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表題作淫らにふしだら

海藤 史音(海藤HD社長ご子息)
鳥羽 燿(海藤の教育係)

その他の収録作品

  • 淫らに淫ら(描き下ろし)
  • 電子限定おまけ「ウサギと亀」
  • カバー下おまけマンガ2P

あらすじ

父の会社の御曹司である海外育ちの海藤は、勉強のため入社した日本の企業で美貌の社員・鳥羽に一目惚れ。鳥羽を教育係りに指名し、出会ったその日から猛アタックを開始するけれど、顔に似合わず毒舌で不愛想な鳥羽は超塩対応で取り付くしまもない。困り果てていたある日、海藤は会社の会議室で男と絡み合う鳥羽の姿を目撃してしまう!! 問い詰める海藤に鳥羽は「セックスしたそうだからやった。お前もどうせ三か月も経てば去っていく」と意味深な言葉を言い放ち…!?

作品情報

作品名
淫らにふしだら
著者
上川きち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344843257
3.1

(12)

(1)

萌々

(5)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
34
評価数
12
平均
3.1 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数3

何を着るか?それはどう生きてるか問題


秋のリンクスフェアで特典欲しさにアニメイト飛び込んでこちらを購入しました。エピソードのうち最終話だけ、雑誌連載で読んでいたことに気づきました。
これは買ってよかった!フェアって新しい作品との出逢いでもありますね。

口絵開いてすぐ致してます!!!!!
買ってすぐ我慢できなくて、フリーペーパーをカバーにして、電車の中で読んでいたので、思わず隣のひとに見えていないか確認してしまいましたっ!

タイトルに誇張なし!最初から淫らにふしだら!!!!!!!!!!!!!



攻めの海藤くんはイギリス生まれ、アメリカ育ち、海外の大学でMBA取得、父親は大企業の社長、修行してこいと送り込まれた外資系ファンドで、受けの仕事できてるクールビューティ鳥羽さんと出逢います。一目惚れして猛烈にアタックする海藤くんですが、身体は許してくれても心まで許してくれない鳥羽さん。

鳥羽さんは過去、ファッションや生活態度をダメ出しされ続けて去っていった恋人に心を痛めていたのです。

鳥羽さん、会社ではもちろんスーツでかっこよくキメているのですが、普段着がめちゃサイケなんです。わたしは好きですね、こういうファッション。柄on柄です!

その時の流行ではなく、あるブランド、あるスタイルをこよなく愛しているひとはそれが生きる哲学なので、それを否定されることはそのひと自身を否定することになるので、鳥羽さんの心の傷が痛いほどわかりました。

海藤くんと鳥羽さんのだんだん近く関係性を中心に進んでいくので、鳥羽さんの過去のエピソードはあまり描かれていません。わたしはそこがよみたいなーと思います。上川先生いつかぜひお願いします。

最後に言っておきたいのですが、海藤くん、おぼっちゃまの割に海外育ちだからか家事に長けていて、鳥羽さんのことを胃袋から掴んでいくとがすごいいいなーと思いました。

自分のファッションに自信を持ちたいひとに是非読んでほしい!!

1

楽しく拝読できましたが……

1話目でキャラ設定がよく理解できず、何度か読み返しました。もし、単話で読んでたら1話で断念したかもしれません。

まず、海藤くんの設定がなかなか理解できませんでした。登場の感じだと御曹司で俺様的なワガママタイプかと思いきや、御曹司キャラながら常識人だし紳士だしワンコ系だし……いや別にそれが悪いとは思ってません。こういうキャラなのね、と理解できてからはとても楽しく読み進められました。
鳥羽さんのキャラも独特でしたね。非常に美人なのと、普段とのギャップが特徴だと思いますが、過去のトラウマとか、淫乱キャラとかはあまり丁寧に掘り下げられてなかった気がします。

キャラ設定の細かなところをあまり気にしなければ、すれ違いがありつつもハッピーエンドという、王道系ストーリーですので、私は楽しく読ませて頂きました。絵もキレイだし、エロシーンも美しかったです。
途中で海藤くんの従兄弟と幼馴染が登場しますけど、これ、描きわけがほとんど出来てないような……せめて服装だけでも特徴変えて欲しかったです。

1

彼氏が DQN だったなら。

上川きち先生の所謂会社社長、御曹司ものは、『菅波ホールディングス・グループ』という一大勢力があるのだが。(詳しくは、「発情獣の躾け方」に相関図(=勢力図)があるよ!)
海藤HDグループとは、菅波HDグループに負けず劣らず、巨大なコンツェルンらしい。
以前の作品中にその名が出てなかったかな? と、「シークレットルール」とか、諸々読み直してしまったよ。うん。出てこなかった。丸っきり新しいグループらしい。
だとすると、『菅波HDグループ』の色々スピンオフが良く出来ていて楽しかったので。
もう似たようなのは要らないかな、って思ってしまった。

という、先入観を抜きにしても。これはなぁ〜。ちょっとお粗末な気がしました。
その海藤HDグループの御曹司が社会人経験として、いわゆる「預かり」で、関連会社に勤める。
一目惚れした鳥羽を自分の教育係として、逆指名をして、御曹司パワーで、それを認めさせる。
そもそも鳥羽は貞操観がゆるいので、アッサリ受け入れる。
しかし、貞操観ゆるめの人あるあるで、なかなか恋人に昇格させて貰えない。
焦れた御曹司が、鳥羽の自宅に突撃訪問すると、出て来た鳥羽の私服は DQN だった…⁈
鳥羽のこの趣味の為に、散々恋人に振られたという。
分かるんだよ、これはメタファーで、愛しているなら、その人を『そのまま』で受け入れること。
彼の自由を非難したり、変えさせようとしてはいけないし。
そもそも人を服従させようとするのは愛では無いこと。
これまでの恋人が出来なかったこと、ただ受け入れるということ。
を、御曹司である海藤はスルリと、こともなげにやってしまう。
彼はヘタレなんだけど、そこらへんはやっぱりスパダリみ溢れる育ちの良さ、なんですよね。
しかしなぁ、今回のコレ、DQN 云々は、内容が内容だけに、あんまり面白くはなかったかな。
第一、海藤は「着こなしてますね。」などと言うけども、いやいや変だから‼︎
せっかく目が肥えていて、美形なんだから、鳥羽には派手な服もマジで着こなして欲しかった。
フツーの人は着れないけど、鳥羽さんはカッコいい!みたいな。
ダメか。カッコ悪い君でも愛さなくちゃ♡ が、テーマだものね。
エロは通常運転です! トーン薄め。修正免れ。結合部結構見せてます!

電子限定おまけの「ウサギと亀」が気に入ってます。
その解釈はいい! 新しいし、すごくいい!と、思いました。

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