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表題作お騒がせ! ぼくの暴君

永田涼,デザイナーの会社員 
拓馬,32歳,ニートのフリーター

同時収録作品フラッシー・ブギ

転校生の同級生 尾形清人 
ツッパリリーゼントの同級生 西園寺千影

その他の収録作品

  • Red Hot Sweet
  • 日々、シアワセ。
  • SICKLY
  • フラッシー・ブギ後日談

あらすじ

ゲイ合コンで出会った涼とたっくんは趣味も性格も正反対でケンカの多い凸凹カップル。しかし性癖とカラダの相性は最高で。
ケンカしたりHしたり甘えたり甘えられたりの甘辛同棲生活。
シニカルエロのニュータイプ・やまねむさし初コミックス!
表題作シリーズと、爽やかイケメン×強面リーゼントの読み切りを収録。

作品情報

作品名
お騒がせ! ぼくの暴君
著者
やまねむさし 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
ISBN
9784799713563
3.8

(55)

(19)

萌々

(20)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
13
得点
208
評価数
55
平均
3.8 / 5
神率
34.5%

レビュー投稿数13

これはニヤけちゃうよ

超甘党の涼(攻)と超辛党のたっくん(受)、
見た目も性格も正反対なカップルのお話です。

何かどでかい事件があるわけでもなく、
ロマンチックな駆け引きがあるわけでもないけど、
日常の中のさりげないやり取りだとかそういう一つ一つが
読み手の心を掴んで離さないなぁと感じました。

たっくんにベタ惚れで恋は盲目、頭の中お花畑な涼と
粗暴で強面でスケベなオッサンなたっくんの
パッと見、合いそうもない2人がラブラブ同棲中
っていうのもなんかいいんだよなぁ…

おうちの中では周囲とか関係なく、そこは2人だけの世界で、
涼とたっくんの暮らしがあって、ありのままの日常を眺められる
喜びがありました。

だって、まず痔の話題なんてキラキラBLじゃ、なかなか出てこないし(笑)
肛門の安寧はBLにはつき纏う問題だけど、そんなリアルな悩みを
赤裸々に口にしてしまうデリカシーのない受けはたっくんくらいだと思う。

他にもたっくんのぽっこりお腹だったり、枕からほんのり
加齢臭が香ったり、裸エプロンが異様に似合ってなかったり、
容赦なく突き付けられるリアルさが逆に親近感がわきました。

そうだよ、イケメンでスタイル良くて腹筋バッキバキな三十路男性
なんて現実じゃそうそうお目にかかれないですもんね。

だけど、たっくんにはその全てを包み込むように愛してやまない涼がいます。
だらしなくても、ケンカしても、暴君であろうとも、
変わらない涼の無限の愛に胸がじんわりと温まります。

対するたっくんも一見すると、横暴な態度ですが、
涼のためにお菓子作りしてあげたり(失敗する)、
文句言いながら涼が選んだ服を汚さないように気遣ったり、
涼が風邪をひけばお世話するために早引けしたり、
わかりづらいけどちゃーんと愛があるんだなと
そのツンデレっぷりにニヤつきが止まりません。
結局、2人ともすごい両想いなんだなぁって。

たっくんが転職活動を始める場面は特に好きでした。
自分がダメになっても涼は自分のことを捨てないって
信じられるから失敗をおそれず踏み出せるんだなあ、と。

「いい仕事みつかるといーね」って涼のさりげない一言も
どんなたっくんでも受け止めるよって言っているようで
すごく愛を感じました。
注ぐも愛、受け容れるも愛なんですねえ。

0

アホ、シュール、エロ!の黄金バランス!

この先生の
アホ、シュール、少々のエロ
が毎作毎作私にはドンピシャ!
このエロ好きの私が!って知らんがな!ですがー。

まずは1ページ目からニヤニヤして
"STK32の受"という表現に爆笑!

ストーリーやイラスト、書き文字が羽生山へび子さんに似てるかなぁ。
そうそう!いけない共通点がある!
面白くて面白くてキチンと余さず読みたいの手書き文字が見づらい事!
あの大きさがジャストとはわかるけどどーもスマホ族にはね。画質優先で見るとハッキリわかるからそうするかしら。
「お、ディルド安くなってる」には吹きましたもん。これが読めないとは惜しい。
シュールギャグ?という分野には必須なのかな?

