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表題作禁じられた遊戯

稲村弘庸(いなむらひろのぶ) 中学時代の同級生
鷺樹莉杏(さぎじゅりあん) 別れさせ屋(24)

その他の収録作品

  • あとがき
  • おまけ

あらすじ

中学を卒業して十年。同窓会の案内状に綴られた初恋の相手『稲村弘庸』の名に惹かれ、美貌の青年鷺樹莉杏は思い出の地を訪れた。大企業の若社長として魅力を増した稲村に樹莉杏は惑い、甘い誘いに唇も、肉体すらも奪われ…。「ずっとお前が好きだった」そのうえ、両想いだとわかれば、あとは真っ逆さまに堕ちるだけ!!だが、樹莉杏は『一夜のアヤマチ』と自分の想いを偽り、稲村から目を背けなければならなかった。その成熟した肉体に秘められた、素直に彼の胸に飛び込めない理由とは。

作品情報

作品名
禁じられた遊戯
著者
日向唯稀 
イラスト
如月弘鷹 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434044786
2.5

(4)

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萌々

(0)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

胸キュンのアダルトラブ

日向作品中かなりロマンチックで好きなお話です!!
前作『別れや本舗』にリンクしてますが単独でも充分読める内容です。
人と人との縁を切る「別れさせ屋」という特殊な裏の顔をもつ鷺。
恋愛のプロともいえる彼が中学の同級生に再会し、素の自分にもどって恋に堕ちていく姿はたまりません!
再会した稲村の男前な一途さにそりゃもう胸キュンでしょ~。
魅かれているのに素直になれないとか切ないです。しかしほどよくギャグもあり、楽しめます。
中学時代の回想シーンにめちゃトキメキました。青春時代のわずかな邂逅とか素敵シチュエーションが素敵萌えです!!
うらやまし~
若き社長の稲村の立場や「別れさせ屋」がここでもスパイスとなってストーリーが単純でないのがまた面白いっ。
月9バリのラブドラマですよ~

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『別れさせ屋』の意味あるの?

『別れや本舗』のスピンオフになります。
前作の攻・幸太郎の仕事(別れさせ屋)仲間である樹莉杏(受)編。

こちらでは、樹莉杏は中学の同級生・稲村(攻)の専属通訳・翻訳者として派遣されてる立場です。

これ、単に樹莉杏が『裏で別れさせ屋をやってる』という設定というか肩書きだけで十分だと思ったんだけど。

『別れさせ屋』としての仕事をしてないからどうこうではなく、強引に『別れさせ屋』を絡めたことで、ストーリーのバランスが悪くなったとしか思えませんでした。

『裏の顔を持ってる』樹莉杏が、同窓会で再開した初恋の相手と~と言う部分は面白かったんですよ。
でも、終盤樹莉杏が襲われてからの『その犯人は・狙いは・依頼人は』の流れの慌ただしさというかいい加減さには呆れました。仕事仲間の女性の台詞で『犯人は誰それで動機は何々。始末は~』って説明してオシマイか。
あんなにあっさり片付けるくらいなら『別れさせ屋』設定関連を無理に突っ込む必要なかったんじゃないの?

う~ん、なんとも纏まりのない作品だとしか感じませんでしたね。ラブ面だけならそう悪くないから残念です。

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