海辺の~から読んでいる作品。
自分が初めて買った商業BLということもあり、それ以降たくさんの作品も読んできましたが、特別思い入れのあるシリーズです。
コミックスが出るペースがゆっくりなので間隔があいており、4・5巻は当時読んだときに「あれ?ものすごい急展開?」と置いてけぼりになっていたのですが、6巻が発売されるということで数年ぶりに海辺から春風5巻まで通しで読んだ上での感想です。
数年待った上で読んでいた時は、みおしゅんのイチャイチャがあまりない…寂しさを感じていましたが、続けて読んでいくと5巻は今後へのワクワク感があります。
愛深まるふたりが暮らす下町、東京。
実央は家族がいないので、北海道で駿の家族と暮らす日々は特別なものだったのではないかと。
五年間も暮らしていたらもう家族ですもんね。
その終わりがあっけなく来てしまうのと、感傷に浸る時間も与えてくれないのは駿らしいというか…。
その後実央がホームシックを引き起こしてよく泣いてしまいますが、あんまりしんみりさせると北海道から離れられなくなってしまうかもしれないと思った駿の気遣い…ではなさそうですが笑
駿パパや駿ママに実央がもう家族だと認められているのは嬉しい描写ですね。実質結婚だよ。
上野デートのパートはものすごくかわいいです…。
前日からのモヤモヤ感に駿が葛藤してるのもたまらないですね。実央がかわいいからと焦っちゃうのわかる。
手繋ぎで帰っちゃうし、ふたりは変わらずラブラブなんですよね…。
今後ふたりで暮らしていくみおしゅんの甘い暮らしが見られるのがとても楽しみです。
EDも治って、久々の夜の営みをできたら駿もウレシイネ…。
はらぺこエトランゼのエピソード、久々に実央の過去話を織り交ぜつつあまあまでとても好きです。
あのミサンガはそんな意味があったのか…と思いながら劇場版の海辺も観返していました。