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エロとろ コミック

読後の充実感のある貴重なアンソロ

阿仁谷ユイジ先生の、片栗粉をまぜたようなトロトロ感あふれる表紙に惹かれて
読んでみました。
阿仁谷先生の作品はとろっとネクターでした。いいです!
峰嶋なわこ先生の脚剃りフェチの話もよかったです。が、途中のシリアスな部分で
ギャグ絵が入って、せっかくの流れを絶ってしまうのは残念。
ヤマヲミ先生は、「セフレちゃん」のエピソードの1つでした。
コースケさんかわいい!2番目にトロ感を感じました。
そしてシュールな三角社ぴえ先生のお伽話チックなBL。世界観が独特です。
カシオ先生の、これまでの作風をさらにダーク系に掘り下げた作品は印象に残りました。
アンソロは一部の当たりとその他多数は微妙ということになりがちですが
本作は、実にバラエティ豊かで、頭から尻尾の先まであんこが詰まった
かなり貴重なアンソロです。

獄ツナ限定

あとがきで湯華さんが書いているとおり、「家庭教師ヒットマンREBORN」2次、ツナと獄寺くんのリミテッドバージョンです。
このカップリングだけをめとめた3年間の創作活動がこの本です。
3年にわたっているので、絵柄も微妙に違っていて、2006年のタッチは、ほんわかほのぼの。2007年のタッチは、ちょっと荒めの線を使った描き方で、内容もドラマチックでリリカルな感じです。2008年になると、コマ割が細かくなって、題材も日常のささいな出来事、ちょっとした勘違いを扱う内容です。
私は、ちょっと線の荒い2007年の作品が好きです。湯華さんのプライベートももしかしてかなり激動だったの?というぐらい、ストレートにせつない感情が伝わってきます。
それに比べて2008年の作品はかなり穏やかになっていますのよね。幸せな日々をすごされているんじゃないか、と勝手に想像してみたりします。
特にお気に入りの2007年「星の棺」は、ツナが十代目を辞めると言い出して、それを思いとどまらせるために、冬の海に指輪を放りなげます。発言を撤回してくれるなら、海に飛び込んで探してあげようというのです。十代目のためなら、冬の海に飛び込んでもいとわないという、獄寺くんの痛いくらいの気持ちが、冬の光とクロスオーバーして萌えさせてくれます。そのあと2人で旅館に泊まりますが、その場面もよい風情があります。
はかなさとせつなさがとても伝わってくるこのコミックスを代表するような作品です。
獄ツナファン以外の方もぜひ読んでみてくださいね。

ジャケ買いしました

先生のイラスト、特に表紙の色使いはステキです。シャープだけど、やさしい。心がうれしくなってしまいます。
ブックオフでジャケット買いしてしまいました。
あらすじは
敏腕プロデューサー・大滝に見出され、バンドマンからスター俳優に成長した・山室優輝。華のある容貌で人気だが、大河ドラマ主役でコケて演技力に?マーク。そこに新人俳優・沢木十(みつる)が現れる。
プロデューサー大滝が次の原石として沢木に目をつけたことを察した山室は、沢木を手なずけようと近づき、成功したように見えたが…
BL定番のライバルものかと思いきや。途中でおやっと思わせ、ちょっと意外な展開を見せるわけです。
山室視点から描かれるストーリーは、俺様目線、自信喪失弱気ツンツン目線、そして自信を取り戻し、○○な目線というように猫の目のように変わっていきます。
ここの展開はけっこう好きですよ。
新人俳優・沢木十くんは、最初健気な受けなのかと思っていると、また別の一面を持っていたんですね。この豹変振りは、おっと!別人に思えちゃうようだけど、うぅむ。
この豹変振りをうまく表現できたら、きっと名作入り間違いなしじゃないかな。
私は、最後はハッピーでも、経過はドロドロにかきまざっちゃったほうがおいしくいただけますから。
メガネを装着したときの十くんがかなり萌え度高いです!

にぁーにぁー

切なそうな顔で見上げるニャンコの横顔に心を奪われました。
かわいいです。この漫画は、ニャンコのかわゆさが大きなポイントになっていますね。
ストーリーは、癒し系で、大きな事件は起きず、ゆったりまろやかな時間が過ぎていきますね。がっつりお肉を食べたい、っていう気分の時は、あまりおなかにたまりませんが
おいしい上品なデザートをいただきたい気分だったら、最高のスイーツです。

え、エロい

躍動感あふれるエロBLです!
出てくる人たちの白濁液も本当に飛びがよさそうです。
これまでのレビューにあるように「隷人抄」の鬼畜度がほかの作品に比べてググっとそこだけ高めです。
でもそんな鬼畜度が、私はかえって萌えてしまいました。
もしかしたら、すごいマゾっ気があるのかもしれません(笑)。
なんというゆがんだ愛でしょうか。あんな仕打ちをされたらたまりませんが、漫画として
鬼畜な表現はありじゃないかと思いました。
鬼嶋先生には、名前のごとく鬼の道を究めていってほしいと思います。さすがに全編、鬼畜はつらいですけど、お願いします。

微妙なさわやかさが

恋の駆け引きというのかな、わざとやってるんじゃなくて、成立しているところがいいです!
昴くんは悪意があるつもりはないのに、先生をぐるぐる振り回す。
そして、先生も昴くんのピュアな心を隙をついて混乱させる。
気持ち的に、2人それぞれが優位に立ったり、もてあそばれたり。
本当に行ったりきたり、で、もう一歩のところで祈願成就かと思いきや、また振り出しとか、すごい。
でも中学とか、高校の頃の恋心ってこんな感じですよね。
同級生が窓から落ちそうになったり、水道を壊しちゃったり、高校時代の瑞々しい雰囲気がうまく描かれている漫画。
読後の微妙なさわやかさが癖になる漫画ですね。
私も神評価で!

