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表題作愛がなくちゃね

冴えない科学教師・愛川貴幸(25)
高校生で女優の息子・浅羽光(16)

あらすじ

冴えない教師・愛川を期限内におとす賭けに乗った光。だが遊び心で愛川を着飾ってみると彼はとびっきりのいい男に変身して!?著者:月上ひなこイラストレーター:佐々成美

作品情報

作品名
愛がなくちゃね
著者
月上ひなこ 
イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia Novels ~ラキアノベルス~
発売日
ISBN
9784894861589
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

地味で冴えない教師の正体は?

地味で冴えない教師を受けがカッコよく変身させる話の典型かと思いきや、どんでん返しがある話です。
パターンに見えて違ったのが、面白いです。

冴えない科学教師・愛川貴幸(25)二面性のある攻め×高校生で女優の息子・浅羽光(16)プチ女王様誘い受け
仲間が失恋してやけになって、お嬢様学校として名高い学校の子を姿形も見る前に何番目の子を落とすと宣言して、その子をクリスマスイブまでに落とすというゲームを考える。
光が落とすと宣言してしまった子はなんと男で、しかも自分の学校の教師だった。
仲間の手前、仕方なく落とそうと参加するが冴えない愛川のことが気になってきてしまって。

女優の息子で顔が綺麗目なので女の子は寄ってくるのですが、キスだけで本当の恋をしていなかった。
仲間から光ならどんな奴でも落とせるよなと言われると、プライドが高いのでその気になって、頑張ってしまう。
恋愛マニュアル本なんか本屋で買っちゃったりと、どこか抜けている可愛い子です。
愛川なんて地味でつまらない奴と思っていたのに、なんとなく気まぐれで変身させたらいい男で、先生が馬鹿にされるのが嫌だったのは好きだからと自覚した瞬間、ゲームの為に近づいたなんて言い出したら軽蔑されて嫌われると悩んでと、ここまでだったらお決まりパターンです。
結局は、そんなゲームがキッカケであっても許してラブラブになっちゃうのかと思いきや、一波乱、ひとひねりが待っています!
何かあるんだろうなとは思っていましたが、驚かされます。
後半詰め込み過ぎた感があって、いい展開なのに説明調なのが残念でした。
本性を見せた攻めとの後日談が、ここは欲しい所です。

プチ女王様な受けのツンツンした子供っぽい態度が憎らしいんじゃなくて、カワイゲがあって無性に可愛かったです。

エロ:★3 誘い受け有、普通
総合:★4 テンプレかと思いきやのどんでん返しに、してやられました。

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