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表題作だまって泣いているのです

志野,生徒
加持,先生

同時収録作品恋のナックルボール

楠木,先生
不破,元プロ野球選手

同時収録作品今日も明日もあさっても

青崎友吾,学生,17才
神尾蓮二,酒屋を経営

同時収録作品ちょーだいナ

仙波,学生
来間,喫茶店経営

同時収録作品そんじょそこらの男

長谷川,小学校教師
中村,生徒の父親

同時収録作品オレの女房にゃヒゲがある

降矢吾朗,スーパー店長,28才
小田島千昭,製麺会社の配達員,28才

その他の収録作品

  • おまけ。
  • フリートーク

あらすじ

授業をサボっていつものように体育館倉庫で昼寝していた志野は、そこで体育教師・加持の秘密の行為を目撃してしまう。
それ以来加持が気になって仕方がない志野だが・・・?
年上の男性に恋焦がれる少年達の切ない恋と性を描いたラブストーリー6編と書き下ろしを収録した最新作品集。
(出版社より)

作品情報

作品名
だまって泣いているのです
著者
内田かおる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784812461914
4

(29)

(13)

萌々

(5)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
118
評価数
29
平均
4 / 5
神率
44.8%

レビュー投稿数11

甘々

全部で6つの短編が収録されています。
『オレの女房にゃヒゲがある』は単行本『ヘイ!ドクター』に収録されているお話の続編になります。
『ヘイ!ドクター』を読んでなくても大丈夫だと思いますが、読んでいた方が2人の関係性はよく分かると思います。
内田さんの作品に期待できるガタイのいい男性が一杯います。
年下攻めも沢山いるので、そういうのがお好きな方にはとても合う作品だと思います。
髭や長めのボサボサの髪のせいもあると思うのですが、内田さんが設定されている年齢より老けて見えるキャラが多いかもしれません。
甘々なカップルばかりで、ストーリー的には安心して読める作品ばかりでした。

0

要するに包容力

ガチムチ受けが苦手だった頃もあるなんて遠い昔のようですけども
魅力を知ってしまうと戻れないものですね…。

高校の体育の先生、元プロ野球選手、酒屋の店主など
そりゃもう見事なまでの筋肉が勢ぞろい!
そして体毛ね、こちらも越えてみたらイイんですわ。
みんないい年したゴツイおやじなんですけど喜怒哀楽がいとおしいんです。
年下の男に絆されちゃったりして
心もカラダも受け入れられる包容力のデカさですよ!!
やっぱり普通の感覚からしたら(語弊があるかもしれませんが)
こんなゴツイおやじ達が抱かれる側なんて想像も出来ないでしょうけども
だからこそのギャップ萌です。
人生で色んなことを経験してきてからの恋、戸惑いもある中で
熱く肌を合わせ感じてしまう素直でいやらしいカラダ……いやぁたまりません。

もう少し長めに各話を読みたくて正直なところ物足りなさも多少あったので萌評価ですが
性癖としては神に近いです!!

0

読んで良かった!

内田かおるさんの作品は、始めに「飴と鞭」を読みまして、
正直あんまり受け付けなかった作家さん。
お話は好きだったんですが、「飴と鞭」はどうしても1話目のSMが受け付けられなくて、
筋肉もりもり、体毛もりもりの絵が更に受け付けない度を増してしまい、
もう内田かおるさんの作品はいっかな〜と思ってたんですが、
どこかでこの作品のおすすめの書き込みを得まして、
これだけは読んでみようと、ずっと気になってたこの作品。
あの筋肉もりもり、体毛もりもりの世界が少しは減ってるかなー、大丈夫かなーなんて思いながら読んだのですが…
面白かったー!
やっぱり私にはあのSMの世界が早過ぎたみたい。
今回はあの筋肉もりもりも、体毛もりもりも全然気にならなく、
むしろこのおやじ達が可愛くて、愛らしく映りました。

やはり表題作、一番好きだったかな。
正直読み始めは「飴と鞭」トラウマで少々ビビリましたが、
そんな事なかった。
たまたまの偶然で関係を持ち始めた2人ですが、
関係持ち始めた時点で、お互いが相手を愛おしく思ってるんですよね。
その気持ちから出てしまったであろう先生の一言から関係がぎくしゃくしてしまうんですが、
最後、ハッピーエンドになって良かった。
つくづく先生の秘密を見たのが志野で良かった、
いつまでも先生を大事にしてあげて欲しい、
幸せになって欲しいと思うお話でした。

