商品説明

文具メーカーで社長第二秘書をしている秋月利也は、社長の甥で第一秘書の美馬寛和に倉庫整理に回され、社長との会話も禁止された。利也は嫌がらせでキスをするような美馬への反発心から、目を盗んで社長に近づこうとする。だが、徐々に社長と親しく、そして美馬との関係が好転していくと、利也の心に抱えていた秘密が重くのしかかる。実は、利也は先代社長の孫で、伯父たちから社長の弱みを握るスパイを命じられていて……。
(出版社より)

作品情報

作品名
秋霜に恋がこぼれる 溺愛中毒番外編ペーパー
著者
大徳寺キサラ(大徳寺きさら) 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
溺愛中毒
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

受け様が思う以上に愛される

本編のその後の二人の様子が描かれているお話です。
会社での3連休中に義父である社長が中1日だけシンポジウムに参加する為
本来なら秘書が同行するところを、攻め様の思惑で、新婚旅行も行っていない
受け様の母親を一緒に伴って3連休を夫婦で過ごせるように手配した攻め様
そんな攻め様の心遣いに母親の事まで気をまわしてくれる攻め様に受け様は
感謝しているんですよね。
でも、考えなくてもわかるけど攻め様の本当の狙いは受け様と3連休を誰にも
邪魔されずに過ごす事なんですが受け様はわかってないのです。
両親の仲睦まじい様子をうらやましい気持ちで見送る受け様
義父の母に対する態度を見て、自分も攻め様に優しくされたいと思うのです。

攻め様の溺愛ぶりがいまだに理解しきれてない受け様の様子がうかがえます。
クーデレ系の攻め様ですから誤解されちゃうのですね。
それでも、攻め様の家の駅に着いた雨の中で攻め様に声を掛けられ
攻め様の手が冷たい事に気が付いて自分を待っていた事に気が付く。
そして寒い秋霜の中にあって、受け様の心が温かくなるショートです。

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