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表題作サクラダの紋章

志野警視正
警視官僚の卵 岡部六太

あらすじ

岡部六太は、この春に大学を卒業し、めでたく警察庁に入庁した。俗に“キャリア”と呼ばれる未来の警察官僚の卵である岡部が職場実習として配置されたのは、東京の中心部にある「西麻布署」だった。晴れて希望していた刑事課に転属になった岡部だが、それと引き換えに、ある人物から極秘の内部調査の任務を負わされていた…。サクラダの紋章第1弾!

作品情報

作品名
サクラダの紋章
著者
峰桐皇 
イラスト
神崎貴至 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592871163
2

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萌々

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中立

(1)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ギャグ系刑事もの⁉︎

シリーズ第1巻!
1999年に発売されたかなり古い作品です。
懐かしいです!
当時刑事ものと聞いて即購入だったのですが⁉︎
表紙の雰囲気と中身のギャップに驚いたのを今でも覚えてます。
好みは別れる作品ですね。
私は楽しいだけのお話も嫌いではないんですけど…トータル的に読みたいタイプなので、このシリーズは残念ながら物足らなかったです。

シリアスな感じなのかとも思っていたら、コメディ要素の強いお話。
当時、『踊る大捜査線』ブームの時代だったので、それにのったのかな?…と思うような内容です(笑)

一応シリーズ3作品にはなってますけど、これってシリーズにする必要あったのかな?っと思ってしまう位、内容は軽めで薄っぺらい印象。
一冊づつ完結しているので、単発でも読めないことはありません。

個性的なタイプの違う主要キャラが4人登場してくるんですけど、キャラ立ちはユニークで面白いです。
ただ、ギャグに走り過ぎているのは残念でした。
キャリア組の年の差ラブに期待していたのに…結局ラブはあったといってもいいのか、微妙な印象なんです!

キャリア組のキレもの上司•志野警視 × キャリア組の卵•岡部六太。

毎年20人しか採用されない国家公務員1種の採用試験に合格し、エリート集団、「キャリア」と呼ばれる未来の警察官僚の卵となった岡部。
突然警察庁のTOPに呼ばれ…「口先の魔術師」と呼ばれる人間を探せと任命されます。
そこで、上司となる志野警視正と出会い!
岡部を気に入った志野に、ちょっぴり怪しく…ユニークに絡まれてしまっている岡部(笑)
さあ事件解決は?…2人の関係は?

と言っても、残念なことに、志野の悪魔っぷりは第1巻でお目見えすることはありません。
でも、志野のミステリアスな感じは、年上&オヤジキラーの私の萌ツボを、ちょっぴり刺激してくれるキャラでした。
岡部もある意味大物タイプかも?と思える処は魅力を感じさせます。
すっごく天然系なんですけど、魔性の雰囲気がプンプン(笑)
もう少しラブ面にもメンイをおいて下さったら、この組み合わせだと絶対美味しかったのに!
と妄想してしまう分、非常に残念でした。

コメディ系なんですけど、警視庁と警察庁の違いなんかは、明確に分かりやすく説明されていたりするから、勉強になります。

楽しいだけじゃなく、せっかくの美味しい逸材、美味しい設定なのでもっとラブに絡めて欲しかったのが感想です。

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