2話目は、本っ当!不器用な元プロ野球選手と、
自分が顧問をしている野球部の生徒の為にと真っ直ぐな先生のお話。
これは「飴と鞭」にその後の2人のお話が入ってます。
最初「飴と鞭」で読んだ時は「なんなんの?この話??」状態だったのですが、
いいですねー、この2人。
笑える所もいっぱいあって、ちょっと人生それちゃってきてる不破さんが、
少しづつ少しづつ変わっていくのが見てて嬉しいし、
2人が可愛い。
このお話を読んでから「飴と鞭」に入ってるのを読むと微笑ましくて。
やっぱり、これを読まなきゃダメだわっと思いました。

次は「今日も明日もあさっても」。
これも好きだった。
特に行きたい学校も、将来やりたい仕事も考えられない高校生と
彼がいつもお弁当を買いに行く店長さんとのお話。
彼は小学生の頃からこのお店に買いに来てて、
ある日、ひょんな事からここのバイトを始める事になる。
内気な店長さんと熱くない高校生。
でも段々と2人が変わっていくのが見てて微笑ましい。
最後のオチもあったかい。
いいな、こういう風にちょっとづつちょっとづつ相手と近付いていくような関係。
大好きです。

「ちょーだいナ」はそんなでもなかったかなー。
面白かったけど、そこまで印象には残りませんでした。

お次の「そんじょそこらの男」も面白かった。
先生と受け持ち生徒のお父さんとのお話なんですが、
このお父さんと娘が好き。
なんか真っ直ぐっていうか、お父さんの不器用さというか。
最後、先生がご飯作りにきてるのを、
娘がお父さんに詰問してるのが笑えました。
息子は後ろで両手をあげて喜んでるし(笑)

最後も面白かった。
イチャついている所を親に見られて、お母さん号泣。
そこから2人の結婚話が持ち上がるんですが、
こらこらおとーさん、おかーさん、
名刺見た途端にムスメ扱いって笑えるでしょ(笑)
そんなこんなでとりあえず嫁側?には認めてもらったものの、
今度は婿側、おじいちゃんに反対されてしまいます。
大企業の会長さん、おじいちゃんと孫で喧嘩が始まるんですけど、
うん!嫁頑張った!かっこいいぞ嫁!
会長に啖呵切って将来を誓い合います。
その姿に会長はほだされて…
で、このお話で笑えるのが、どー見たって見た目筋肉もりもり男が嫁って事で皆喋ってるのが笑える。
ついでに言うと読んでるこっちもそれが普通で(笑)
最後おとーさんおかーさんが、花嫁衣装の話をしてるのが
おかしくって笑っちゃって、でも嬉しそうで、
もう式場予約したのかなーなんて雰囲気が読んでて微笑ましかったです。

まだこの2作品しか読んでないのですが、
内田かおるさんの作品、はまりそうです。
これから色々探して読んでみようと思いました。

1

オヤジだらけな1冊

かおるさん名義の作品です。オヤジやガチムチやすね毛が堪能できます。内田さんの描かれるオヤジは、可愛く見えて好きです。

どのお話も面白かったけど、特に好きなのは『今日も明日もあさっても』です。弁当も売ってる酒屋のオヤジ(蓮二)と高校生(青崎)のお話です。
蓮二が人情味あふれる人で、母親が亡くなって一人の食事が寂しいと言ったり、はにかむ様子が可愛いくて悶えます。おまけに、ヘタレなのもイイです。常連だった青崎が12歳の頃から、好きだったのもキュンとなります。

表題作は、生徒と教師のお話です。ガタイが良くてガチムチなのに、エッチの時にはエロくて可愛い姿に萌えます。子供のように泣く場面では、普段とのギャップがイイです。

どれを読んでも可愛いオヤジが見れて、満足な1冊です。

1

おっさん可愛いので受けてください


本命。
本当に色(笑)と情が充実していて、愛のある作品を沢山、描かれる内田さん。気になる方は気になるのか〜とちょっと惜しい気も。確かに万人受けはしないストライクゾーンかもしれないけれど、それがどれだけ重宝されるか。可哀想で可愛いおっさんたちは、キラキラした年下攻にぐいぐい迫られるといい。
ヘタレじゃない年下攻×可哀想で可愛いおっさんといえば内田さん、大声でおすすめです!ただし可哀想の度合いとムチムチ度、毛深さ、は気軽な気持ちじゃきけん。
上手くいけばドツボに嵌る…

兎角表題作の印象が強いと思います。
あんなにえろい先生いたらどうしようですよ…
しかも原因が可哀想で。
恋に落ちちゃうのもむりないですね…!最中の先生も壮絶なえろさ、いじらしさです高校生には刺激が強すぎると思います(笑)

逆言葉責めです。逆言葉責めです…!

ああ何であんなに可愛いの…一家に一人欲しいけれど、性欲的な面で苦労するかもしれないのがおいしい!!

0

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