表題作 遥山の恋

橘貴哉 → 小西克幸

紫乃 → 岸尾だいすけ

その他キャラ
ナレーション[堀内賢雄]/ 飛垣伝吾朗[松本保典]/ 滝兵衛[たてかべ和也]/ 戸田[松本大]/ 金森長光[古島清孝]

あらすじ

身体に醜い痣をもつ少年・紫乃は、老犬・シロと狩りの最中に傷ついた戦装束の青年を救う。
人と交流を持たず、山で一人、暮らしていた紫乃にとって、誰かが近くにいることが何よりも嬉しかった。
夢でうなされ苦しむ青年を、必死に看病する紫乃。しかし、目覚めた青年は、紫乃の顔の痣を見て
『化け物』と罵る。
青年の残酷な言葉に深く傷ついた紫乃は、それでも献身的につくすのだったが――。
(販売元より)

作品情報

作品名
遥山の恋
著者
六青みつみ 
イラスト
白砂順 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
脚本
佐藤拓
オリジナル媒体
小説
メーカー
Atis collection
収録時間
156 分
枚数
2 枚
ふろく
岸尾だいすけさんトークショー応募券(メーカー通販のみ)
パッケージ発売日
4.1

(20)

(12)

萌々

(2)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
80
評価数
20
平均
4.1 / 5
神率
60%

レビュー投稿数7

涙腺崩壊

ジャケットに惹かれて、安易な気持ちで聴いてみた。







さらば涙腺。
身勝手な攻めを健気に慕い待ち続ける受けに、胸が痛む。

涙が止まらない。

1

身勝手攻×健気受=胸掻きむしられる

原作既読。
室町時代とかその辺のお話です。
昔話風のナレーションを堀内さんがなさっていて、時代物の雰囲気に厚みが出ていますし、受攻それぞれのモノローグではなく、ナレーションが入ることで心情の変化がよりわかりやすくなってます。
音楽もとても良かったし、2枚組なので原作の世界観を壊すことなく上手く纏められていました。

六青さんの真骨頂である健気受ですが、岸尾さんが演じられると、しっとり美人な健気に仕上がっていて、最初聴いた時は紫乃って15歳だったよね……?
と思わず原作を確認してしまいました。
でも、この儚い感じとか、本当にぴったりで良かったです。
貴哉役の小西さんも、優しく包み込むような柔らかな低音が心地いい。

紫乃は自分自身が理不尽な境遇にあるのに本当に優しい子で、不憫健気の代名詞のような感じなんですが、ここに根が坊っちゃん気質の無神経男が絡んでくると腹が立つのなんのって!
裏切りによって領地を終われた貴哉が、紫乃の存在によって徐々に荒んだ心が癒されてゆくのですが、この男の勝手によって紫乃がどんどん傷ついていくシーンは、胸が掻きむしられるほど辛いです。
そんな辛い辛い年月を重ね、紫乃が溜めに溜めた負の感情や恨み言を全てぶちまける所では、岸尾さんの演技がきらりと光ってました。
引き摺られるってこういうことね、とこちらまで苦しかった。

エッチはそんなに濃くないですが、紫乃の年齢が年齢なので、なんだか居たたまれない気分に……。
とは良いながらも、結局は岸尾さんの甘い掠れ声と、小西さんの色っぽい攻め喘ぎに大興奮。
くそぅ、小西さんニクイよ、何でこんなにエロいんですか!

切なさ要素いっぱいの作品ですが、私が泣ける場面は原作でもCDでもシロが死んじゃうところです。
独りぽっちだった紫乃に寄り添ってきたシロが、シロが……うっ、うっ……(涙)
すみません、動物ものに弱いんです。

2

岸尾さんの健気受はやはりいいものだ~

原作既読。
六青さんの作品の攻って悪い人ではないんだけれど無自覚に自分勝手な部分があるタイプが多くて、この作品の攻の貴哉〔攻〕(小西さん)もこのタイプ。
でもまあそれだからこそ受の健気部分が引き立つっていうのもあるんですけどね。

先祖の祟りによって醜い痣を持ち山で犬と共に一人で暮らす少年、紫乃〔受〕(岸尾さん)。
やっぱり岸尾さんの健気受の演技は好きだなー。たまらん!!
化け物扱いされても健気に尽くす紫乃が可愛い。

堀内さんのナレーションが上手く原作のストーリーを生かして物語に分かりやすさと深味をあたえてました。

ともかく大好きな岸尾さんの健気受を堪能出来たので自分的には満足満足。
小西さんの優しさと格好良さとのメリハリのある演技も良しです。
多少、おいおいと思う部分もありはするけれど、なかなかに聴き応えのある一作でした。

4

んー

じっくり丁寧に作られた良作でした。
キャスティング、音楽、脚本、すべて良かった。
小西さんはどこまでもカッコよかったし、岸尾さんはしっとり清楚でたおやか。コメディ作品でのフリーダムな岸尾さんもいいけど、しっとりした作品も上手い。上手い声優さんは何をやっても上手いってことだね。
ナレーションがあるのも新鮮でした。
ナレーションつきのドラマCD、もっとあってもいいのになと思わされました。説明が多くなるのは賛否両論だろうけど、うまく使えばはお話に厚みが増すし、原作の雰囲気を壊さず音声化できるし。

ただ、泣ける泣けるという評判だったけど、私は泣けなかったです。
先の展開が読めることと、切なさの方向性が私の好みからは微妙にズレてたのがその理由です。
とくに後半部の切なさが伝わらなかった。
や、たしかに切ないんだけど、これが我慢できないほどの切なさだというのなら、昔の武士や貴族の妻たちはどうなるのさ、とか思っちゃった。
受けの抱く感情のなかに、まったく時代性を感じない。
なにかプラスアルファが欲しかったな。

3

安定したキャスティング

流石、Atis Collectionと言ったところ。
阿部Pに文句の無いキャスト陣です。
2枚組だから・・・聴くのもしんどいかしら?との心配もしましたが、そんなことはございません。
ゆっくりしっとりとした世界観にじっくりと浸れる作品になっています。
音楽に、堀内さんのナレーション、大河ドラマさながらの演出。
本当に丁寧に作られていると思います。
私は原作未読で聴きましたが、置いていかれることもありませんでした。

といいつつ、何故中立評価なのかといいますと、原作がどうも苦手だったためです(攻めが無意識に身勝手な気がするのは私だけでしょうか・・・)

小西さんの優しい攻めヴォイスと岸尾さんの鉄板健気演技、堀内さんの文句ないナレーションを存分にお楽しみ下さい。

4

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