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おまえが俺から離れられるはずがない――
この作品は電子版雑誌で1話目を読んだことがあったのですが、その時はとても短いお話で登場人物の紹介みたいなお話だったのでそれ程興味も湧きませんでした。
でもこうしてシリーズ通して読んでみたら中々面白かったです。
表題作シリーズで丸ごと1冊なのですが、ブルゴーニュというカフェが舞台で2組のカップルが登場します。
タイトルに出ている「王子様」というのはこのカフェのオーナーであり店長の事なのですが、お客様に対しては王子様のようなキャラなのに実はかなりのくせ者です。
強面で寡黙なコックの後藤君は1話目を読んだ時に鋭い目が印象的で、この単行本を読んだ時も覚えてました。
他には店長の弟と大学生のバイト君という合計4名がメインキャラ。
みんなそれぞれ個性が違うので、違うお話が楽しめると思います。
中でもやはり「王子様」と王子様の弟のキャラが印象的でした。
思わず「全然王子様とちゃうやん…笑」と思ってしまいました。
受け様達がなんとなく気の毒に思えなくもないのですが、まぁ、本人が幸せならいいっか(笑)。
レストランを舞台に、二組のカップルのお話が入っています。
最初は新人バイトの田中視点のコメディー(?)なのですが、こちらは割と萌えられて笑えてとても面白く読めました。
受けがこわもてなのですが、とても可愛い…コメディーのつもりではないのかもしれませんが、笑えました。こわもて系の受け、王子様系の攻めという一般と逆(?)なカップリングが、好みは分かれそうですが珍しいチョイスで興味深かったです。
もう一つは何故か不敏に見えるバイトの田中君と、曽根崎の弟の和輝のカップリング。
女の子が好きと言っていた田中君がほだされていく様子や、チャラい系の和輝が必死になる様子は楽しかったです。
こちらも大人しそうに見えて強かな受けとチャラくみえてヘタレな攻めという、よくある組み合わせとはちょっと違う感じ…。
シリアスよりライトなコメディーよりなのですが、さらっと楽しめる作品だと思います。
801AUTHORS108でお見かけして、
読んでみたいなーと思ってたらもう一年経ってしまうじゃないですか!!
軽くショックでしたがようやく読ませていただきました!
表紙の、何か企んでいるような笑みをたたえる男性が受けなんだろうと予想したら
逆でした!サプラーイズw
しかも、表紙と中は絵柄が違う印象なので、またまたサプラーイズww
『ブルゴーニュのアルバイト』『ブルゴーニュの犬』『ブルゴーニュの平凡』
アルバイト先の店長・曽根崎と厨房担当・後藤が付き合っているのを知って
曽根崎のヤキモチが強いので
バイトの入れ替わりが激しかったカフェ“ブルゴーニュ”。
でも後藤のまかないは美味しいし、バイト代も弾んでくれるしで
どうにか続けていた平凡な大学生の田中は、
曽根崎の弟・和輝が新しく厨房に入ったことによって
騒がしい日々を過ごす羽目に……。
和輝が周りから好かれる人気者で
懐いてくれない田中が気になり興味本位からの言動で
最終的には恋になったというお話なんですが
あんまりワンコ攻めって感じはなかったです;
実はMだったんだ!?っていうのは面白かったんですが
田中が気の毒ですよ…。
酒の勢いで寝たにしても、その後「落としたよ」っていう、
和輝の電話での会話を聞いちゃったらそりゃ傷付くもの。
嘘から出た誠で結果オーライならいいかもしれませんが
和輝があまり好きになれませんでした;
『ブルゴーニュの王子様』前後編、描き下ろし『足りない物』
曽根崎と後藤の馴れ初め編です。
曽根崎がこんなに性格悪い奴だなんて思いもしませんでした!!
