――跪け。 俺がお前の神だ

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表題作白夜の愛鎖

親を殺した王・アルディーン
復讐を誓った王子・キリ

あらすじ

「両親の仇を討つまでは、決してあなたを許さない」父母を殺され、国を奪われた北の国のキリ王子は、南の国のアルディーン王に復讐を誓う。伝説の神々しい『白夜の瞳』を持つキリを、アルディーンは捕虜とし、夜ごと辱めた。屈辱に涙を流すキリだが、ある時、卑劣なはずのアルディーンに命を救われる。意外なほどの優しさを見せる彼に、キリは戸惑いを覚える。まさか、両親の仇である男を愛することなどできない…。幻想的な白夜の国を舞台に、執愛ロマンスが繰り広げられる特別短編&ピンナップの豪華袋とじつき。
出版社より

作品情報

作品名
白夜の愛鎖
著者
加納邑 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫 アリス
発売日
ISBN
9784829624401
3

(11)

(1)

萌々

(2)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
30
評価数
11
平均
3 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数6

私が初めて買ったBL商品です

漫画、ドラマCD、小説、グッズを含め、
私が初めて買ったBL商品です☆★☆
今では男性女性問わずBL話をしている私ですが、
その当時は表紙も表紙なので、隠し持っていました(笑)
たしか表紙のキリ王子のがかわいっくて買ったと思います。
アルディーン(攻)の紹介文??では
「親を殺した王」と紹介されていましたが、
実を言うとキリ王子の親は別の人物に殺されていたのです。
「そういうオチだったのか→→→!!!」
と正直ビックリです。
最終的にはゴールインっていうカンジですね♪

1

白夜の愛鎖

今回は
南の国の王×北の国の王子
のお話です~


キリは伝説の神々しい『白夜の瞳』
を持つ北の国の王子だった…だが、
両親を殺した南の国の王・アルディーン
に「両親の仇を討つまでは、
決してあなたを許さない」と宣言し
殺すタイミングを探している。



でも、アルディーンはキリを
捕虜とし、毎夜のようにキリを犯し。
ある日、卑劣なはずのアルディーンに
命を救われて、戸惑うキリが出てくる。
徐々にアルディーンに惹かれていくの…
だが、それでも認めることができず…
苦しくなる一方でした。



そんな二人にまたまた
越えなぎゃならない壁はある。
ドキドキの執愛ロマンスラブです~


2

愛したいのに愛せない

まずこのお話、"受けが攻めに復讐したい"というところに魅かれてます!!





親を殺した仇であり、自分を淫辱するアルディーンは憎いはずなのにだんだん好きになっちゃって戸惑うキリ。



他の人には冷たいのに、キリだけに優しいという事実が重荷になっていく。



愛という止められない気持ちにブレーキをかける自分の敵という現実に、本当の気持ちを必死に押し隠す姿はちょっと痛いかも…。





挿絵が素敵ですね!細かいとこまでしっかり描かれてて、綺麗なので、読む時はそこにも注目してみてください☆

1

王とリスの様子に萌えた←

買おうかどうしようか迷った私の背中を押したのは挿絵ですw
パラララーっと見た際に「攻めがリスに怯えている場面」があったんですよ!
あの小さなリスにオロオロするアルディーン王。
その挿絵を見た瞬間、私の心は決まりました。
「よし、買おう」とwww
だって攻め様のあんな場面見たら買わずにはいられないっ!!!
表紙とあらすじからは想像できないですよw

色々と隠したり突き放したりしながらもキリにメロメロなアルディーンw
ってかキリ可愛いよー!!!

あ、アルディーンの妹姫も可愛いのですっ♪

1

ちょっと無理でした。

 突然、他国に襲われ、父母を殺され、逃げるところを南の国の王・アルディーンに捕まえられてしまう。
 アルディーンは、捕まえたキリを、生き残った国の人々を殺さないこと、を条件に捕虜とし、無理やり抱いた。
 アルディーンは、その瞳を持つ乙女を妻にしたものは世界の覇者になれるという『白夜の瞳』を持つキリを手中に収めたかったのだ、と言い、キリはそんなアルディーンの扱いと、父母を殺されたことから、アルディーンに対し、復讐を誓う。

 ところが、ある時、毒矢に襲われたキリをアルディーンが守り、重症を負ってしまう。
 その思いがけない行動に、キリは戸惑いを覚える。
 けれど、アルディーンの傍にいればいるほど、意外な優しさを見せるアルディーンにキリは、惹かれずにいられなかった。
 両親の仇を愛することはできない……と戸惑うキリだったが……。

 そんな話です。

 そもそもが、タイミングよく現れすぎたアルディーンに、キリが自分の国を滅ぼされたのだ、と思い込んだことがすべての始まりで。
 アルディーンもアルディーンで、そのことを肯定してしまって、余計に話がややこしくなる。
 アルディーンの人となりを知り、アルディーンの妹と接したりするうちに、なんとなくの違和感を覚えるキリだったけれど、まさか本人が言っている事がうそだとは思えずに、誤解が誤解のままになってしまって……という感じの話だったんですが。

 いくらその他が優しいからと言って。
 自分の両親を殺したと思っている相手に、捕まえられてきて、いきなり犯されて愛を感じるのはちょっとどうなのか……と。
 曖昧に濁されるならまだしも、アルディーンは割としっかりこうていしちゃってるし……。
 はっきり言ってありえないよなー……と思ってしまう。
 しかも、アルディーンも何でそんな重要なことに対してうそをつくのか……。

 本当を言うと、素直にキリに状況を話して、協力を求めるのが一番、いいと思うんだけど。
 そういう意味では、彼にとってキリは庇護の対象であって、共に戦う仲間じゃないんだなー……と思うと、ちょっと残念に思ってしまいました。
 そういう守られてるだけの、お姫様然とした受けはあんまり好きじゃないなー……と。

 なので、個人的にイマイチですが、仇を好きになってしまったけれど!? という感じの話が好きな方にはオススメだと思います。

2

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