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あの日、ひまわり亭にて「イケメン四人と甘々シェアハウス」番外編

anohi himawaritei nite

商品説明

文庫発刊記念・コミコミスタジオ限定特典書き下ろしSSペーパー
本編中、睦月と同僚医師がひまわり亭で食事をした日の話が睦月視点で描かれています。

作品情報

作品名
あの日、ひまわり亭にて「イケメン四人と甘々シェアハウス」番外編
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
イケメン四人と甘々シェアハウス(但コミコミスタジオ購入時のみ)
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萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

言葉って難しい

本品は『イケメン四人と甘々シェアハウス』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

睦月視点で、本編中で一二三が誤解した
ひまわり亭での会話に絡めたお話です。

某日、睦月は同僚の女医に誘われて
お気に入りのひまわり亭でランチをします。

そこで睦月は
女医に指摘された「いい人」を
「空気みたいな人」と表現します。

睦月的には
一二三を「なくてはならない人」と
言ったつもりでしたが

女医にはリア王のコーデリアに例えて
睦月の言い方は褒めていないと
指摘されてしまいます。

睦月もまずかったと気づくのですが
その時たまたま一二三が
ひわまり亭を訪れていて
睦月の発言を誤解しちゃいます(苦笑)

そしてそれ以降、
一二三は睦月にとても優しくなります。

しかし、その一二三の変化に
睦月は一抹の不安を覚えていました。

過去にもどこかで
味わったような感覚だったのです。

もっときちんと話をしないとと思いつつ
睦月は目前に迫った学会準備に奔走し
そのまま南アフリカに向かってしまいます。

帰ったら一二三とうんと話をしよう

しかし、
学会を終えた睦月がお土産について
一二三に投げたメッセージもコールも
楓荘の面々からも返信がありません。

睦月は自分が感じていた不安が
どこで覚えたのかを思い出します。

家を出て行った母が
睦月に向けたものと同じだったのです!!

勘違いであって欲しいと願う睦月でしたが…

B5版ペーパー両面、
一二三が誤解した後の様子を
睦月視点で描いたお話になります。

ひまわり亭の一件は
本編で2人の転機となるのですが
その時の睦月にはそんな自覚はありません。

睦月の不安は的中しますが後の祭り。
睦月は言葉がうまくないのですよね (>_<)

子の誤解が2人の転機になるので
それはそれで仕方がないのですが
本作を読むとやっぱりかなり残念かな。

結果的に本作は
風早の国まで一二三を追っていった睦月が
夢の中で改装した過去という顛末ですので
何がどう変わるというものではありません。

睦月視点の本作は
本編の行間を埋めるように
その時の睦月の様子が描かれているので
合わせて読めたのは楽しいかったです。

2人が幸せだからこそ
読めた番外編かなって思います。

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