とにかく私は熱くかたりましたが、思ったより評価低いなとチェックしてみたら高低差が激しいみたいですね。確かにこの手のお笑い作品も評価わかれますもん。
でもエロを少なめにしてらストレートの男性にも面白いんじゃないのかなぁ。

そうそう、表題作、結構エロくないか?と思ったらキュートなハバネロ作者さまのあとがきにによるとリブレの編集者さんにもっとと求められてるようですね。
うん、私、表題作、同時収録作品ともにエロはあの位の量がお似合いだと思いますます。
涼くんのデ◯マラを活用してる所は確認したいもの!

2

ページを

開いて、一言目がケツが痛ぇ……目が点になるところでした。

規格外サイズ、七味ドバドバ、痔、食生活。
あー、おケツが痛い理由は痔なのねと思ったら……痔なのに、ぬぽぬぽと犯ちゃうんですね。

普通なら受け付けない。おっさん受けで痔でぽて腹なんて。
不覚にも萌えてしまったんで新しい世界を開けたかもしれません。

痔には辛いんじゃない?な玄関シーンに一番萌えました。突っ込みところも満載な作品です。

早めに病院行きましょう。治した方が色々と楽しめると思いますよ。

2

アラサーゲイカップルの甘辛同棲

酸いも甘いも、まだまだ全然噛み分けられてない、
大人なのに大人になりきれてない、
そんな大人の、あまあまでグダグダな日々。
粗暴で強面現在ニート、ひげ面でくわえタバコのちょっとダメ人間のたっくんだけど、涼からみれば、フリフリエプロンも超かわいい、クレープに包んで食べちゃいたいくらいのスイートハニーだし、
たっくんの方も、涼を脳内生クリームとののしりながらも、涼のデカマラと甘やかしに実はメロメロ。
最初からできあがちゃっている二人の甘辛同棲生活のお話なので、エチシーンは多いです。
でも、サクッと力の抜けた絵で描かれる二人の性生活は、これ見よがしなところはないのに、生っぽい熱感がいい。

後半は、強面リーゼントくんと爽やかイケメンくんの高校生物。
こちらも、高校生らしいイキがり感がかわいい。

どちらの作品も、キャラの設定年齢とお話の雰囲気がしっくりしていて自然なところにとても好感が持てた。

どの作品も、雑誌やアンソロの中だと、このサラッとしたタッチのせいで、すっと読み飛ばしちゃいそうだけど、こうやって1冊のコミックスになってみると、実はとっても力のある方なんだと思ったのでした。

2

拓馬32歳マダ男、攻める受け。

マダ男度★5 騎乗位度★2 ディル度★1
たっくんの中身(えろ:それ以外=9:1) 

 デザイナーのりょうちゃん(29)×フリーターのたっくん(32)の、ゆるく見せかけて実はハードな日常の物語。
 たっくんのマダ男ぶりが完璧でした。マダ男の魅力は、熱いものが見え隠れするけれど決してそれを人前では燃やさず日々めんどくさそうに過ごすところ、やればできるという可能性を秘めた駄目人間であるところであると思うのですが、たっくん、そういうとこ完璧でした。
 無精ヒゲと寝ぐせが似合う、ガサツで目つきが悪い男、たっくん。ヒゲを剃ったら美人になるということもなく、フリルエプロンを堂々と着こなす可愛げの無さに、スーツが似合わない32歳男性ってどうだろうと思わせる甲斐性の無さ。
 そんな彼を「かわいい かわいい」と盲目的に愛する男が1人。可愛いの意味が分からなくなったので調べてみると「愛おしさ、趣深さがある事、かわいそうな事」等。便利な言葉だったんですね、かわいいって。
 この2人でしか育めない愛を育てている、かわいい物語でした。

◆フラッシー・ブギ
 爽やかイケメン転校生×硬派なヤンキー(リーゼント)。硬派な西園寺くんがうろたえる姿に萌える、爽やか学園ラブ。爽やかなまま終わるかと思ったら描き下ろし後日談のラスト2pで急展開! その気になっていた西園寺に萌えました。

2

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