櫻狩り 上 コミック

渡瀬悠宇 

中、下巻があるんですね

貿易会社取締役 斎木蒼麿
帝大合格めざし蒼麿の書生をする 田神正崇

ち、ちょっと古いですが、今のBLを普通のアダルトビデオとすると、「櫻狩り」はにっかつロマンポルノという位置づけですね。エロがあるけど、見終わった後、あまりすがすがしい気分になれないところとか。でもそのモヤモヤ感がたまらないのです。
量産されるBLとちがって、重厚、バックグラウンドがしっかりしています。
ただし普通にアマアマなBLな好きっていう人には、胃もたれする可能性もあります。
私は、なぜかしらないけど大正時代~昭和初期というだけで、条件反射的に萌えてしまいます。耽美でエロスな雰囲気が出ますよね。
でも実際、記録写真などと見ると、実際に生きていた方たちはあまりイケてないのですが(笑)。
櫻狩りは、うまい具合に大正ロマンを漂わせながら、今っぽい要素をわからないように配合しています。
主従、健気、大金持ちに拾われる健気な少年…BLで一般的にあるパターンとはいえ、ちゃんと計算して描かれているので、ついつい世界に引き込まれます。
登場人物もそれぞれ過去に秘密を持っているようで、いったいどのようにふく線を回収していくのか、う~ん、とても楽しみです。
そしてラストは、これからいったいどうなるの? という一番いいところで終わっています。また1年待たないといけないなんて~。この間に自分で勝手にストーリー考えちゃってだめなんです。あまりに期待が膨らみすぎちゃうんですよね。このコミック界にはびこる1年発刊サイクルってどうにかならないんですかね。私の期待以上の展開よろしくお願いします!


あらゆるフェチが詰まった恐るべき作品

某アニ○イトでかなり売れているような気がしたのと、BLでは異色、かつ男くさそうな絵に惹かれ購入しました。
内容は、ぶっ飛んでいます。というか、作者の趣味全開な異様なパワーが感じられました。
まずが学ラン、ボクサー体型で腹が割れている少年はよいとして、
ブリーフとトランクスのこだわりがすさまじいのです。やはりディティールを丹念に描いているのはこの方面に需要があるんでしょうね。ブリーフの中で夢○してしまうシーンなんて、これまであったでしょうか。ブリーブもゴムの部分まで丁寧に書いているので、ものすごくリアル。これって絶対女性だけを狙ったものではないでしょう。
そして作者は体液にもこだわりを見せます。血反吐、精○はもちろんですが、下呂に異様な執着をします。なんと嘔○シーンが4回も。これはめちゃくちゃカルトなBLです。
と、ここまでストーリーには全然触れていませんでしたすみません。
ストーリーは10代の高校生が有り余るエネルギーを男×男にぶつけてしまうという、まぁありがちな展開ではあります。本当にヤルことしか考えていない。これでいいのでしょうか!?ボクシングをあきらめた青木君が、不良に絡まれていたところを助け出し、そのまま助け狼になって即H!こういうインスタントなところがよいです。そのあと青木君は立場が変わって○○されてしまうわけですが。
しかしその描写がリアルなのです。ここまで描かなくてもという読者はいるはずですから、まぁ読む人を選ぶ本ですね。しかし作者は自身のフェティッシュな趣味をここまで昇華したわけですからすごい!すごい!こんな風に局地的なマニアを狙い撃ちしていってくれるとさらにBLの幅も広がるのではないでしょうか。

よいんですけど

名門校の不良グループ?を更正させるためにやってきた執事教師、薪枝。イギリスの執事養成学校を主席で卒業して財閥に仕えていた経験を買われ教師になったのであった。
ありそうで、ぜぇったいないフィクション展開ですが、馬鹿馬鹿しいことを本気でするのが天城さんのいい?ところです。
世良くんはグレてるけど、全然悪そうに見えません。乙女として育てられているせいか、薪枝を好きになっていくほど、絵が乙女な絵になっていくのでした。執事教師はもっとクールだったほうがよかったかも。世良の誘い?に簡単にほだされすぎです。
そして同時収録されている「社交男子」ですが、こちらはメガネをはずすと強気になるという有名ゲームと反対の設定の攻めがでてきます。
男同士で社交ダンス。反則で認められないのですが、ダンスを通してさらに絆を深める久保と美純。
そして、駄目押しでいい具合に当て馬も登場して、二人の愛は固く結ばれます。そしてダンスの実力のちがいから、また試練が…と思ったところでハッピーエンドで着地!
ほんとに王道すぎる展開ですが、絵がきれいなので、文句はないです。でももっとひねってもいいかもしれないなぁ。