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表題作恋愛不器用

専務・世良英影
営業四課・鳴沢真樹

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  • おまけ

あらすじ

無実の横領の罪に問われた真樹は、見逃す代わりに自分のものになれと上司の世良に提案され、彼の望むがままに身体の関係を持つようになる。月に数度、ホテルに呼び出され、世良の都合のいいように抱かれる真樹。だが、セックスの後、いたわることもなく立ち去っていく世良の後ろ姿を見送るうちに、だんだん身体の関係だけと割り切ることが難しくなっていく。自分の気持ちの変化に戸惑いはじめたある日、自分によく似た男と世良が楽しそうにしている光景を目撃して…。

作品情報

作品名
恋愛不器用
著者
ひじり聖 
イラスト
みささぎ楓李 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアノベルズ
発売日
ISBN
9784775504130
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
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評価数
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平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

不器用同士の恋愛

地味で大人しい受けが攻めから虐げられるままで終わらず、逆襲に立ちあがる話です。

専務・世良英影 俺様ヘタレ攻め×営業四課・鳴沢真樹 地味眼鏡健気受け
真樹は大人しくて真面目な性格を利用されて、会社ではいじめと嫌がらせを一身に受けていた。
身に覚えのない横領の罪を着せられて、世良のものになれば見過ごしてやると取引をもちかけられる。
理由を聞けば、気を使わずに済む相手が欲しいだけだと言われて、関係を持つことになるのだが……。

社内苛めといい、真樹に対する扱いや境遇が過酷で、それだけで切なくなります。
脅迫から始まった関係ですが、地味な真樹に付加価値を初めて認めてくれたのが世良。
そんな関係に温もりを感じるが、世良には都合がいい相手と思われているだけで。
更なる追い討ちが、自分はただの身代り疑惑で。
そこで虐げられるだけの存在では終わらずに、攻めへの復讐の為に立ち上がるという設定が珍しかったです。

ただ、そこからの攻めへの逆襲に爽快感を感じるどころか、慣れないタイプの子が無理をしている痛々しさがあって、物悲しかったです。
おまけまで読むと、受け攻め共に本当に恋愛不器用同士なんだなという感じがよくわかります。
受けだけがわからないのではなく、読者にも攻めの本当の気持ちがわかりにくかった気がします。

エロ:★3 普通
総合:★3 地味受けの逆襲という設定が珍しかったです。

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