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表題作LOVE DRUG(ラヴ ドラッグ)

城崎哲也・アメリカからの研究生
原嶋裕貴・製薬会社社員兼ホスト

その他の収録作品

  • ぼくらのウェイ
  • 人気者
  • よくあるウワサ話
  • パン
  • あとがき

あらすじ

「オマエの弱みは俺が握っている!」会社に内緒で高級クラブの人気ホストとして働く原嶋。他のホストに妬まれ、慣れない仕事で戸惑う彼は、突然現れた超無礼な客・城崎にバックバージンを奪われてしまう。しかも城崎は、原嶋の勤める製薬会社に研修生として現れ、「ホストのことをバラされたくなかったら大人しくしていろ」と、更に原嶋の躰を求めてくる。2人の熱いラヴバトルが今はじまる。

作品情報

作品名
LOVE DRUG(ラヴ ドラッグ)
著者
新井諒 
イラスト
西村しゅうこ 
媒体
小説
出版社
ムービック
レーベル
GENKI NOVELS
発売日
ISBN
9784896014525
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

まあまあかな

大量の90年代BL本を読むまくってるんですが、正直ちとキツくなってます。
そんな中で、おお普通に読める!!とやっと普通作品に巡り会えた気がしちゃったのがこの作品。

お人好しの性格から友達に裏切られ800万の借金を背負ってしまった原嶋[受]
仕方なく彼は、昼は製薬会社でサラリーマン、夜はホストと2つの顔を持っています。
といってもホストになったからといって性格がガラッと変わってしまうという事はなく容姿はいいものの割に生真面目。

そんな二重生活を送るある日、傲慢な男が来店し原嶋を指名したあげくその後無理矢理強姦されちゃいます。
散々な目にあった原嶋が出社して見たものは、アメリカからの研修生として紹介されたのが昨夜、原嶋を抱いた男、城崎!!
何事も無かったの様に振る舞う原嶋ですが、城崎はしっかり覚えていて会社にホストのバイトをばらすぞと脅しめいた言葉を告げるのですな。
原嶋はそんな城崎が嫌で仕方ないんですが、会社命令とあっては担任を降りる訳にもいかず一緒に出張に行ったり仕事をしたり。
そんな城崎ですが出張先で、突然何かに怯えた様な態度を見せます。
結局、その原因は城崎の過去にありました。

原嶋の勤める製薬会社ではスパイ容疑が囁かれていて、少しキナ臭い匂い。
そのスパイが城崎ではないかと疑うのですが、実はその正体は、良き先輩としてずっと慕っていた相手で原嶋は彼に悪行を押し付けられて自殺を装われそうになりますが、危機一髪で城崎に助けられます。
城崎の正体はありがちといえばそうですが、最後迎えに来るとことかセオリー通りで安心して読めました。

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