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表題作今宵の月のように

松浦浩明,25歳,カメラマン
小泉裕,17歳,高校2年生

あらすじ

両親の遺したホテルを切り盛りする引っ込み思案な高校生・裕は優しく励ましてくれる宿泊客・浩明に惹かれ…!? 待望の文庫化。
(出版社より)

作品情報

作品名
今宵の月のように
著者
神奈木智 
イラスト
しのだまさき 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344823969
2

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
5
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

攻め受け共にぽやぽや&ヘタレ系かも

レビューがし難い作品だと思ってしまった・・・
大人しくて気弱な受け様とお坊ちゃま系の攻め様との
成長ものラブロマンスでしょうか。                 
主役の二人よりも脇キャラが際立っているのでかなり二人の
印象がぼやけてしまうと私は感じてしまったかも。
両親の事故を学校で聞き、慌てて病院へ向かう受け様。
気ばかりがせいてしまい、パニック気味で病院までの
タクシーが捕まらず焦っている時に予約でタクシーを呼んでいた
人に先に譲って欲しいと涙ながらに懇願。
そして、葬儀も終わって、両親が経営していたホテルの経営を
巡って残された3兄弟で話し合っている時に、10年もの間
不在にしていた長男が客を伴い帰ってくる。
そのお客がタクシーを譲ってくれた攻め様でまさに運命の出会い。

受け様は性格が大人しくて自分の気持ちを人に伝えるのが
苦手な人で、かなりうじうじしてるタイプ。
作品には両親や兄弟に庇護され可愛がられるイメージで
描かれているのですが・・・個人的には感じませんでした。
そして、4兄弟が全て血のつながりが無いって設定でした。
その意味もいまいち判らなかったかなぁ~
攻め様は半年前にやはり最愛の兄を亡くしてるんですよね。
兄と一緒に世界を回って写真を撮っていた攻め様は
兄亡き後写真を撮る事をやめてしまう・・・まぁ、ブラコンですね。
そんな二人が互いに影響しあい互いに好きになって成長する話。
長男と次男の話が今後出てくるのかな?って感じでした。
攻め様の亡くなった兄の婚約者の女王様キャラは激しかった(笑)
あまりのも私の萌え心が動かなかったんです、すみません。

1

今宵の月は朧月……という感じ?

この可愛い表紙は苦手なパターン……?と思いながら
警戒しながら読んだのだが、
地雷というよりなんだかボヤボヤした話だった。

小さなホテルを経営している家に引き取られた
血の繋がらない4兄弟。(1人だけ実子。)
両親が事故で亡くなり、残されたホテルをどうしていくのか……

そこに現れた曰くありげなカメラマンの・松浦と
高校生の三男・裕の話。

ホームドラマっぽくもあり、総ホモ話っぽくもあるのだが
それはいいとして、主人公二人が
なんだかピンぼけな人々であまり魅力を感じず
読んでいて乗り切れず退屈だった。

舞台になっている街の情景は雰囲気がいいし、
脇役の女性、長男次男(どうもここがカプらしい)は
インパクトがあるので、シリーズとして読むと魅力があるのかも。

0

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