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表題作花道恋しぐれ

漫才師、荒牧敏
運送業、工藤悦太。荒牧の元相方

その他の収録作品

  • 素顔はタブー
  • あとがき

あらすじ

「なあ悦ちゃん 俺と芸人目指さんか?」ド底辺の高校でくさってたオレに、ある日クラスのヤンキー荒牧が言ってきた。そりゃ、オレかてお笑いは好きやけど…お前食っていけると思てるん!?けど…お前のその真っ直ぐな瞳に見つめられると弱いねん…。何やろこの気持ち、もしかしてオレ荒牧の事…アカンアカン!しっかりせい悦太!! 描き下ろし後日談&眼鏡発情ラブコメも収録した、すったもんだの芸人志願ラブストーリー!!
出版社より

作品情報

作品名
花道恋しぐれ
著者
柚摩サトル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832286467
3.3

(19)

(2)

萌々

(3)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
62
評価数
19
平均
3.3 / 5
神率
10.5%

レビュー投稿数12

ただのサクセスストーリーではない

人生ってうまくいかない。ご都合主義じゃない。
芸人なんて狭き門、そうそう簡単にくぐれない。
そんなリアリティを感じさせてくれて、それでいて笑えて切なくて苦しくなって幸せを一緒になって願えるお話。
ストーリーの雰囲気は人間くささも現実味もあってお笑い芸人のサクセスストーリーを読んでいるような感じ。でも最終的に「成功して2人でネタをやってる」という所まで描かれなかったのが余韻を残してくれています。サクセスしてないんです。
田舎から出た二人の芸人人生、わんこ攻とツンデレ受、前途多難だけど今度は離れずしっかり一緒に歩を進めて欲しいな。
あと私的な話ですが、表紙が大好きです。ふんわりしたタッチ。寄り添って同じイヤホンでネタを聴いてるという…たぶん2人にとって一番幸せ時間なんだなってほっこり、そして物語の後半を思うとたまらなく切なくなります。

0

こんな漫才ゲイ人がいてほしいw

共通点が無さそうな二人が
好きな漫才師が一緒というだけで急速に仲良くなり
ネタを作ってコンテストへ出場ー!って
ありそう。だいぶありそう。
そして、やはり相方への愛情って
普通の友情を卓越していて、
お互い「お前でなくちゃやれない!」って、
もうそりゃHな事するしか無いような気になってしまいませんか?w

そういう腐脳はさておき、
お笑い芸人目指すって半端な気持ちじゃ無理だし、
自分の人生かけなくちゃいけないって
相当勇気と決断がいると思います。
お笑いが好きってだけじゃ食べていけないし、
自分たちを信じていても
売れるかどうかもわからない。
だから、工藤が大学進学を決めたのは当然だと思いました。
裏切られた気持ちになる荒牧にも共感してしまう…。

大学中退して働いても充実感はない。
そんな時、荒牧が新コンビを組んで舞台にも出ていて
漫才を続けていたのを知り
偶然の再会に平静を装う工藤にズキズキ…(泣)

工藤は荒牧の誘いで彼らのライブを見に行きますが、
「お前が誰かと漫才やっとんの 見てておもんないねん…ッ」
電話で暴露し、もう携番も変え二度と会わないと宣言します。
でも、それは充分な告白で、二人はようやく体を重ねる…♡
ちっともアホエロじゃなくて、きゅうぅーん!!
またコンビを組む事になり、良かった良かった!の大団円。

『素顔はタブー』
眼鏡をとると途端にエロ魔人になってしまう、
普段は真面目っこがとろとろな表情で銭湯の息子にせまるw
いいエロっぷりでした♪
誰彼かまわずそんな顔見せたらいかんよ!?w
柚摩さんはやはりこれくらいじゃないと、若干物足りないかも…?

