兄は元彼

ani wa motokare

兄は元彼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
82
評価数
20
平均
4.2 / 5
神率
55%
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784403666025

あらすじ

兄の恋には、まだ血がにじんでた。

中学生の遊の家族は平凡で無趣味な兄・学(がく)とのふたりきり。
そんなふたり家族の日常に、ある日激震が!
遊の目の前で、兄が男に殴られたのだ!
殴ったのは、有名写真家・穂高。しかも、痴情がもつれてのことらしい。
この平凡な兄と、あのハデな写真家に痴情のもつれー⁉︎

イマダの恋と、イマダニの恋が交差する、新鋭・林らいすの初コミックス!

表題作兄は元彼

国重学・リーマン
来島穂高・カメラマン

その他の収録作品

  • 兄は元サヤ
  • 兄は今彼

評価・レビューする

レビュー投稿数4

表紙買いに後悔なし!

表紙買いでしたが、最高でした!

両想いからの両片思いからの元さやです。ストーリーの中でお互いがお互いのことをずっと想っているのが伝わってきて、途中壁が立ちはだかった時期もあったけど、最後はラブラブでよかったです。大人な恋でした。

元さやに納まってからも二人が関係性を友達だと言ってるのがとてもかわいいです。あと穂高がいつの間にかお母さんポジションにいるのもほっこりします!

読んでて幸せな気持ちになれました。

1

別れのシーンが好きな作品

表紙がとっても印象的で、私には珍しくジャケ買い。
タイトルから近親モノ?とも思ってたけど、近親BLではありません。
両親がいなくて兄と年の離れた弟の二人暮らし。その中学生の弟視点からのお兄さんの昔、が骨子。
冒頭、この兄弟のバックグラウンドから、弟・遊の友達梅子、主人公の有名写真家・来島穂高の登場の流れが良くて、引き込まれる。
続く第2章が、兄・学(がく)と穂高の出会いの場面になるんだけど、学がすごくセクシーなんだよなぁ。穂高は当時画家志望で、学は建築系。2人共クリエイティブ系独特の、どこか繊細で刹那を愛するような雰囲気で。そういう空気がすごくうまく出てると思った。
で、学と穂高2人、ハマりあってたのに「家庭の事情」で突然の別れ。
好きだけど、もう会わない。
好きだから、納得してやる。
そんな2人が切ない。
そして今、弟の遊は、お兄さんが自分の為に恋を諦めた事がわかって、また穂高と会えるように色々と動きます。
……まあ結局学と穂高はまとまるわけですが。
今の学は真面目に過ごした年月のせいか、セクシーで危険な香りはもう無い。どちらかというと気弱な空気。
そこは残念だけど、穂高は幸せそうだからいいね。

描き下ろしでは、遊が大きくなってかっこ良くなってます。

ps.表紙の絵、穂高の髪がミュシャのポスターみたいで素敵と思ったけど、中の絵も同じなんで初めはびっくりした!

1

センス溢れるデビュー作

個人的に大プッシュしている林らいすさんのデビューコミックス!
すごく楽しみにしていました♪

読み終えての感想としては、
萌えとじわじわ心に響くものが押し寄せて止まない!という感じで、
読後感の良い、非常に素敵な作品だと思います。

まず何と言っても、切り口がとても良いんです。
回想や一部を除いて、ほとんどの視点が学(攻め)の弟・遊に属していて。
遊は達観している部分とくさくさしている部分が絶妙な15歳の男の子。
でも兄想いで純粋な、濁ることのない眼差しで読者を
兄と兄の元恋人の物語の中へと誘ってくれる、優秀なストーリーテラーです。

勿論、主役CPもすごく魅力的で、特にふたりの学生時代の回想は最高!
マイペースな学(現真面目リーマン)と、
芸術の才能があるツンな穂高(現有名写真家・受け)。
ふたりが出会い、惹かれ合っていく姿は運命的で、
どこか盲目的でもあるんだけど、すごく自然で...
とにかく萌えます♡(ツンな穂高のデレが堪りません//)
その分、別れの描写はリアルで辛いのですが...

学生時代置き去りにした恋を、大人になったふたりが、
遊を介して取り戻していくという過程を、センス良く描いた物語。

遊の幼馴染である梅子ちゃんを筆頭に脇役陣もイイ感じで、
台詞や心理描写も、胸にくるものがさり気なく、かつ
然るべきところに用意されていて...
物語自体が非常にしっかりしているので、読み応えも抜群!
再び気持ちを通わせた後のハッピーイチャラブシーンも必見ですよ♡

既に玄人みすら感じる林らいすさんのセンス溢れるデビューコミックス、
とてもおすすめですので、迷われている方は是非☆
評価は、次回作への期待を込めた神評価とさせて頂きます!

4

弟の目を通して見えてくる恋のお話

表紙が素敵で思わずジャケ買い。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





主人公は中学生の遊。背は小さいけれどイケメンで女の子からはモテモテ。
ほぼほぼ彼視点でストーリーは展開します。

彼は両親がいない。
母は彼が子どもの頃に亡くなり、母亡きあと、元々ろくでなしだった父親は彼を捨てて家を出ていってしまった。
そんな遊を育ててくれたのは年の離れた兄の学。
学は夜昼なく、そして休みもなく働き続けてきた。遊を育てるために。
けれどそれを恩に着せることはなく、そしてそんな兄を、遊も尊敬している。

遊には好きな女子・梅子がいます。
梅子はモデルをめざし日々オーディションを受けている。

ある日、兄宛てに一通の郵便が。
それはとある写真家の個展のお知らせのハガキ。
個展が開催されるたびにハガキが届くが、兄は行ったことはない。

そして、その写真家は、モデルを目指す梅子の憧れの写真家でもある。
という事で、遊は梅子を喜ばせるために兄に黙ってこっそりとそのハガキを持って個展を訪れるが…。

というお話。

タイトル。
そして個展の度に届くハガキ。
という事で、その写真家・穂高は学の「元彼」なんだろうな、というのはすぐに予想が付く。

養育してくれる保護者を失った弟を見捨てることができなかった学。
そんな学を、ひたすら待ち続けてきた穂高。

途中、学と穂高が出会った過去のエピソードを挟み、彼らの葛藤と、恋心が瑞々しく描かれている。

学がねえ。
勝手なんだよね。

飄々としていた穂高をマイペースに引っ張り込み、そして恋人になって。
なのに、自分の勝手で一方的に別れを告げる。

でも、その裏に隠した穂高への恋心が透けてみえてくるのでなんとも切ない。

そして穂高も。
口も態度も悪い彼が、穂高にだけ見せる「顔」が、これが可愛い…。

このお話は、主人公は遊。
なのだけれど、彼の目を通して描かれているのは学と穂高の恋のゆくえ。
年齢を重ねたがゆえに背負うものを持ち、そして素直になれない大人の男たちの恋のゆくえに、遊とともにハラハラしながら見守る展開で、最後まで目が離せなかった。

だた、ちょっと気になったのが遊の彼女(に途中進化します)の梅子。
BLにおける女子の存在というのは好みが分かれるところかなと思いますが、梅子がちょっとKYで、個人的にはあまり好きになれなかった。

彼女のサポートがあってこそ、学と穂高の恋が進展するところがありますし、サバサバ系で、こういう女子がお好きな方はいらっしゃるだろうなとは思います。うん、これはもう好みの問題かと思うのですが。

この作家さん、この作品がデビュー作なんでしょうか?
絵柄とかストーリー展開が非常にお上手で、読んでいて引き込まれました。

次回作も楽しみに待っていたいと思います。

3

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