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MR(メディカル・リプレゼンタティブ)って
医療情報担当っていう意味だと知ったw
平たくいえば製薬会社の営業マンなんだけども
営業スマイルもよく内面もまっすぐな受けはゲイ。
それなりに遊んだ経験もあるけれど
いつも恋をするのはノンケ。
告げられない想いを胸に小児科医の喜多野に恋をする。
そんな慎司を同僚でバイで元カレがフォローしたり起爆剤になったりv
MRという職業を舞台にしてますが
そんなに小難しい仕事ネタは絡まずさっくり読めました。
小児科医の攻めが穏やかで人の良さそうな感じですが
エッチのとき自分は名前で受けを呼ぶのに
自分のことは「先生」って呼ばせるとことかエロいなこの小児科医v
と、非常にニヤニヤしました。
なんかすごいインパクトがあるシーンはないのだけども
ニヤニヤvできる作品。
挿絵は、山田ユギさんが描かれてまーすv眼福ですよv
『挿絵で楽しむ山田ユギフェア』続行中です。
今回もユギ先生のお陰で新しい作家さんの作品にチャレンジできました。
小児科医と製薬会社のMRのお話で
MRの外村がずっと片思いしているのが
ノンケの小児科医・喜多野なんですが。。。
この喜多野ってのが
医師としても真面目で優秀、誰にでも優しくて
しかも、学生時代はラグビーをやってたり
麻雀もなかなかに強い、という
非の打ちどころのない完璧な男なんですよ!
しかも眼鏡だし!(←あ、これは個人的趣味かw)
ユギさんの描く喜多野がまた渋くてかっこよすぎ!
38才という年齢に似合った渋みと優しげな眼差しにドキドキ!
徹夜マージャン明けの無精ヒゲの生えた顔がまたいいw
しかし、この人ノンケだし
外村の想いがそう簡単に通じるわけないな、とか思ってたら
外村の真剣な気持ちを受けて、ちゃんと考えてくれて。。。
つか、ここまでくると出来すぎじゃね?って思って
何か大きなどんでん返しが待ってるのでは?と
別の意味でドキドキしながら読み進める羽目になりましたw
結局は、そんな事もなく
外村の同僚の佐竹や茅野に多少引っ掻き回されたりしながらも
最後には、これ以上ないほどのバカップルが成立して
ちょっと物足りなかったかもw
でも、最初から最後まで乙女のような思考の外村も可愛かったし
いざエッチになった時の何気ない喜多野のセリフもエロかったので
王道なシナリオでも満足でしたw
つか、マジヤバイな。。。
もう、ちょっとオヤジ入ってる人にしか萌えなくなっちゃったのかなぁ。。。w
外村慎司は、MRである慎司の取引先である小児科医・喜多野である。
優しい笑顔に惹かれて片想い歴はかれこれ一年。
けれどノンケである喜多野と結ばれる可能性はないと慎司は最初から諦めモード。
せめて、片想いの楽しさだけでも味わおうと些細な喜びを噛みしめる日々。
けれどある日、喜多野から「君の気持ちに気づいているけれど、嫌じゃない」と言われて……
という話でした。
このじ本のポイントは、叶うはずのない恋だと思っていた恋が、いきなり可能性が出てきて、でも仕事関係で悪い噂を流されて、やっぱりもうダメだと思ったら、うまくいっちゃったという慎司のおろおろ感を楽しむところです。
慎司はちょっと喜多野を神聖視しているところがあるんですが、実は喜多野はそんなに綺麗な大人じゃないです。多分、ちょっと黒い。
それなりにもの慣れている慎司だけど、恋愛に対しては照れ屋で奥手で、ちょっとネガティヴで、そんなところを楽しむ話だと思いました。
社会人の初々しい恋の話がお好きな方はぜひどうぞ。