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内容は完全にコメディー。
倒産危機に面したシリアス展開な筈なのに笑わせてきます。
テンポよく話が進む場面は面白かったです。そのぶんサーっと流して読むのがいいかなという印象を受けました。キャラのわちゃわちゃした掛け合いがハマります。叔父さんの口の滑らせ具合、開き直りもなかなか。
話は面白かったのですが、いつも読んでいる文章と違ったのでなれるまで読みづらかったです。(この作者様の話は初めて読んだので他作品はわかりませんが)
モノローグで話が進むため、モノローグの間に長いセリフが入り、セリフ後にモノローグの続きが突然くるので「なんのことだっけ?」となることが多々ありました。掛け合いどきのモノローグは集中させてくれという気持ちにも…。
こちらの作品はドラマCDも聴いたことがあるのですが、CDの方がおすすめです!
全部で3冊あるシリーズの一巻です。
この作品、実は100冊以上ある日向著書でシリーズ中、ベスト5には入るかもってくらい好き。
一巻で好きなのは始まりや出会いのシーン。
ホテルでやっと好きになった相手と初夜の場面から始まりええ~!?な展開に。
あらすじにはあるけど当初、運命の相手と思われる人物は別の人。
肝心のお相手との新たな出会いに胸が躍りますw
失恋したら新しい恋はBLに必須です!
なにより好きだったのが傲岸不遜・格好イイCEOもそうだけど主人公の拓巳。
爽やかで色気も気風もあるけど、口が悪くて見栄っ張り。
しかも童貞。
いろいろな経緯で男としてはコンプレックスを抱える不憫な青年でした・・・涙(笑)
倒産寸前の会社の経営立て直しを依頼されて嫌々就任した義岡。
セクハラを堂々と称して拓巳に迫ります。
実はほとんど恋愛経験が無い主人公、ホントのことが言えないまま張ったりでセクハラされ彼の部下として働きます。
そのうち凄腕のCEOとして義岡の働きぶりに、次第に男としても仕事にしても気持ちが傾いていくのですが・・・
三冊あるので一冊完結というわけでもなく上・中・下といった内容。
とはいえ一冊目で読み応えアリ、かといっても続きが気になるので2冊目までは必ず読みたくなります。
読者の心理をうまく突いてますね~。
一冊目では、失恋のもとになった会社の行方、いかに拓巳が義岡に対し恋していくのかが見どころです。