これはもう悪い意味でのサプラー……すみません。
いくら“眉目秀麗で頭脳明晰、友人も多くすべてを兼ね備えた男”でも
我侭で済まないレベルでしょうコレ!!っていう…。
後藤は部活があるのに「お前の家でゲームしたから休め」とか何様!!??
押しに弱いお人好しだからって後藤……断っちゃいなYO!!
後藤の手料理で見せた曽根崎の笑顔がもっと見たくて
料理人の道を目指すとか健気過ぎ…!
なんで曽根崎なんか好きなんだよ、私にはかわかんないよーと嘆きつつ
好きになったら理屈なんて関係ないんですよね、そうスよね。
でも…っていうループに嵌りながら読みましたw
後藤の気持ちに気が付いていて、応える気もないのに抱くなんて酷い!!!
世話してくれてるからって、あんまりだー…。
そりゃ、ずっと好きだった相手に抱かれたのは
悪いことだけじゃないけれど
関係する前よりもっと傷ついてツライのは後藤なんだよ!?
それなのに、自分の思い通りにいかなくて、
後藤が働いている店の店長にとられそうになってようやく…って
虫が良すぎやしませんかねぇ…。
後藤が幸せならいいんだけどさ。
『後藤君の余裕の無いとこ見てみたい。』で、
ぐずぐずになってる後藤と
カバー裏で曽根崎に下の名前で呼ばれてお皿を割ったのが可愛かったので萌で!!
見た目が攻めな受け、マイブームですww
うーん
やっぱり、ここはいっそのこと「しゅみじゃない」にしちゃった方がいいかなぁ。
この曾根崎兄弟みたいな奴ら、「しゅみじゃない」んだ。
はっきり言うと、大嫌いなタイプなんだ。
もちろん、キャラクターの性格が嫌いなタイプって事なんだが、このお顔もあんまり好きじゃない。
なんかお口が大きくて、ツリ目でケケケケって感じで笑っているのがお化けっぽくて怖いの。
心穏やかに読めたのって、いちばん最初の「ブルゴーニュのアルバイト」だけかも。
後はなぁ
あれこれ行き違いはあったけど、最終的にはラブラブでって、むしろやり過ぎなくらいのベタベタで、よかったね。
って言われても、曾根崎兄弟みたいな奴らが幸せになるの自体許せないって感じちゃうのよね。
表紙に一目惚れでした(*´д`*)コフンコフン
ま、結局中身はそうでもなかったんだけどな
お話は二本立て
個人的んは、後半のお兄さんの話の方が好きだなとは思うのですが
前半のお話で、兄ちゃんの話も読みたいな~と思わせておいての
後半お兄さん編という構成は憎いというか、上手いなと思うのでした。
人気店で毎日お客さんはいっぱいなのに、従業員がどんどん辞めてしまうと有名なおみせでバイトを始めた受。
働いてみればなるほどな~と思いつつ、バイト代に釣られて~
ところが、突然やってきたあたらしいバイト(攻)
まるで大型ワンコな彼は、過去のトラウマを思い起こさせて・・!?
最終的に「ドエムか!!!」な展開が面白かったwww
めげない姿がなんだかゾワゾワする
後半は、お兄さんと料理人~のカップルですね
ゴツ受ですよお姉さん(((o(*゚▽゚*)o)))
不遜な俺様王子、俺様何様。いうことを聞いてやるのは嫌いじゃない
ある日、つくってやった料理を「うまい」といって微笑んだ顔が嬉しくて
その顔がみたくて料理を勉強して、最終的位に料理人にまでなってしまう。
好きだから。ただその顔が見られれば満足だったのに・・・
俺様何様が、失って初めて気づくというパターンは最近ちょくちょく見ますが
これが存外好きです
あの打ちひしがれた感というかねw
泣けばいいのにwww
受が、開発されていく姿を想像するとまた楽しく
名前を呼ぶと初かしがるとか初々しくてまた楽しい。
次回作また楽しみにしてます