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表題作晴れた朝も、嵐の夜も。

海東啓吾,25歳,海東グループ重役,受の義兄の息子
志水千央,高校生

その他の収録作品

  • 晴れた朝も、嵐の夜も。Act.1
  • 晴れた朝も、嵐の夜も。Act.2

あらすじ

一人でだって生きていける。
両親を亡くして以来、そう思ってきた高校生の千央は、年上の甥・啓吾の保護者ヅラに素直になれないでいた。
唯一の家族である姉の結婚で身内となった啓吾は大手商社・海東グループの副社長で冷静沈着な超エリート。
強引さに負けて渋々同居した千央だったが、無理矢理バイトも辞めさせられ、千央が抗議し家を飛び出すと軟禁する始末。
鉄面皮の啓吾に強がりを見透かされるのは悔しいけど…。
そんなある夜、過去のトラウマから嵐に怯える千央に啓吾は意外な優しさをみせて―。

作品情報

作品名
晴れた朝も、嵐の夜も。
著者
可南さらさ 
イラスト
蓮見桃衣 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
ISBN
9784756714954
2.4

(5)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
10
評価数
5
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

冗長に感じてしまいました

大人な年上攻めと、ヤンチャな年下受けの、王道的なお話です。
姉の結婚によって甥と叔父になり、同居することになった二人。年上攻めの過剰な束縛に反発する受け。そこはじまった関係に、愛が生まれます。
丁寧な描写は好感でしたが、地味でドラマ性の薄いストーリーだったので、途中から飽きてきてしまいました。とくに後半、やたらくどい。心理描写は丁寧すぎると行間がなくなっちゃう。あえて書かないことによってできる余韻みたいなものが欲しかったし、ストーリーそのものももうちょい密度が欲しかったです。
でも、大人攻めとヤンチャ受けの年の差カップルが好きな方にはオススメです。
攻めは、「傲岸不遜な態度なのに不器用で、受けのことになると判断力をなくす」というタイプだから、ツボつかれる人がたくさんいそうな気がします。

しかしレイプの扱いが軽いなー。
レイプってかなりの大事件だと思うんだけどw

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やっと読めました。

恋人になるまでと、その後の二人の話に構成されていました。
前者は早くに読み終えていたのですが、なんというか二人気持ちの流れが今ひとつ不鮮明で今ひとつ面白さを感じられなかったので、後者を読むのを棚上げ状態にしてましたが、今日やっと読み終えました。
前者よりも千央の気持ちが細やかに表現され、感情移入ができました。なぜそんなに雷を恐れるのか、なぜ恋人になりながらも啓吾に甘えることができないのか、その辺のことが書かれウルウルしました。
この人の話はやっぱり泣かせられるな・・・。

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