけてほしかったと思えてなりません。余韻を楽しめないつまらない読み手なのかもしれませんが、そう思われてもいいです!

あとはイラスト。この表紙は酷過ぎです。商業誌とは思えないほど。
こちらでは画像は出ませんが、出す必要ないと思うくらいです。中のモノクロはまだしも、表紙のカラーは見るまでもないですね。

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