でも、やはり『花道恋しぐれ』は良かった♪
ネタ合わせちゃんとやってるか?ついイチャついてしまうんじゃ?
っていう腐ィルターでつい漫才師を見て妄想してしまう。
普通ですよね??w
なにはともあれ、続編があったらいいのになぁ…と思わずにいられない
荒牧×工藤でした。
(そう、荒牧の「悦っちゃん」呼びがまたかわいらしい…♡)







3

芸人志願ラブストーリー

ド底辺の高校で、自分は負け組みだと、くさってた工藤は2回もダブった地元でも有名なヤンキー荒牧に声をかけられる。
ひょんなことから二人とも漫才好きということがわかり、それをきっかけにつるむように。アホでガラの悪い荒牧だが話すと気さくでいい奴だった。
ある時悦っちゃんのこと好きだからコンビを組まないかと誘う荒牧。
やる前からプロなんて甘くないと思った工藤は荒牧を諦めさせるために大会に出場を決意するが…

んー!予想以上に萌えました。攻めの荒牧は馬鹿だけどまっすぐですごいキュンときちゃいました。
受けの工藤は貧乏だけど一生懸命な荒牧に同情してコンビを組んだのにそれが愛に変わって、怖くて逃げてしまいます。
工藤が去った電車の後ろで泣いてる荒牧が泣いてる姿がめちゃくちゃいい。

すれ違い離れつつ最後は(*^-')b

てなかんじでかなりオススメです。欲を言えばもっと読みたかった。

同時収録の姿顔はタブーはメガネをとるとエロい自分が出てきてしまうという気色の違うぶっとんだお話でした。

2

予想外

柚摩センセイといえば、可愛いエロエロ!!
なイメージだったんですが、今回は予想外に純愛モノ。
まぁ、毎回純愛ではあるものの、エロ主体なイメージもあったんですが、今回はストーリーメインという感じでしょうか。
お笑いが大好きな二人。ちょっとしたことをきっかけに急激に仲良くなる。
息もぴったりあい、すばらしい相方。しかし、大学受験に差し掛かり、二人はわかれわかれになってしまう。
相方として、親友として、それ以上のキモチに気づいてしまった二人は・・・!?
というところであります。
荒牧くん。二つ年上でヤンキー。
そんな設定ではあるものの、悦ちゃんにメロメロで、従順でわんこみたいな姿は可愛いです。ヤンキーとは名ばかりにしか見えなかったのが残念。
裏ではわりとつるんでる~な設定も見え隠れなんですが、それがはっきり見えないのがもったいなかったカナ(ページの都合かな
高校生編~社会人編~な流れですが、芸人として仕事を始めた二人~の話もよめたらうれしいかも。

☆素顔はタブー
これは前項編。こちらのほうが、いつもの色を出してて個人的には好き。
他人に素顔を見られると、とってもエロ~~~いことをしたくなっちゃう男の子のお話です。銭湯で警戒しながらお風呂にはいる。
ところが、予想外にマッパの若い男が入ってきたあげく、めがねを取ってしまったからさぁたいへん
発情し「セックス・・した・・・い」
かっΣ(゚∀゚*) 恐ろしいほどの可愛さビバwwww
柚摩センセイの描く、顔真っ赤で感じまくってる男のこの「ハァハァ」顔。
これがたまらなくお好きです。ありがとうございます。
しかし、メガネなくても発情モード突入で今後どうなるんだろw

2

芸人!

柚摩サトル先生の本はけっこう買ってるので、今回も買ってしまいました。
でも芸人の話って微妙かな?
なんか想像つかない(*_*;
二人で芸人目指して頑張っていくというのはいいとして
いきなり荒巻が工藤にちゅーって展開早いな~と
全然お互い好きとかわかんなくて
恋愛的にはなんか物足りなかった。
でも高校生の二人はコンビを組むものの
工藤は大学受験を選び、コンビ解消。
芸人目指すのを辞めて大学に入ったのに半年で辞めてアルバイト。
とかありそうありそうって思いました。
そんなときに荒巻と偶然東京で出会い。
荒巻はまだ芸人を目指していて、舞台にも出てて
あの漫画の舞台って渋谷にあるあれかな?とか思ってしまった!
工藤は荒巻が他の人とコンビを組んで舞台に立っていることに嫉妬。
でも焼きもちやいて気付くよね(>_<)
うーーー最初は否定気味に書きましたが、
もう少し読みたい気分です。続いて欲しかったな!

2

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